【ダンダダン】セルポ星人とは!?能力や強さ、深淵の者との関係性や現在などについてまとめていきます。

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ダンダダンにて桃を拉致した、ターボババアに次ぐ、最初の敵となった宇宙人・セルポ星人。

そのモデルは都市伝説となっているプロジェクト・セルポに登場する宇宙人と、ダンダダンの持つ漫画の特色を示す敵となりました。

今回は、そんな色の強いセルポ星人についてまとめていきます!

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セルポ星人とは

セルポ星人とは

ダンダダンより引用©龍幸伸/集英社

ダンダダンにおいてのセルポ星人は顔がでかい七三分けの髪をした、薄気味の悪い成人男性のような姿に擬態しています

常に不気味な笑みを浮かべ、黒目で発光すると色づく、不気味な容姿をしています。

その本来の姿は、例えればペガッサ星人とダダを合わせた、唇を生やしたような、見るからに宇宙人とわかる姿と揶揄される程に不気味な容姿をしています。

しかし地球人に対しては基本は敬語で話し、また無個性と思われる姿も、個体によって瞳の色が異なる特質があります。

でもやはり宇宙人なのか擬態時は口を開かないまま喋る事もでき、不気味な雰囲気を漂わせる存在とも言えるでしょう。

ダンダダンの作中に登場するセルポ星人は、オスしか存在しない種族として描かれています。

これはクローン技術で個体を増やすことで、近親交配が進んでしまった結果、感情が欠落してしまったと語られています。

つまりクローン化による安定した種族繁栄を行える結果に、主としての交配機能を失ってしまい、感情を持たない個体が生まれてしまい、種族の繁栄に大きな問題を抱えてしまったのです。

感情を失ってしまうことで、喜びで得られる達成感もなくなり、また闘争本能による競争力も失われ、ゆるやかな文明の崩壊を招きかけているとも言えるでしょう。

これらの問題を解決する手段として生殖機能を取り戻すことを決意したセルポ星人は、地球人の男女を攫い、性器を研究しようと計画しました。

その標本となってしまったのが、モモだったのです。

当初、モモをサイコキネシスによって彼女の性欲を高め、手術台に乗せ子宮を摘出するつもりで彼女のことを襲おうとしてもいました。

この際にセルポ星人は自身の性器を機械に変えており、まるで拷問器じみた機械仕掛けの性器となっており、オカルンの男性器をも摘出しようとしていました。

長く連なる性器でどのように摘出するのかは不明ですが、セルポ星人の身体は機械仕掛けになっており、サイボーグ化された宇宙人とも言えるでしょう。

セルポ星人はクローンで個体を増やしていたことで、肉体の免疫力や身体能力の低下を招いてしまい、結果として肉体の退化による弱体化を招いてしまったと考えられ、肉体を一部サイボーグ化していると考えられます。

またセルポ星人は念力を発動する際にも指に銃器のようなモノが取り付けられており、人工皮膚でコーティングされたサイボーグ生命体と考えるべきでしょう。

セルポ星人の元ネタ

セルポ星人の元ネタになったのは、都市伝説あるプロジェクト・セルポが土台になっています。

このプロジェクト・セルポとは、1960年代にアメリカ合衆国政府が秘密裏に行ったとされる極秘計画の名称です。

その計画とはレティクル座ゼータ連星系の惑星セルポに、アメリカ軍人12名を交換留学に出すプロジェクトの事を指します。

著名なUFO研究家らが提唱しているこのプロジェクト・セルポは、アメリカ国防情報局の元職員から情報を得たと言い、その後、世間に広まることとなりました。

プロジェクト・セルポの発端となったのは、1947年7月頃にアメリカ合衆国のニューメキシコ州ロズウェル近郊にて起きたロズウェル事件とされています。

この事件は2機のUFOが墜落したとされ、宇宙船と共に宇宙人が回収されたとされています。

その回収された宇宙人が実は生きており、その宇宙人の協力によりこのプロジェクトが実現したとされています。

無論、アメリカ政府はこの事実を認めてはおらず、荒唐無稽な話しだと否定しており、セルポ星人に関しての真義も不明のままとまっています。

ダンダダンではそのプロジェクト・セルポを基にして、セルポ星人と呼ばれるキャラを創作したとも言えるでしょう。

セルポ星人の能力・強さ

セルポ星人 能力

ダンダダンより引用©龍幸伸/集英社

作中におけるセルポ星人の強さは、その念力にあります。

この念力をセルポ星人は六根と名称しており、念力を起動させる際に腕をTの字に組んで放つセルポ式測量法とよばれる技術で相手を捉える戦闘力を持っています。

しかし念力による攻撃手段のみであり、セルポ星人自身の身体はそんなに強くはなく、むしろ地球人と同じスペックと言って良いでしょう。

サイボーグ化してはいるも、肉弾戦を想定しておらず、念力による攻撃が主体になっているために、脆弱化していると考えられます。

それら肉体的な弱さを補う為に高い技術力と頭脳は高く、月に擬態可能なUFOを始め、特殊な装置を操り、他の宇宙人にUMAを改造することも可能となっています。

またセルポ星人は単独で戦うよりも、3人揃うことで発動する事の出来る、すごいゾーンと呼ばれている念力は凄まじく、オカルンと愛羅の変身を強制解除させることもできるなど、セルポ星人念力は作中でも最強クラスとも言えますが、念力の発動時は本体は無防備になってしまうために、アシストする存在が必要不可欠となります。

一見すれば頭脳面での科学力が無敵に思えるセルポ星人ですが、地球に存在するオカルトやオカルト・・・つまり霊や呪いなどの力は解明する事ができない、未知の能力とされており、戦闘時において最も警戒すべき脅威として見られてもいます。

念力と科学力における戦闘面では脅威ではあるも、肉体的な弱さと生物的な倫理観の偏りがセルポ星人の弱点とも言えるでしょう。

セルポ星人と深淵の者の関係

深淵の者

ダンダダンより引用©龍幸伸/集英社

ダンダダンの作中において敵対勢力とも言われる深淵の者達と、セルポ星人の関係は決して良好的なモノとは言えない関係となっています

セルポ星人にとって深淵の者達は警戒すべき種族であるも、敵対することを極力恐れており、また深淵の者達もセルポ星人の持つ能力を警戒しており、技術を奪うなど、セルポ星人を敵対している一面もあります。

互いに警戒している存在ともなっているので、今後の展開においてはセルポ星人側が地球の味方になるのか、それとも敵側になるのかは、現在も不明とも言えるでしょう。

セルポ星人の現在

セルポ星人の現在は深淵の者達を警戒しつつも、オカルン達を常に狙っている状態とも考えるべきでしょう。

セルポ星人にとってオカルンとモモの持つ能力は、深淵の者達に対する対抗手段でもあり、また種族の繁栄に必要な能力ともなります。

それにセルポ6郎の存在が、今後のセルポ星人の未来に大きく関わってくる可能性も考えられるなど、大きな伏線が用意もされているので、今後のダンダダンに注目すべきでしょうね!

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