累計発行部数1200部超、日本のみならず87の国と地域でアニメ視聴数1位の大人気ファンタジー田畠裕基先生の作品「ブラッククローバー」ジャンプで新章準備のため3ヶ月の休載しますが映画化も決まり勢いが衰えません。新章が待ち遠しいです。
内容も面白いですが今回は漫画に出てくる魅力的なキャラクター魔法帝ユリウスについてまとめていきます。
魔法帝ユリウスについては一部ネタバレを含みます。ネタバレを好まない方はこちらで閉じてください
ユリウス・ノヴァクロノとは
ブラッククローバーより引用©田畠裕基/集英社/
アニメ制作会社: studioぴえろ
ユリウス・ノヴァクロノとは28代目の魔法帝であります。
軍事面では国王と同じ権利を持っていて国王が政治にあまり関心がないため実質的にクローバー王国の顔になっています。
クローバー王国が誇る魔法騎士の頂点魔法帝であるユリウスは気さくで捉えどころがない性格で、趣味は魔法マニアと言うこともあり変身魔法で城下をぶらつき珍しい魔法には目を輝かせたりする子供っぽい面も持ち合わせています。
その一方でアスタとユノが「どうやったら魔法帝になれるのか?」と質問に対しての答えが「実績だよ」と夢を見させることはなく現実的な発言をするユリウスのギャップもキャラの良さですよね。
成果を上げた魔法騎士には生い立ち関係なく評価を積極的に行い戦闘に置いては的確かつ迅速に未来のこともに見すえた判断をすることで個性がそろっている騎士団長の信頼は絶大です。
誰かの命令には従いそうにないヤミ、ジャックもその判断に従いました。
このことからわかるユリウスは、肩書きだけで判断することではなく実績で魔法帝になった人で上に立っても心の価値観がブレず自信を持って発言することで言葉に説得力がうまれる。
またそれだけではなく白夜の魔眼リヒト「パトリ」の戦闘で国全体に放たれた光の矢で全国民が貫かれそうになった時止めるため自身の持っている全魔力を使い相殺するなど人格者であることがわかります。
実際に国民からの人気は絶大で下民、平民からユリウスが国王になればいいとの声が上がるほどです。
実際、異国の国出身者だった黒の暴牛の団長ヤミに言葉と魔法について教えてユリウスの紹介により魔法騎士に勧誘に加入します。
ヤミはそこで実力と実績を積み上げ評価をされますが、「異国の出身ヤミを団長にするなんてありえない」と言う反対意見が多かったものヤミを信頼をして黒の暴牛の団長にします。
ユリウスなので口先だけではないことがわかりますしヤミを見つけて実力を見出すのは化け物級の先見の目があるといえます。
ユリウス・ノヴァクロノの能力とは
ユリウス・ノヴァクロノの能力は時間魔法です
ブラッククローバーの世界において時間魔法を扱う人物はユリウス・ノヴァクロノのみとなります。
グリモワールは表紙がなく始まりと終わりがわからない本がクローバ王国の上空に浮いてるという特殊な本の形をしています。
攻撃手段は相手の時間を奪う、加速させる、止めると言ったものがありさらに奪った時間をストックして使うことも可能なのでいろんな場面で応用ができます。
ここではユリウスが使っている技についてできるだけわかりやすく説明しようと思っています。
クロノスタシス
大きめなバランスボールのような球体に相手を包み込んで時間を止めることで捕縛または時の流れを加速させることで対象を殺すことができますユリウスは基本この丸い球体をいくつも作って攻撃をします。
また、マナゾーンを合わせて使うことで空中を高速移動ができてまたマナゾーンの中であれば丸い球体をどこでも発動し出す時の予備動作が少ないため回避はほぼ不可能さらにマナゾーン自体を自身の魔法で加速させることで短い先の未来を見ることができるのです。
このことから最速の光魔法を避けたりまたは相手の攻撃自体を丸い球体で囲み加速させることで攻撃を返したりもできます。
クロノアナスタシス
小規模だと自身の体にダメージがある回復魔法として使い傷を受けたところの時を戻してなかったことに出来る大規模だと国全体まで広げることが出来る作中ではこれで全国民の命を守っています。
このことから戦闘シーンこそ少ないのですが、ほぼ回避不可能の攻撃、最速の魔法でも対策をしてしまいます。
ユリウス・ノヴァクロノの強さ
実績を積み上げてきた人ですから強いのはもちろんのことなんですが、今回注目するのは内側の部分の「メンタル」です。
1、いつも余裕のある態度を崩さない部下や国民に対し明るく接していますが、魔法帝にである時の仕事や敵国の兵士が攻め込んできた時は変わって厳しい態度を見せています。
