【文豪ストレイドックス】条野採菊(じょうのさいぎく)は死亡したの!?目を閉じている理由や異能力、現在についてまとめていきます。

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つねにどんな人物にでも丁寧な口調で話す物腰の穏やかな好青年――条野採菊(じょうのさいぎく)

しかしその彼の本質には他者を不幸へと追い落としたいとする欲望が常にあり、他者の苦痛と絶望を心から喜び感じるサディストな一面を持つ青年でもあります。

法の名の下に人を傷つけ、追い詰めて破滅させる音を聞きたいが為に、自身を社会悪だと自認する生粋のサディスト。

とても物腰の穏やかな丁寧な人格を表にし、その裏側にはドス黒いまでの悪意を持つ作中でも生粋の猟犬隊員。

今回はそんなドSな条野採菊についてまとめようと思います。

注意

「条野採菊」は漫画の内容を含みます。ネタバレを好まない方はこちらで閉じてください

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条野採菊とは

年齢は不明で身長も不明そして体重も不明とあらゆる情報が謎に包まれている青年・条野採菊は「軍警最強の特殊部隊・猟犬」に所属する人物です。

あの生ける伝説と謳われる大英雄・福地桜痴が信頼する部下でもあり、中性的かつ端正な顔立ちを持つ美少年と、恵まれた容姿を持つ猟犬の常識人です。

変人奇人が圧倒的に多いとされる猟犬部隊の中でも、常に奇抜すぎる隊員の行動にツッコミを入れてしまい、時には辛辣な態度を取ってしまう苦労人。

基本的には物腰柔らかな落ち着いた雰囲気があり、何処となくに接しやすい人物ではあるも、その性格は極めてドSな嗜虐趣味と、猟犬の中でも「一番の危険人物」なのです。

見た目はとても優しそうに見えるも、その裏腹は「生粋のドS」と、他人の苦しむ音が聞きたいと公然と発言するなど彼は相手を追い詰めていく事が大好きな人間なのです。

心理的に追い詰め、肉体的にも追い詰めて、相手が壊れるのを見て喜ぶと、まさに猟犬の中でも生粋の危険人物。

その追い詰めるのに事に執着するあまり、目的がおろそかになってしまっているなど、彼は相手を徹底して蹂躙する事の望むドSな青年なのです。

また採菊は猟犬の中でも屈指の強者でもあり、優れた異能力だけでなくその五感と共に猟犬部隊として恥じない程の超人的な身体能力をも持っています。

これは猟犬部隊の異能技師によって施された施術で、採菊は全身の能力を常人の数十倍へと跳ね上げる身体能力を保有されたのです。

その身体能力は、あの「宮沢賢治と互角に渡り合える実力を誇り」、異能力を使わなくとも十分に化け物として猟犬の名に恥じない実力者とも言えます。

しかし採菊の受けた施術は月に一度の維持を行わなければ全身が腐ってしまう制約がなされており、猟犬部隊を裏切れない枷が付けられてもいるのです。

採菊の持つ超五感能力と共に、相手の心理状態を見抜く戦闘時の駆け引きは、まさに圧倒的優位を得る能力ともなるも、猟犬として生きる為に与えられた能力でもあるのです。

条野採菊は何故に瞼を閉じているのか?

採菊は作中の中でも瞼を開いたことがありませんが、これは目が細いのではなく、盲目で瞼が閉じられている事が原因なのです。

彼は視覚を失ってはいますが、その五感は凄まじい程に異常発達し、「相手の発汗や体温に筋肉の動く音から相手の行動に心理状態までを感じ取る事が出来る」読みの達人でもあります。

猟犬部隊での役割は主に尋問担当で、採菊その優れた五感を利用し、対象者の心理を読み取りながらに追い詰め自白へと追い込む尋問を得意としています。

しかし相手の事を徹底してなぶる性格が災いし、そこを突かれてしまうなど、自分の趣味に没頭しやすいことが問題点とも挙げられます。

条野採菊の異能力


採菊の持つ異能力は千金の涙と呼ばれる能力であり、これは自身の身体を微粒子の群れに変化させ操る事の出来る能力となります。

採菊は「自身とその所有物たる衣服や武器などを微粒子へとする事が可能」で、約20μmほどの群れに変化させてしまう事が出来るのです。

塵となった採菊は人の形を失うも狭い空間に入り込む事が出来るようになり、僅かな扉の隙間からも侵入が可能となってしまうのです。

その為に空調や導管などの細長い空間にも入り込む事が出来ると、まさに侵入と潜伏に長けた能力とも言えます。

空間自体が完全に断絶されていない限りは「僅かな隙間からも侵入が可能」となっています。

またこの塵になった状態の採菊を攻撃する事は物理的に不可能で、「銃や刃などの物理攻撃を無効化」してしまいます。

ただし無敵の能力ではなく炎などの空気を燃やす事の出来る攻撃などを前にすれば、瞬く間に無効化してしまい、また全身に深刻なダメージを負ってしまう事にもなります。

炎や冷気などの塵を燃やし凍らせてしまう様な攻撃には無力となり、またこの能力には大きな問題も抱えています。

それは採菊が一定以上の微粒子を喪失すると元の身体に戻れなくなってしまうと、決して物理効果無効とはいかず、その弱点を見破られてしまえば弱体化する異能力でもあります。

