大人気バトルファンタジー「ブラッククローバー」の面白さが倍増している要因として漫画に登場する魅力的なキャラが多いと言うことが1つ挙げられます。
皆さんの中にもブラッククローバーで好きなキャラがいるのではないでしょうか?
今回はミステリアス感強めの「ナハト・ファウスト」について紹介をしようと思います。
この記事を読んでナハトのことを好きになっていただけたらうれしいです
「ナハト・ファウスト」についての内容はネタバレを含む可能性があります。ネタバレを好まない方はこちらで閉じてください
また「ナハト・ファウスト」についての内容はブラッククローバーの画像を引用させていただいております。問題がありましたら、問い合わせページからご連絡いただければ速やかに消させていただきます。(集英社/作者:田畠裕基様)
ナハトとは
ナハトとは黒の暴牛の副団長です。
年齢が29歳男性で身長180㎝の高身長、見た目は黒髪ロングのポニーテール容姿はいつも笑顔で笑っているのが第一印象、中性的な顔立ちをしています。
なんとヤミと同い年 並んでみると顔の対比がすごいですね。
性格は「厳格」自他共に厳しいナハト曰く「初めからずっといい人間が一番偉い」と言う信念があり善悪の価値観がはっきりしています。
なのでワケありや落ちこぼれと評価を受けている黒の暴牛の団員に対し「嫌い」とメンバーの目の前で言い放つほどでちゃんとしていない人に対して厳しめな意見が飛んできます。
当然団長ヤミことをよく思っておらず、口癖である「限界を超えろ」団員の中にはこの言葉を信じて強くなった者もいますが、ナハトは否定的な意見で自分の限界を超えることはできない出来ることの範囲は限られている。
と考え理想を追うのではなく今の現実を最重要に考える「現実主義」な一面を持ち合わせています。
自他共に厳しい現実主義な優等生タイプであるナハトですが、なぜ黒の暴牛副団長をしているのかなど疑問に思う人もいるかもしれませ
ん。
次の「ナハトの初登場はいつか」で後述していきます。
ナハトの初登場はいつ?
ナハトの初登場はブラッククローバー26巻「261話」です
長らく明かされてこなかったナハトの存在ブラッククローバー読者も「黒の暴牛に副団長がいたのか!」と驚かれた人も多いのではないでしょうか?
大激闘の末にスペード王国のダンテをヤミとアスタのタッグで撃破安心している所に突然空間魔法を使って現れたゼノンにヤミが捕まってしまいます。
ヤミを助けようと善戦するも戦闘後だったこともありそのままヤミを連れて行かれてしまいます。
仕方がなくクローバー王国に帰ったその夜気を失っていたアスタが目覚めてすぐに一人でヤミを救出に向かうのを無謀だと止めた人物がナハト。
その時にナハトから黒の暴牛副団長をしていることを語り理由は「ヤミが勝手に決めただけ」「魔法騎士の副団長だと便利だから」と話します。
黒の暴牛の古参メンバーであるナハトが長い間存在が明かされなかったのには大きく2つの要因があります。
ナハトは今までどこへ?
ナハトは今まで長期間任務でスペード王国に潜入調査をしていました
なので帰国後は、スペード王国の内情に詳しくバンジャンスとヤミがさらわれた理由、クリフォトの樹の情報など情報を提供しています。
今回帰国したのは、ナハトが正しさを誰よりも重んじていることを考えてみるとさらわれた二人を見殺しにすること、漆黒の三極性らの手によってクリフォトの樹と現世をつなぐことは「正しい人間の行いではない」と判断。
ナハト個人で戦っても勝ち目がない為帰国、内情を伝えスペード王国の陰謀を阻止をする為に団長らに助けを求めたと言うことだと思います。
ナハトの強さ
ナハトを他の魔法騎士と比べて優れている点は2つ「隠密行動」と「悪魔の使役」です。
隠密行動についてはスペード王国に潜入して正確な情報を集めていることが評価をするポイントになっています。
ナハトは情報収集や暗殺といった分野で最も強さを発揮するタイプであると個人的に思っています。
もう1つは悪魔の使役ができること従魔の儀という儀式を行うことで文字通り悪魔を従わせることができます。
悪魔を従わせる条件は、悪魔を遺物を用いて現代に召喚し悪魔を屈服させ契約を結ぶことで可能になり悪魔の力を100パーセント引き出すことができます。
ナハトの場合4体の悪魔と契約をしており悪魔を使い分けることで戦いを有利に進めていくことができることが戦闘においてのナハト最大の強みです。
前述している2つのことを踏まえた上でのナハトの強さは騎士団長クラスとまではいかないとしても等級で表すと「上級魔道士」の中でもトップレベル強さを持っていると考えられます。
ナハトの能力
ここでは、ナハトの魔法と使役した悪魔の能力について解説をしていこと思います。
ナハトは「影魔法」を用いて戦っています。
影魔法は、とても優秀な魔法です。
