【ボルト】カワキはラスボス!?死亡や忍術、過去についてもまとめていきます

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『BORUTO』に登場する、もう一人の主人公とも言える存在のカワキ…

彼は当初はラスボスとして登場するキャラなのではと、そう思われていました。

しかし物語を通していく中で敵となるボルトと対立し、彼の全てを奪おうとする彼の存在は、自分の幸せを求めたゆえの暴走とも取れる行動でもありました…

そんな悲劇の主人公となってしまったカワキの事についてまとめて言いたいと思います。

注意

本内容はボルトの漫画の内容が含まれます。ネタバレを好まない方は必ず閉じてください
また呪術廻戦の画像を引用させていただいております。引用に関しまして問題がありましたら、問い合わせページからご連絡いただければ速やかに消させていただきます。(集英社/池本幹雄様)

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カワキとは

カワキ幼少期


まずカワキについて改めてまとめていきましょう。

ツーブロックヘアーで、右頬に「Ⅸ」の文字が刻まれている彼は、幼少期の頃から凄惨な人生を歩んでいたのです…

外界から閉鎖された田舎で産まれ、母親はおらず飲んだくれの父親の為に物心ついた幼い頃から酒代を稼ぐ為に日々を働かされ、奴隷の様に扱われていました。

日常的な自分は無力だと、他人は裏切るから信用できないと偏った教育を受け、カワキの心は偏っていきます。

そんな毒親の父親から虐待を受けて育ち、まともな教育を受ける事が無く、悲惨な幼年期を過ごしていた彼は、大筒木イッシキの器候補としてジゲンに売り飛ばされてしまいます。

