「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」略称は「ダンまち」で、本作品を原作とする漫画、テレビアニメ、劇場版アニメ、ゲームなどの作品がでているほど人気です。
今回はそのダンまちの伏線回収について3つ用意しましたので紹介、解説していきたいと思います。
ダンまち伏線回収・未回収
ベル・クラネルの祖父はゼウス!?
ベルは祖父と2人暮らしをしていましたが、物語開始より1年前に祖父が亡くなってしまいました。
祖父から「男ならハーレムを目指すべきだ」との教えのもと+英雄への憧れからオラリオで冒険者となります。
このベルの育て親の祖父ですが、男神ゼウスだと噂されています。
男神ゼウスとはかつてオラリオで最強と謳われたファミリアを率いた神のことです。
ダンまちには陸の王者ベヒーモス、海の覇王リヴァイアサン、隻眼の黒竜シズという3体の最強モンスターがいます。
ゼウスが主神を務めるゼウス・ファミリアは、ヘラ・ファミリアと協力してベヒーモス、リヴァイアサンの討伐に成功したが3体目のシズに挑み、敗れてしまいます。
ゼウスとヘラはシズに負けたことで大きな損失を出してしまい、このタイミングで敵対関係にあるロキ・ファミリアとフレイヤ・ファミリアに、襲撃を喰らいオラリオから追放されてしまいます。
その後の話は良く分かりませんがベルは、村の人から祖父はモンスターに殺されたと言われてたみたいです。
ヘルメス・ファミリアの主神、ヘルメスと出会ってから、ヘルメスはちょくちょく匂わせるような発言をしてきました。
「とある人に、頼まれてね」とベルたちを見守ってみたり、ベルの祖父のことを知ってるような素振りを見せています
また、ネタ扱いされている伏線回収シーンですが、ヘルメスが天に向かって「ゼウス!あなたの孫は、置き土産は本物だ!」と言ってるシーンがあります。
結構あっさりとした伏線回収でしたね。
ヘルメスの目的について
先程もいいましたが、ヘルメスは何かとベル達を気遣ってくれる人物です。ゼウスから任せられていると言った方が分かりやすいでしょうか。
ヘルメスはベルの祖父がゼウスだという伏線を回収する役でしたが、こんなヘルメスもまだ明かされていない謎があるのです。
ヘルメスの言葉によって、ゼウスが生きていることも分かるのですが、それを直接ベルに伝えようとはしません。
ゼウスに近い立場にいるヘルメスは、ベルについてまだ明かされていない謎を知っているのではないでしょうか。
そもそも、ベルに祖父がゼウスだという事実を伝えないところをみると、他にも何か深い事情があるのかもしれませんね。
そういう意味でもヘルメスは今後の物語の鍵を握る人物とも言えますので、なんらかの伏線を回収する期待大ですね。
もしかしたら、どこかのタイミングでゼウスの登場もあるのかもしれませんね。
シルの正体について
現在、ダンまちの最大の伏線回収は、このシルの正体が明らかになった時ではないでしょうか?
酒場で働き、ベルにお弁当をあげたり、優しく接していたシルですが、なんと女神フレイアだったのです。
シル=フレイアです。
フレイアとは、冒頭でもあった弱っていたゼウスとヘラを襲撃したあのフレイアです。
現在でも何かとベルに執着して接点がありますよね。
フレイアは、過去にシルという名前の女性から真名を受け取り、眷属とすることでフレイアはシルの姿に変身することができるようになりました。
シルに変身しているフレイアと女神としてのフレイアの人格が全く違うのは謎ですが、そのままシルの心を引き継いでいるのではないのかなと私は思います。
こうなると店主のミアがフレイア・ファミリアの元団長なのでフレイアがここに居ること、酒場の名前が「豊穣の女主人」であることも納得ですね。
最後にベルに告白して振られたシル(フレイア)ですが、少女は死に、彼女は笑った。
という描写を残してます。つまり、シル(人間)としてのフレイアは死に、女神としてのフレイアだけが残ったという描写で間違いないと思います。
とても深い言葉ですね。
今後、あの酒場で可愛らしいシルは登場しないかもしれないですね。
残念です。最後にフレイアは「誰にも渡さない。ベル、貴方は女神のものにする」「準備をして。あの子を盗りに行く」という描写もあるので、今後ベルを巡って大規模な抗争が起こりそうです。
まとめ
ダンまちの大きな伏線回収はまだ少ない方なので、もしかしたらこれから伏線回収パーティー的な展開になる可能性もあるので、今後も期待したいですね。
個人的にはシル=フレイアが、かなりのインパクトがありました。
このような展開が続くとハラハラ、ドキドキが止まらないですね。
長々とお話しさせて頂きましたが、最後まで読んで頂きありがとうございました
コメント