隠れる、移動する、捕獲するといったサポートをする能力が高く凡庸性に優れています。
ですが戦闘にフォーカスした場合技の瞬間火力が高くないという欠点があるように思えます。
そのことを補っているのが契約をした4体いる悪魔の存在です。
それぞれ特化した能力でナハトの影魔法を強化をすることができ悪魔と同化することを悪魔同化「ユナイト」と言います。
特化した能力とは以下の4つ
「群れ」ギモデロ、モード:カニス
獣の姿をした分身を無数に作り出すことができる。
ナハト自身ユナイトしている時は獣のような見た目をしているヤミやアスタのように氣を読むことができたとしても同一に感じてしまうほどの精巧な偽物であるが実態があり攻撃をすることができます。
解除方法本体であるナハトを戦闘不能にすること。
「剛健」スロトス、モード:エクウス
鎧を身にまとい見た目でわかるが防御力に優れています。
意味は心身ともにたくましいことを指している
そのためがダンテの重力魔法を受けながら行動ができるなど名前負けをしない性能をしています。
「俊敏」プルメデ、モード:フェリス
相手から瞬時に距離をとりたい、つめたい時に使用することが多い。
高速移動ができるので攻撃をかわす際など使い所は多岐にわたります。
「鳴声」ワルグナ、モード:ガルス
声を聞いた者の動きを止めることができる最上位悪魔にはごく短い時間しか効果がなかったことから相手強さや相性があると思われます。
また姿が人型の鳥ような見た目をしていて背中の翼で飛行することができます。
個人的な意見ですが、悪魔の力を引き出すことができるユナイトですが、体の負担が大きいというデメリットがあると考えています。
原作でナハトは一度に2体の悪魔を同時にユナイトをおこなった時死ぬ覚悟が伝わっていきました。
命をかけてまで守りたいものとはなんなのか後述するナハトの過去にその答えがあります。
ナハトの過去
ナハトがなぜ、そこまでして正しさにこだわり悪魔を憎むのかそれはナハトの過去に関係があります。
ナハトは過去、最高位の悪魔と従魔の義をおこなった際、悪魔との契約が失敗に終わりその代償として家族そして密かに憧れていた弟を亡くしたことをナハト自身の「奢りや甘さ」が招いたと考え、その当時の自分を赦せないでいるのです。
ファウスト家は代々「悪魔学」に人生を捧げてきた一族でありました。
悪魔学とは、主に悪魔のことを研究することその家に生まれたのが兄ナハトと弟モルゲン。
成長した兄弟は真逆の性格をしていました。
ナハトは素行が悪く自分勝手で人の迷惑を考えない不良でした。
長髪で髪を染めバンドマンのような見た目で当たり前ですが周りからの評価もヒソヒソと陰口を言われるほど評価が低かった青年でした。
弟のモルゲンは善人であり周りから慕われているので自然と人が集まってきます。
モルゲンは「人の役にたちたい」との思いから魔法騎士に入団する行動力があり同時に人格者であることがわかります。
ヤミとナハトこの頃からの知り合いというか悪友。
同い年ということもあってかよく捕まらない程度の悪さを一緒にしていました。
そんなナハトが18歳の時両親にファウスト家の次期当主になることを告げられます。
困惑をしているナハトだったが、気づけば悪魔の研究にのめり込んでいったのです。
「お前は天才だ、ナハト!」
中位の悪魔4体と契約を難なくこなしていく今まで評価をされてこなかったので実力以上の評価を真に受けて舞い上がってしまっていたナハト最上位の悪魔との契約で前述をした悲劇が起きます。
この過去があり現在のナハトは「死ぬまで自身を赦さない」と心に決め行動しています。
その為ナハトは不良のような人が嫌いな理由は「その時の甘かった自身と重なる」からで個人的な感想ですが同じ思いをしてほしくないと考えているのかも知れません。
また、ナハトは正しく生きる人たちを悪から守りたいその為ならば賛辞もいらないと考え日陰ものとして生きるていくことになりました。
ナハトは死亡したのか
結論から言うとナハトは「死亡していません」
最上位悪魔で冥府の支配者であるルチフェロが現代に不完全ながら体現し戦闘開始、他の魔法騎士も善戦しましたが、ヤミ、ナハト、アスタ、ユノで最終局面を迎え見事ルチフェロに勝利を収めた4人でありました。
しかし、戦いの最中ヤミ、ナハトが体を貫かれ重症にあと数分の命と諦めかけた時ミモザが植物究極魔法「花姫の夢想郷」を使い命を繋ぎました。
まとめ
今回はブラッククローバーに登場するナハトについてまとめました。
悪魔使いであることからアスタの師匠的存在となります。
ヤミがゼノンに連れ去られてアスタも読者も絶望しましたが、目の前に現れた黒の暴牛の副団長に鳥肌が止まりませんでしたよね。
ナハトとヤミのコンビは最高です。
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