【名探偵コナン】は、日本を代表する推理漫画です。
作中に登場する「黒ずくめの組織」は、国際的な犯罪組織。
話が進むにつれ、黒ずくめの組織に所属する人間もたくさん死亡してしまいました。
そこで疑問に思うのは、「現時点で誰が死亡したの?」という点。
この記事では、黒ずくめの組織の死亡キャラを死亡した経緯とともに徹底考察していきます。
劇場版に登場したキャラは今回は対象外とします。
「黒ずくめの組織の死亡者」についての内容は名探偵コナンの画像を引用させていただいております。問題がありましたら、問い合わせページからご連絡いただければ速やかに消させていただきます。(小学館/青山剛昌様/トムス・エンタテインメント)
黒ずくめの組織とは
名探偵コナンより引用© 青山剛昌/小学館/
アニメ制作:ytv・トムス・エンタテインメント
黒ずくめの組織とは、主人公・工藤新一の体を幼児化させた毒薬・アポトキシン4869を開発した、謎の犯罪組織です。
所属している人間が全身黒色の服を身にまとって行動しているため、「黒ずくめの組織」や「黒の組織」と呼ばれていますが、正式な組織名は現時点では明らかになっていません。
主な仕事内容は、要人の暗殺や毒薬の開発など。さまざまな犯罪行為を行っています。
その影響力は大きく、政界や財界などの重要人物にまで及ぶほどです。
組織の目的は明かされていませんが、50年以上前から「極秘プロジェクト」を進めていることがわかっています。
真の目的や黒幕である「あの方」の存在など、黒ずくめの組織の謎が明かされていくのが楽しみですよね。
黒ずくめの組織の死亡キャラ
①テキーラ
名探偵コナンより引用© 青山剛昌/小学館/
アニメ制作:ytv・トムス・エンタテインメント
黒ずくめの組織の死亡キャラ1人目はテキーラです
テキーラは、関西弁が特徴的な大男です。
初対面のコナンを蹴り飛ばすなど、とても暴力的な性格の持ち主でした。
組織の任務で、満天堂というゲーム会社の新作発表会に参加したテキーラ。
任務内容は、満天堂の社員に会社から全世界の有能なコンピュータープログラマーのリストを盗み出させ、そのリストを大金で購入するというものでした。
問題なく取引が完了したかのように思われましたが、取引相手の殺害を企てた第三者によって、カバンがすり替えられていました。
そのカバンには、取引相手を殺すための爆弾が仕掛けられていたのです。
テキーラは、中身が爆弾だと気がつかないままカバンを開けてしまい、爆死しました。
本来ならば、その取引相手が殺されるはずだったため、テキーラは誤って殺害されてしまったのですね。
②ピスコ
名探偵コナンより引用© 青山剛昌/小学館/
アニメ制作:ytv・トムス・エンタテインメント
黒ずくめの組織の死亡キャラ2人目はピスコです
ピスコは、ジンによって殺害され死亡しました。
ピスコの本名は、枡山憲三。
表向きは大手自動車メーカーの社長で、経済界の大物と言われる人物です。
黒ずくめの組織でも、「あの方」に長年仕えており、幹部の一人でした。
ピスコは、収賄疑惑で逮捕寸前の政治家・呑口重彦の暗殺を命じられます。
呑口も組織に所属していたため、情報が警察に漏れることを恐れたのです。
杯戸シティホテルで催された「映画監督・酒巻昭を偲ぶ会」の最中、シャンデリアを銃で撃ち落とし、呑口の暗殺に成功します。
しかし、銃をシャンデリアにむけているシーンを偶然カメラマンに撮影されてしまいます。
ピスコが警察に捕まることで、組織の存在が明るみになる恐れがあると判断した「あの方」はジンにピスコの殺害を命令。
口封じのため、銃で撃ち殺され亡くなりました。
自分のミスに気がつき、カメラマンを殺しておけば、組織に切り捨てられ、殺害されることもなかったのかもしれませんね。
③呑口重彦(コードネーム不明)
