ジャンプ連載している大人気漫画「ブラッククローバー」魔法が当たり前の世界で魔力がないアスタが魔道士の頂点である魔法帝を目指し奮闘する創作魔法ファンタジー。
新章準備のため3ヶ月休載しますが、連載7年の累計発行部数1700部を突破し2023年には映画化されるなど今勢いがあるマンガの1つです。
今回は作中に登場する「最上位悪魔」について解き明かして行こうかと思います。
「最上位悪魔」ついては漫画・ジャンプの内容を含みます。ネタバレを好まない方はこちらで閉じてください
悪魔とは何か?
ブラッククローバー悪魔とは?引用(C)田畠裕基/集英社・テレビ東京・ブラッククローバー製作委員会
悪魔はアスタ、ユノといった人々がいる現世とは違う別の世界で「冥府」と言うところに住んでいます。
悪魔は冥府で生まれた瞬間から5段階に分けられ最下位、下位悪魔、中位悪魔、上位悪魔、最上位悪魔に決まっているのでランクがそれ以上変わることがなく「最上位悪魔とは悪魔たちの中で1番強いランク」となります。
最上位悪魔とは何かをわかりやすくするためにまず「悪魔」について解説します。
悪魔は生まれて死ぬまでが長く、冥府では楽しみが少ないので多くの悪魔は退屈をしていて暇を潰すために下の階級の悪魔にいじめをを当然のようにするのが当たり前の世界です。
そんな悪魔たちは人間のことを下の存在と自認し、最大の楽しみは人間を弄ぶことなので全ての悪魔がクリフォトの樹を使って現世にいきたがっています。
悪魔の容姿は、全てではないが下位の悪魔は動物に近い印象です。
上位になるほど人型に近づいていく。
中位くらいになると人間と会話ができることからので程度の意志を通わせることができる人間に好意的な悪魔もいるので、全ての悪魔が人間に危害を加えることがあると言うことではないようです。
悪魔の魔力、強さですが現世では存在もしてない魔法を使うことが多く下位悪魔ですら普通レベルの魔道士では勝ち目がないほど上位悪魔ですら魔法騎士団団長以上の強さを持っています。
このことからわかるように人間と悪魔では超えられない壁があるのですが、「悪魔と契約をすることが人間には可能」です。
条件としては、お互いの同意があること、人間の方が何か代価を支払うことで悪魔の力を使う事が出来るようになります。
または悪魔をその身に宿す魔道士のことを「悪魔憑き」と言い自身の魔力が桁違いに跳ね上がり強力な魔法を使う事ができ悪魔の魔法も使えるようになります。
最上位悪魔の紹介
確認が取れている最上位悪魔の公開されている情報とともに紹介します。
ルチフェロ 重力魔法の悪魔
クリフォトの樹の1番下にいて空間魔法の悪魔、時間魔法の悪魔となら最強クラスの1体。
見た目は、額と頭に合計4本の大きツノ生えておりが全体が暗めのグレー相手を基本見下していてそれを隠そうともしない思い上がった態度に加えて行動は無慈悲で残酷な性格をしています。
作中では、ルチフェロが出てきたら世界は終わりだと言われるほどの実力者で「漆黒の三極性のダンテ・ゾグラィテス」に憑き宿主の悪意に共感していたが2回敗北の後、宿主を見限りモリスを利用して契約下位の悪魔を大量に操ることができるので重力魔法と関係ない魔法も高次元で使うことができます。
ベルゼブブ 空間魔法の悪魔
ゼノン・ゾグラィテスに憑いている悪魔でベルゼブブについて詳細は不明ですが、ゼノンが悪魔の力を100%引き出した際の桁違いのパワーアップを考えると強さは本物だと言うことがわかります。
さらに空間魔法を使うフィンラル、ランギスの兄弟とは直接対決で勝っているのを見ると空間魔法を使う者の中では最強だとわかります。
メギキュラ 呪符魔法の悪魔
「漆黒の三極性のヴェニカ」に憑いている悪魔でまるで少女のような容姿ですが、性格は悪魔らしく残忍な性格をしている人間に興味がありなぜこのような行動をとるのかなどの人間特有の考え方や自身の魔法が人間に通用するのかなど好奇心や研究熱心なところもあります。
あらゆる呪いの原点とも言われる存在なだけあって攻撃は呪いといったものが多く遅効性なものから即効性があるものまで幅広く使うことができます。
ナへマー 魔炎魔法の悪魔
クリフォトの階層の中で1番最初に出てくる悪魔の片方で漆黒の三極性よりもよりも強い攻撃範囲が広く、また魔炎魔法は魔法の概念そのものを燃やす事ができるので作中ではナハトの影を燃やすなどしていました。
リリス 魔氷魔法の悪魔