条野採菊の過去

採菊の過去は元犯罪者だったことが明らかとなります

採菊は元々はとある犯罪組織の一員で活躍していた人物だったのですが、そんな彼を猟犬へと誘ったのは隊長である「福地桜痴」自身でした。

世界を救ったとされる大英雄・福地桜痴に誘われたために、猟犬へと入隊する事になった採菊は正義を守るのではなく、ただ誰かの苦悶の声を聞きたいだけでした。

他人を徹底して追い詰めていき、その苦しむ声を聞きたいが為に、凶悪異能犯罪者逮捕や暗殺を主任務になる猟犬に入隊した理由ともなったのです。

彼の思惑通りに嗜虐的な心を満たす事の出来る猟犬はまさに天職でもあり、また桜痴の下で働く事を喜びに感じていきます。

誰かに感謝されることや、また誰かの為に働き、感謝される事など、採菊の荒んだ心に光が差していたのです。

しかし桜痴がテロ組織・天人五衰の創設者の神威であった事が、採菊の運命を大きく変えてしまいます。

神威が条野採菊を引き抜く?

自分を見出してくれた桜痴がまさか神威だったと驚愕の事実を知ることになる採菊は、悪を罰する猟犬の長である桜痴が神威である事を信じたくはありませんでした。

しかし神威はそんな事実を気にした様子も無く、あまつさえに採菊を「天人五衰へとスカウト」しようとしていました。

最初から採菊の才能を見出しており、それを見越してのスカウトだったのだと気づかされた採菊は決断を迫られてしまいます。

桜痴が神威であった事、そしてその神威から天人五衰へとスカウトされた採菊の答えは、なんと「拒絶」でした。

これには流石の神威も予想出来なかった意外な答えだったとも言えます。

採菊は猟犬として活動していた中で、多くの人々から感謝の言葉を貰っていました。

最初は自身の心を満たす為に、相手の破滅を楽しんでいた採菊でしたが、彼の心の中に大きな変化が訪れていたのです。

それはこの国の民を、そしてその民の住む国を守ろうとする意識が芽生え、正義の象徴であった桜痴が神威と知り、彼の心は従順ではなく「反逆」を選んだのです。

無辜なる民を守ることで得る愉悦と、これから起きる惨劇の悲鳴などは無音に等しいものとし、彼は神威に切りつけてしまうのです。

しかし神刀・雨御前を持つ神威の前に採菊の剣は届くことはなく、時を戻されてしまいます。

斬りつけた事が無かった事にされ、攻撃を封じられてしまう採菊。

神威を倒す事は不可能でも探偵社か他の猟犬隊員に想いを託し、自身の異能力で命がけの逃走を図ろうとします。

しかし吸血鬼化されていた芥川による空間断絶によって逃走経路は全て塞がれ、神威の炎の刀によって倒されてしまいます。

条野採菊の現在、死亡したのかどうか

作中においては採菊は「吸血鬼化した芥川と戦闘」に追い込まれてしまい、圧倒的な怪力を誇る芥川の前に勝つ術を失ってしまいます。

その為に逃げる事しか出来ない採菊ですが、既にその能力を知っている神威の前では無力でしかありませんでした。

しかし採菊は一つの賭けに出ていたのです。

それは芥川に攻撃を受け、「自分が吸血鬼化」する事でした。

芥川は吸血鬼となり果てていた為、もし彼の攻撃を受けてしまえば吸血鬼化してしまう事は明白でした。

もし吸血鬼化すれば不死身となり、この場を切り抜けるチャンスがあると考えた採菊。

しかしもし運良く吸血鬼化しても神威によって倒されてしまうリスクもあり得ました。

一か八かと僅かなチャンスに賭けての行動の結果に・・・採菊は吸血鬼化する事に成功します。

でも吸血鬼化すれば採菊は神威の手下となりますが、既にその際の手を打っていたのです。

それは「幸田文に偶然と空港で出会った事」でした。

探偵社と因縁がある文に神威の正体を撮影させ、聖剣ソルズレヴニによって封印されていたブラム・ストーカーと共に逃走させる事に成功したのです。

ただの一般人に出し抜かれてしまった神威。

唯一にと信じた少女の行動力が採菊の思惑を成功させ、探偵社の無実を証明する希望を見出したのです。

現在のところでは採菊は吸血鬼になってしまいましたが、今後の活躍では人間に戻れる可能性もありますが、彼自身は神威と決着を付ける可能性もあり得ます。

まとめ

今回は条野採菊についてまとめました。

最初は武装探偵社の敵として登場して、嫌なところもありましたが、物語が進むごとに魅力が分かってくるキャラですよね。

声優も「梶裕貴」さんで非常に合っている。

今後登場するのは間違いなく、武装探偵社側につくのか、吸血鬼となって敵として登場するのか見ものですね。

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