名探偵コナンより引用© 青山剛昌/小学館/
アニメ制作:ytv・トムス・エンタテインメント
黒ずくめの組織の死亡キャラ3人目は呑口重彦です
ピスコに殺害され亡くなりました。
黒ずくめの組織に所属していた政治家。
収賄の疑惑で逮捕寸前の状態となり、情報が漏れることを防ぐため、組織がピスコに殺害を命令しました。
杯戸シティホテルで開催された「映画監督・酒巻昭氏を偲ぶ会」の最中、ピスコにシャンデリアを拳銃で撃ち落とされ、下敷きとなり死亡しました。
さらに、呑口が死んだ後、彼の家族も蒸発しています。
もしかすると、家族も組織に消されてしまったのかもしれませんね。
④カルバドス
名探偵コナンより引用© 青山剛昌/小学館/
アニメ制作:ytv・トムス・エンタテインメント
黒ずくめの組織の死亡キャラ4人目はカルバドスです
赤井秀一に追いつめられ、自ら命を断ちました。
キャンティやコルンと同じく、腕利きのスナイパー。
容姿や国籍、声等については不明で、作中での登場はシルエットのみでした。
ベルモットが個人的に企てた、灰原を殺害する計画に誘われ来日。
灰原をめぐって、ジョディと激闘するベルモットを援護しました。
ジョディをベルモットと挟み撃ちにし、優勢のように思われましたが、赤井秀一に両足を折られ戦闘不可能となってしまいます。
さらに、追いつめられたベルモットがカルバドスを置いて一人で逃走。赤井やジョディに捕まることを恐れ、隠し持っていた拳銃で自殺しました。
キャンティとコルンがベルモットを嫌っている理由は、カルバドスの死が関係していたのですね。
⑤楠田陸道(コードネームなし)
名探偵コナンより引用© 青山剛昌/小学館/
アニメ制作:ytv・トムス・エンタテインメント
黒ずくめの組織の死亡キャラ5人目は楠田陸道です
拳銃で自殺し、死亡します。
楠田は、キールを探すため、杯戸中央病院に送り込まれたスパイでした。
組織の中では重要な人物ではなく、コードネームも与えられていません。
当初は順調に任務をこなしていましたが、コナンに正体を見抜かれ、FBIに追い込まれてしまいます。
あらかじめ身につけていたプラスチック爆弾を爆発させると脅し、車で逃走を図りました。
しかし、自分を追いかけているのが赤井秀一だと知り、逃げきれないと悟ったため自ら拳銃で命を断ちました。
⑥宮野明美(コードネームなし)
名探偵コナンより引用© 青山剛昌/小学館/
アニメ制作:ytv・トムス・エンタテインメント
黒ずくめの組織の死亡キャラ6人目は宮野明美です
ジンに拳銃で撃たれて死亡します。
宮野志保(灰原哀)の実の姉。
組織の重要人物だった妹の志保とは違い、コードネームはつけられていませんでした。
また、5年前、組織に潜入するために近づいてきた赤井秀一と付き合っていました。
赤井がFBIの人間だと組織にバレてからは、一度も会うことなく別れることになってしまいます。
本来ならば、赤井がFBIの人間だと組織に発覚した時点で殺されるはずですが、妹の志保はアポトキシン4869を作ることができる優秀な科学者。
そのため、姉の明美もすぐには殺されませんでした。
しかし、FBIを組織に引き込み、さらには今後も連絡を取る可能性がある明美を組織がそのままにしておくわけがありません。
組織は、「銀行強盗をして10億円の強奪を成功させれば、明美と妹を組織から抜け出させてやる」と提案します。
失敗すれば妹と共に殺害するという条件付きでしたが、犯行を成し遂げた明美。
約束通り、妹と自分を組織から抜け出させるように言いますが、ジンの返答は「妹は組織から解放できない」というもの。
組織は、最初から明美だけを殺すつもりだったのです。
ジンに腹部を撃たれ瀕死の状態となった明美の元に駆けつけたコナンに、10億円の隠し場所を伝え、そのまま息を引き取りました。
⑦宮野エレーナ・宮野厚司(コードネーム不明)