大金の為に売り飛ばされてしまい、楔(カーマ)の刻印を入れられ、強制的に人体改造処置を施され、過酷な人体実験を受ける事になります。

味方も無く、救いも無く、ただ激痛の中での日々はカワキの人生に深い絶望を与え、他者に対する不信感と憤怒だけを沸かせ、彼の孤独を加速させていきました。

いつしか世界を憎むようになってしまったカワキは、いつしか自分の世界を憎む様になったのです。

そんな彼の人生の転換期は木ノ葉の里へとナルトによって誘われた事でした…

ナルトとの出逢い

カワキをある場所へと輸送する飛行船が墜落した事が、彼にとっての最初で最後の自由を得る幸運でした。

頼る術もなく、アテとなる人もなく、ただ自由になる為だけに脱走に成功するカワキは、ただひたすらに逃げ続けていました。

ただ何処かに逃げたいとするカワキの想いは逃げたいと、自由になりたいと願う気持ちだけだったのです。

追手である傀儡を倒し続け、疲労困憊の中で意識を失った時に、飛行船墜落調査の為に訪れたボルト達に発見されたのです。

カワキは抵抗し、また追っ手を半死半生の身体で倒すなど驚異の力を見せつけた事で警戒されてしまいます。

自分に対しての敵愾心や恐怖心を感じながらも、孤独に自分を化け物と見詰める視線に耐えていた中で、手を差し伸べてくれたのは、うずまきナルトでした。

直接監視役を買って出たナルトにより、カワキはうずまき家に居候する事になります。

最初はうずまき家で問題を起こし、カワキと衝突するボルト。

ヒマワリとの関わりや、家族の温かさに触れていうちにカワキは、信頼心が芽生え始めていきます。

デルタと死闘の中で、ナルトのチャクラを通した義手を与えられ、彼に弟子入りしたカワキ。

それは彼にとって初めて親と思える優しさを貰った瞬間でもあり、二度と手放したくは無い暖かい居場所でもあったのです。

そして彼は願ってしまうのです…ボルトの居場所に自分が居たいと。

カワキの忍術

カワキとは

BORUTO-ボルト- -NARUTO NEXT GENERATIONSより引用© 池本幹雄/Vジャンプ

カワキの身体は「殻」によって改造され、科学忍具とも言える人間兵器と仕上がった事が挙げられます。

常人や忍びを越える強靱な肉体はただ頑丈であり、どんな致命傷を受けても治癒が早く進み、空腹状態では鈍化するも、どんな傷でも「再生可能」です。

また自身の身体の細胞の硬度を自分の意思で変える事も可能で、右腕を硬化強化し、武器として扱うなど、まさに兵器とも呼べる戦闘力を誇ります。

硬化させ変化したカワキの細胞は彼の身体の体積の容量を超える肥大を可能とし、例えカワキの身体から切り離されて、その硬化状態は維持され続け、周囲を圧倒します。

しかしそれ故に過剰使用を行えばオーバーヒートが発生し、極度の疲労を背負ってしまい、その為に休息と栄養補給が必要になってしまう最大の弱点を抱えています。

カワキは驚異の身体能力を備えてはいるも、忍としての修行は未経験で、ナルトの弟子入りしチャクラの使い方を学び、驚異的なまでの学習を得ています。

その忍術は以下のようになります。

まず「楔(カーマ)」は、ボルトとは正反対の位置となる左掌に印が刻まれています。

これは敵の攻撃を吸収し、またその威力を放出し、相手に向かって反撃手段として用いる事も可能となっています。

しかし完全なコントロールは出来ておらず、ほぼ無意識に「楔」と共鳴して、時空間を生み出す危険な技とも言えます。

次は「螺旋丸・連奏(らせんがん・つらね)」です。

これはボルトとの連携技となり、ボルトに「楔」の力を注ぎ込む事で、強力な螺旋丸を放出する事の出来るコンビネーション技とも言えます。

そしてナルト直伝の影分身の術(かげぶんしんのじゅつ)は、残像ではなく実態を持った自分の分身を作り出す術と、ナルトとの修行の末に会得した忍術とも言えます。

「秘術・少名碑古那(スクナヒコナ)」は、「楔」が刻まれ、イッシキの右目の瞳術が発現したと同時に得た能力です。

これは視認した物質を瞬時に縮小・復元できる能力です。

「秘術・大黒天(だいこくてん)」は、少名碑古那で縮小し、収納していた物体を異空間から取り出す術で、質量保存の法則を無視した能力とも言えます…

この様にカワキの能力は物質や質量を超越した空間を操る能力であり、それは下手をすれば最悪の兵器ともなりかねない能力ともいえます…

カワキは死亡したのかどうか

『BORUTO』の始まりは、カワキとボルトの対決から始まりました。

この二人の衝突は何を意味にしているのか?

それはこの作品の大きなテーマともなっていきました…

カワキは現在のボルトの20巻でも「生存が確認されており、生きています。」

ただこの先に彼の本当の居場所があるのかは不明とも言えます。

そして現在の彼は本当に生きているのか?

その大きな謎もあります。

カワキは確かに生きてはいるも、何か心の内のナニカが欠けてはいるのではと、作中を通して描かれていく姿は、まるで「死人の様」な姿とも言えます。

オープニングであったボルトとカワキの死闘の際に、カワキの瞳には生気は無く、ただ虚ろな化け物と化した姿が描かれています。

彼はボルトの居場所を奪い、結果的には家族としてうずまき家の一員となりましたが、それは彼の望んでいた結末なのでしょうか?

最初はボルトの居場所がほしいと願い、結果的に奪い、願いを叶えたカワキ。

しかし彼の心は死んでいきと、もしカワキは今、生きているのかと問われれば、それは生きていないとしか答えられない事かもしれません。

ボルトを失い、家族として偽りの中に入り込み、偽りの存在となってしまったカワキ。

彼の最後ははたして生き返る事が出来るのかと、彼はボルトとの和解で生き返る事が出来ると思います…

カワキはラスボス!?


カワキの現在はボルトを追い掛け、自分の手で始末しようとしています。

自分がナルトの息子として成り代わる為に、兄弟として慕っていた筈の男の人生を奪った凶行は、まさに彼の暴走とも言える行動とも言えます。

エイダの力を借りてのカワキの望んだ未来の形。

しかしそれは簡単に壊れてしまう願いの結末とも言える脆いモノでしかありません。

カワキが確実にボルトの居場所を奪い去るには、彼を殺す事しか無く、もし彼を殺す事が出来なければ…全ては破滅になってしまうと、危うい状態にいます。

あのオープニングの瓦礫となった場所は、カワキが自分の手で破壊したボルトの居場所でもあり、全てを消し去ろうとするカワキの暴走かもしれません。

彼がどんな結末を迎えるのか。

そしてボルトとの物語は、どんな結末を迎えるのか?

それを見守りたいですね…

まとめ

今回はボルトに登場するカワキについてまとめました。

カワキとボルトの関係性はナルトにおけるサスケとナルトの関係性を彷彿とさせますよね。

しかもボルトがサスケ、カワキがナルトみたいになってる。

いやそう作られている感じがしますね。

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