「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」は大森藤ノによるライトノベル作品です。
略称は「ダンまち」で、本作品を原作とする漫画、テレビアニメ、劇場版アニメ、ゲームなどの作品がでているほど人気です。
今回はそのダンまちの主人公、ベル・クラネルについて紹介、解説していきたいと思います。
ダンまちのベル・クラネルについての内容はネタバレを含みます。アニメ派の方でネタバレを好まない方はこちらで閉じてください
また「ベル・クラネル」についての内容はダンまちの画像を引用させていただいております。問題がありましたら、問い合わせページからご連絡いただければ速やかに消させていただきます。(SBクリエイティブ/大森藤ノ様)
ベル・クラネルとは
ベルはダンまちの主人公であり、見る者に兎を連想させるほど、雪のように白い髪と赤い瞳をもつ容姿をしています。
また、彼は俊敏であることから、のちに白兎の脚(ラビットフット)という二つ名を持つことになります。
ベルは異性との出会いを求めて、迷宮都市オラリオに訪れますが、ファミリアの構成員が集まらず困っていた女神・ヘスティアに出会います。
そこで、ヘスティアの1人目の眷属となり、ダンジョンに挑むことになります。
ある日、ベルは強力なミノタウロスに遭遇し、命を落としそうなところを、金髪美少女の冒険者、アイズ・ヴァレンシュタインに助けられました。
そこで彼女に一目惚れすることになります。
アイズへの恋心をきっかけに「憧憬一途(リアリス・フレーゼ)」というスキルを取得します。
また、ヘスティアの努力で「神(ヘスティア)のナイフ」も入手し、ベルは急成長していくことになるのです。
ベル・クラネルの正体
ベル・クラネルの正体が男神ゼウスの血縁関係という説が濃厚です
ヘルメスが天に向かって「あなたの孫は、置き土産は本物だ」というセリフもあることからベルはゼウスの孫説は濃厚だと思われま
す。
ですが、ラノベで「義孫」という表現がされているため血は繋がっていないと思います。
また、ゼウスは死んだとされていますが、神ヘルメスが所々で生きている風の意味深な発言をしているため生きているとも思われます。
ヘルメスはネタバレが大好きですね。しかし、ベル自身は祖父がゼウスであるということは未だに知りません。
ベル・クラネルの過去
彼は田舎出身であり、祖父と2人暮らしをしていましたが、物語開始より1年前に祖父が亡くなってしまい、残った財産を持って迷宮都市オラリオにやってきました。
幼い頃に祖父が読み聞かせてくれた英雄譚がきっかけで、冒険者を志すようになります。
祖父から「男ならハーレムを目指すべきだ」との教えのもと+英雄への憧れからオラリオで冒険者となります。
祖父の教えにより、特に異性との出会いへの情熱が大きく膨らんでいきました。
性格は純粋で素直ですが、少し世間知らずで臆病な面もあります。
また、「ハーレムを作る」と意気込んでいたわりには、異性への扱いには慣れていないところが面白いですね。
ベルの両親ですが、作中では触れられていないので分かりませんが、ダンまちのゲームアプリで少し触れられていました。
父親はゼウス・ファミリアの眷属、母親はヘラ・ファミリアの眷属です。
父親はあまり能力的なものは低かったみたいですが、ゼウスとは女風呂を覗いたりなど、仲が良かったみたいです。
母親は病弱な女性で、凡人と呼ばれていたみたいですが、優しさを持っていて、誰からも愛される存在だったとのことです。
なんか、ベルの両親って感じですよね。ベルの強さはどこから来たのかは謎ですけど。
また、ベルが生まれたのは、ゼウス・ファミリアとヘラ・ファミリアが黒龍討伐に失敗したあとのことです。
ベル・クラネルの強さ
ベル・クラネルの強さの秘密はアイズへの恋心をきっかけに「憧憬一途(リアリス・フレーゼ)」というスキルを取得したことがきっかけです。
ベルは何と言っても成長スピードが速い主人公です。
アイズがレベル1になるのに1年かかったことに対してベルは1ヶ月半でレベル2に到達するという、爆発的な急成長です。
このスキルを取得する前から、ソロの冒険者+冒険を始めて半月で5階層まで行ったりなどの異質ぶりを見せていました。このリアリス・フレーゼとは早熟する、懸想が続く限り効果持続、懸想の丈により効果が向上するスキルです。
つまり、アイズを思い続ける限り、その効果は持続し、強い思いを抱けば抱くほど、効果は向上するということです。
アイズはベルにとっての一目惚れの人、憧れの存在ですから、ベルの成長は著しく成長するのです。
例えば、半月ならアビリティはHが妥当なのに、いくつかのアビリティはEまで上がっていたり、魔導書を読んだ後に魔法ファイアボルトを獲得したりなどのエピソードもあります。
極め付けは、アイズに稽古をつけてもらったら、全アビリティがSにまで到達しました。(SSのアビリティもある)この脅威の成長スピードなのでこれからもどんどん強くなっていくこと間違い無いですね。
また、もう一つベルの強さには秘密があります。
それはベルが使っているナイフです。
ヘスティア・ナイフは、ベル専用の特注品で、ベルの経験値を糧に進化していく効果があります。
つまり、ベルが成長すればするほど強くなるので、ベルとともに成長していく武器なのです。
ですが、ベルはもう一本、牛若丸というナイフを持っています。これは先程のようなチート能力はありませんが、攻撃力が高いため二刀流という意味では強さに含まれるのかもしれません。
その他にも「英雄願望(アルゴノゥト)」「闘牛本能(オックススレイヤー)」「聖火の英断(アルゴ・ウェスタ)」などのスキルも習得していきます。
ベル・クラネルとヘスティアの関係性
まずヘスティアはダンまちのメインヒロインであり、ベルの所属するヘスティア・ファミリアの主神です。
冒頭でもあった通り、路頭に迷っていたベルと出会い、彼を初めての眷属にします。
家族となったベルに対し、ヘスティアの恋愛感情は一直線のように上がっていきます。
神と人という壁を越えてでも相思相愛になりたい程、ベルに夢中な女の子です。
ですが、ベルは異性を引き寄せる何かを持っており、アイズがでてきたり、ベルに好意を寄せるものが来たりと苦労が絶えないヒロインでもあります。
ベルの想いは本物であり、ヘスティア・ナイフについて先程も触れましたが、強くなりたいという望みを叶えてあげるために、ヘファイストスという鍛冶師系ファミリアの主神に頭を下げて、武器の作成を依頼します。
それがあの、ヘスティア・ナイフです。莫大な金額であったが、ローンを組んで購入することになります。
しかし、ヘスティアが彼に向ける好意は恋愛感情そのものだが、ベルが彼女に向ける好意は親愛なのです。歯痒い関係ですね。
普通のファミリアにおいて子供が主神に恋愛感情を向ける事は珍しい事ではないが、逆に主神が子供に恋愛感情を向けるのは稀なケースです。
このことからもベルとヘスティアは特別な関係性であると言えます。
まとめ
今回はベルについて書かせて頂きましたが、少しはダンまちという作品の良さが伝わってくれたでしょうか?
この他にも色々なキャラクターや、伏線回収など、楽しみがいっぱいあるので是非「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」の作品に触れてみてください!
要所要所しか書いていないのでまだまだ壮大なストーリーが満載です!
作品もラノベ、漫画、テレビアニメ、劇場版アニメ、ゲームなどがありますので、自分に合った方法で作品に触れてみてください!
長々と紹介、解説をしてきましたが最後までこの記事を読んで頂きありがとうございました
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