白夜の魔眼が王都に奇襲をかけてきた時優しさを見せず殺すところを見ると非情な決断も即断で決められる冷徹になれるということが言えます。
2、また戦闘では国民を守るため自分自身の命をためたいなく犠牲にしました。
この二つのことからユリウスのメンタルが強いことがわかります。
これは決して八方美人にならないこと、自国の民のことを考えて行動できると言うこと、常にポジティブなこと、困難なことでも最後まで諦めないと言うこと、言い出したらきりがないですが、メンタル強者であることは間違いではないんです
ユリウス・ノヴァクロノの正体
ユリウスの正体はルシウス・ゾグラテスと最上位悪魔の時間魔法アスタロトとなります。
個人的には信じられないくらいで最後まで味方でいて欲しかったですが実際はクローバー王国の人間ではなくクローバー王国に住みついた人物ルシウス・ゾグラテスという人物でゾグラテス兄弟の長男で漆黒の三極性のさらに上の兄に当たります。
しかしながらユリウスにはルシウスの自覚がなかったようですが自分の中に何かが潜んでいる感じがして言葉にはできない不安、恐怖といったものを感じていました。
さらに自分についている悪魔が最上位悪魔のアスタロトであり自分が悪魔であることを悟りました。
3か月の休載前に面白すぎる展開を残した田畠裕基さんには感激ですよ!
個人的にブラッククローバーのラスボスはユリウスとアスタロトの2人だと考えています。
ユリウス・ノヴァクロノは死亡したのか?
結論から申し上げますとユリウスは一度死亡しましたが、復活します。
ユリウスはクローバー王国で国民をまもるために全魔力の魔法を使用してスキをつかれて光の剣で貫かれました。
確かに傷口は血が出て口から大量に吐血していましたし、死亡する時の会話で未来はヤミたちに任せたと言っていたのでユリウス自身死を受け入れていたと個人的に考えていました。
しかし、復活に成功します。
正確には、肉体は死んでいたので体を作り替えたと言った方が近い表現なのかも知れません。
なぜそれが可能だったのかそれはユリウスが昔お忍びで旅をしている時偶然見つけた初代魔法帝とセクレが作った魔道具スワローテイルが関係しています。
この魔道具は魔法を溜め込むことが出来る機能があり、500年前初代魔法帝ルミエルとセクレがどんな人でもいろんな魔法を使えることができるようにと開発した魔道具です。
セクレの封緘「ふうかん」魔法「様々な開け閉めの概念を操る魔法」でそれが可能になりました。
ユリウスは旅の途中で魔道具を見つけ調べ魔法を溜め込む機能があることを解析その技術を使って自身の時間魔法を額の紋章のような所に少しずつ貯めることによって死ぬ時に魔法が発動するようにしていましたが、ユリウス自身半信半疑のところがあったのではないかと思います。
溜め込んだ時間は13年分だったので子供の姿でした。その際に魔法の大半を失ってしまってグリモワールも以前と比べて本でなく1枚だけの紙になってしまいましたがよみがえりに成功しました。
ユリウスが魔法帝を目指した理由
ユリウスが魔法帝を目指した理由は「ゾラ」という人物の存在からです
魔法帝になる以前は、今はないですが当時灰色の幻鹿「げんろく」の団長をしていてユリウスは時間魔法の特殊なグリモワールだったので自分が何者かまた与えたれた使命について思い悩みながら生きてきました。
そんな時に戦場で下民出身でありながら魔法騎士になったゾラと出会います。
ゾラは、他の魔法騎士が自分の手柄をとりに夢中な時、彼だけは国民を最優先で救う行動をしていた彼を見てユリウスは下民だけど魔法騎士の鏡のような男と高く評価していたのです。
しかし程なくしてゾラが死んでしまい、原因は仲間に後ろから殺されてしまったのだと楽しそうに話している貴族の話をそばで聞いて知りました。
自身貴族であるのですが生まれ持った魔力量、家柄、階級などで差別をしているクローバー王国の体質に以前から問題視をして人間はもっと可能性があり、それは無限大だと考えます。
今それについて声を上げても変わらないため声を聞いてもらうためには力、信頼、地位が必要だと思いひたすらに実績を積み上げ続けて魔法帝を目指しました。
まとめ
今回はブラッククローバーの魔法帝「ユリウス」についてまとめました。
本当に好きなキャラだったので、悪魔付きだと判明した時はビックリしました。
最強の味方が最終章で最強の敵になるという展開が最高ですね。
3か月間の休載明けが楽しみで仕方がないです。
コメント