名探偵コナンより引用© 青山剛昌/小学館/
アニメ制作:ytv・トムス・エンタテインメント
黒ずくめの組織の死亡キャラ7人目は宮野夫妻です
研究所の火災に巻き込まれて死亡しました。
宮野志保(灰原哀)の実の両親。
黒ずくめの組織で薬の研究を行っていた科学者です。
組織に所属する前は、個人医院を経営していました。
数年前に、研究所が火事になり、薬の資料とともに焼死してしまいました。
亡くなる直前に志保へ向けて誕生日祝いのカセットテープを用意しているなど、自分の死を予知していた点を踏まえると、ただの事故ではなく誰かに意図的に殺された可能性もありそうですよね。
スパイとして黒ずくめの組織に潜入していたキャラ
①イーサン・本堂(コードネーム不明)
娘の瑛海守るため、自殺し死亡します。
イーサンはキールこと本堂瑛海の実の父親で、組織に潜入していたCIAの諜報員でした。
娘の瑛海も、CIAとイーサンをつなぐ人物を紹介するために組織に潜入していました。
瑛海は、父に新しいつなぎ役のバーニィを紹介するため、こっそりと父親と接触します。
しかし、瑛海は服に発信器を取り付けられており、ジンに勝手に持ち場を離れたことがバレてしまいました。
近づいてくるジンの愛車・ポルシェのエンジン音に、逃げられないと判断したイーサン。
瑛海に「不審な行動をしていたため後をつけ、追いつめた。しかし、逆に捕まり尋問を受けたため殺した」とジンに伝えるように言います。
さらに、このような状況を想定し、あらかじめ用意しておいたイーサンが瑛海を尋問する声の入ったMDを渡しました。
「自分の代わりに任務を全うしろ」と言い残し、拳銃で自殺し亡くなりました。
イーサンの筋書き通りジンに伝えた瑛海は殺されずにすみ、組織での地位を築くことに成功したのです。
②バーニィ
イーサン・本堂や瑛海と共に組織に潜入していたCIA諜報員。
つなぎ役としてイーサンに紹介される予定でしたが、ジンとウォッカの存在に気がつき、自ら拳銃で命を断ちました。
③スコッチ(本名:諸伏景光)
名探偵コナンより引用© 青山剛昌/小学館/
アニメ制作:ytv・トムス・エンタテインメント
自殺により死亡します。
降谷零と共に黒ずくめの組織に潜入していた、公安警察官。
降谷とは警察学校の同期でした。また、兄は長野県警の諸伏高明です。
組織に潜伏中、公安であると正体がバレてしまいます。
当時、まだ組織に潜入していた赤井に追い詰められ、逃げられないと悟ったスコッチは、赤井から奪った銃口を自分に向け、自殺を試みます。
しかし、スコッチの自殺を止めた赤井は、自分もFBIから潜入していることを明かし、スコッチを逃がすと伝えました。
一度は自殺を踏みとどまったスコッチでしたが、何者かが階段を駆け上がってくる足音がしたため、赤井の隙をついて引き金を引いてしまいます。
スコッチは情報を漏らさないため、胸ポケットにしまっていた携帯電話ごと自らの胸を打ち抜いたのです。
しかし、悲しいことにこの足音の正体は降谷のものでした。
降谷は、スコッチが亡くなった直後に居合わせたため赤井がスコッチを殺したのだと勘違いし、ずっと赤井を恨んでいたのです。
まとめ
黒ずくめの組織に所属していた人物たちは、組織に潜入していたキャラも含めて自殺による死亡が多いですね。
自分が捕まることで、情報が漏れることを恐れていたのでしょう。
また、楠田陸道のように、逃走できる可能性があるにもかかわらず自ら死を選択するキャラもいました。
黒ずくめの組織では、捕まるのであれば自決するように洗脳されていたのかもしれませんね。
抜けていましたらコメント頂けますと幸いです
最後までお読みいただきありがとうございました。
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