クリフォトの階層の中で1番最初に出てくる悪魔の片方で漆黒の三極性よりもよりも強い攻撃範囲が広く、また魔氷魔法は魔法の概念そのものを凍らせる事ができ、またナヘマーがやられた時体に取り込むことができおそらくナヘマーも同じことができると思います。
アドラメレク 不明
作中での露出は少ないですが最上位悪魔で戦う気が感じない幼女の容姿で何か目的があると推測されるので今後の活躍に期待をしています。
キルフグス 不明
冥府の支配者と言われナハトが契約をしようと従魔力の義を行ったのですが即後悔するほどプレッシャーを感じ周りにいる家族は死亡している。
弟によってナハトだけが生き残った作中の重力、空間、時間三体の悪魔を束ねる最強と言ってもいい存在まだ描写が少ないので今後に期待です。
アスタロト 時間魔法の悪魔
ルシウス・ゾグラティスに憑いてる最上位悪魔で見た目や魔法の使い方など詳細は不明ですが
今後重要になってくると思う悪魔なので気になる存在です。
最上位悪魔の強さ
最上位悪魔クラスの強さは単体で世界を滅ぼしてしまうほどの強さを持っていると言うのが1番わかりやすいです。
強さの比較として言霊魔法を使う上級悪魔ザグルドは、完全な体と心と5つ葉のグリモアールを奪った状態での戦闘で初代魔法帝、人間より高い魔力を持つエルフを含めたチームで苦戦をしながらも勝利しました。
最上位悪魔のルチフェロが不完全な状態でありながら現世に実体化した時、今まで出てきたどの悪魔の身体能力やタフさついては群を抜いて高い事がわかります。なぜなら腕の立つ魔法騎士とそれをまとめる団長7人が相手をしていても余裕であしらい、しかもほぼ無傷な状態でした。
有効な手段はアンチ魔法の剣でアスタが直接切ることでしかありませんでした。
これらの事柄と上位悪魔の比較から最上位悪魔は人間の常識をはるかに超えた強さを待っている存在だという事がわかります。
最上位悪魔の現在
負けることがないと思われる最上位悪魔ですが、8体のうち半分ルチフェロ、メギキュラ、リリス、ナヘナーが死亡しています。
ルチフェロ、リリス、ナヘマーはアスタのよって、メギキュラはノゼルとノエルが倒したのですが気になるのは圧倒的強者である最上位悪魔の彼らがなぜ倒されたのかと言うことこれには「冥域」と「聖域」と言う状態が大きく関わってきます。
冥域
基本的な魔法では悪魔には効果的ではありません。
ただ魔道士のほとんどは自然に関することが多く、火、水、風、岩といった4大元素をもとに自身の魔力とグリモアールの力で自然の力を強化して魔法という言葉に変えて使っています。
「冥域」というのはそれらに当てはまらない魔法のことで完全に異質、イレギュラーな存在を表す言葉であり悪魔を倒す力を持った領域と言っても良いと思います。
ヤミの闇魔法、アスタのアンチ魔法、などがこれにあたりつまりルチフェロ、リリス、ナヘマーはアスタが冥域まで至ったので負けたと言えますがこれにはアスタが悪魔付きであることが関係しています。
聖域
「冥域」が悪魔憑きなら「聖域」は精霊憑きです
ユノやフエゴレオンが精霊憑き、精霊持ちになるので悪魔を倒せる力を持っています。
メギキュラを倒したノエルは水の精霊ウンディーネと同化していました。
なので悪魔を倒すには、悪魔憑きの冥域か精霊憑きの聖域なることで悪魔を倒すことの出来る強さになります。
悪魔の目的は?
悪魔の目的は現世に自分の体で実体化を成し遂げることだと思っています。
悪魔は基本人間に憑き実体化ができません。
契約で力を貸してくれたりするだけだったのですが、上位悪魔のザグルドが500年以上かけて実体化していることや負けてしまいましたが冥府の支配者であった最上位悪魔のルチフェロやクリフォトの樹以外で実体化を考えていたメギキュラの行動を見る限り、現世に生きたり理由があると思われます。
理由としては個人の考えで話すとには冥府で娯楽がないから新しい世界に行きたい、そもそも人間は下の存在なのでいたぶりたい、もしくは別に行きたいわけでもないけど寿命が長いし暇つぶしに行きたいと考えているかもしれませんが悪魔にも感情があるので現世に行って何をしたいかはバラバラなのかもしれないと考えています。
これから連載が再開して明かされたらいいなと思っています。
まとめ
今回はブラッククローバーに登場する「最上位悪魔」についてまとめました。
休載入る前にルシウスが悪魔付きだったという衝撃的展開でビックリしました。
連載再開が楽しみが止まらないですね!
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