【ヒロアカ】緑谷出久(デク)の最後は!?個性やお茶子との関係性、大人になってどうなったのかまとめました。

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「週刊少年ジャンプ」36・37合併特大号にて、10年に渡って連載していた『僕のヒーローアカデミア』は大団円の最終回を迎える事となりました。

人気少年漫画として惜しまれつつ完結した「ヒロアカ」の世界は、個性と呼ばれる特殊能力を宿した人々――超人が当たり前のように存在する世界です。

そんな特殊な世界で能力を悪用するヴィランから平和を守り、治安維持活動をするプロヒーローが活躍しています。

そんなプロヒーローを夢見る主人公の少年・緑谷出久ことデクは、個性を持たない無個性の少年としてヒーローを目指していきます。

例え個性がなくとも持ち前の判断力と発想力。

そして大胆な行動力で事件を解決し、無個性であるもヒーローとして活躍するデクは、平和の象徴であるNo.1ヒーロー・オールマイトの個性「ワン・フォー・オール」(OFA)を譲り受ける事になります。

最高のヒーローの力を得る事になったデクは、その力を継承したことで、やがて世界の命運を賭けた戦いへと巻き込まれて行く事になります。

最終的にその力を失う事になりますが、デクの個性は本当に失われてしまったのか?

その事に関して解説と考察をしていきます。

注意

デクの最後については最終回までの内容が含まれます。ネタバレを好まない方はこちらで閉じてください

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デクの個性はどうなったのか?


ワンフォーオールの持つ個性である「個性を与える個性」で、無個性だったデクはナンバーワンヒーローである8代目継承者のオールマイトからこの個性を譲渡されます。

デクはワンフォーオールの力を手に入れ、最終決戦で死柄木の精神を攻撃する為に、デクはワンフォーオールを譲渡してしまいます。

ワンフォーオール歴代全ての個性を得てしまった死柄木。

結果、デクはワンフォーオールの個性は無くなり、ワンフォーオールの残り火だけとなってしまいました。

デクはなぜ個性を譲渡してしまったのか?

それは死柄木の精神世界に攻撃をする為でした。

死柄木の持つ個性・超再生により身体のダメージは瞬く間に再生されてしまい、勝機を掴む事はできませんでした。

肉体的に精神的にも疲弊し、このままでは負けてしまうと判断したデクは、起死回生の策として死柄木の精神にオールフォーワンを譲渡する事を決意します。

一見すれば無謀とも思える譲渡ですが、オールフォーワンには歴代継承者の個性をストックする意外にも、継承者の意識も宿っていたのです。

オールフォーワンを譲渡された死柄木は、デクを含めた9人の継承者と共に死柄木の精神に対峙する事となり、死柄木を倒す切っ掛けともなったのです。

そして最後は駆けつけた仲間と共に放たれたデクの渾身の一撃により、死柄木は倒される事となります。

しかしワンフォーオールは失われてしまい、デクの無個性へと戻ってしまいます。

デクは元々無個性ながらも誰よりもヒーローとして資質を持ち、ワンフォーオールを託す事のできる逸材だと見抜いたオールマイト。

デクをワンフォーオールの継承者として選んだのです。

「無個性の君が誰よりもヒーローだった」と語り、ワンフォーオールの力を与えられたデクは、その力を望む死柄木を倒す為に使い、そしてワンフォーオールの力は失ったのです。

デクは大人になってどうなったのか?


結果的にデクは元の無個性へと戻ってしまいます。

死柄木与一の消滅と共にワンフォーオールは消滅してしまいます。

デク自身もオールマイトが告げてくれた無個性のままでもヒーローになれるとの言葉を信じ、無個性のままヒーローとして過ごしています。

無個性であるも、パワードスーツを駆使しながらヒーローとして活躍しているみたいです。

死柄木を倒す為に自ら能力を捨てて戦い、からくも勝利したデク。

代償としてはあまりにも大きな個性を捨てたと、ファンの間では様々な賛否両論はありますが、本来の無個性だったデクだからこそ、与えられてしまった力を捨てれたと思います。

確かに人知を超える大いなる力を得て、デクは最強のヒーローとなりました。

しかし力だけに溺れてしまう誘惑も常に傍にあり、ワンフォーオールの力を自己の利益のために使ってしまう可能性もあり得るのです。

デクはそんな事はしないと言えるかもしれません。

しかしもしどこかで間違えてしまえば、デクも同じように死柄木になり得たのかもしれないのです。

それだけにワンフォーオールの力は危険な代物だったのです。

デクはそんな与えられた力を捨てる勇気を持っていたからこそ、死柄木を倒す事ができ、そして本当のヒーローとなれたとも言えます。

心に愛がなければヒーローではないと謳う歌もあるように、心の中に他人を思う愛があったからこそに、デクはワンフォーオールの力を捨てられたのでしょう。

無個性でもヒーローになれるとする想いは、個性がなく無個性であってもヒーローとして活躍のできる存在になれるのだと証明した結果と言えるでしょう。

デクはヒーローに戻るのか?

最終回となった430話にてデクは8年後の世界で教師となりながらも、ヒーローとして活動を続けています。

ヒーローとしての万能と言えるワンフォーオールの力を失ってしまうも、オールマイトが持ってきてくれた新型のパワードスーツでヒーローとして活躍しています。

これは海外にいるメリッサと発目、爆豪が協力して開発してくれたパワードスーツです。

A組の面々はデクがヒーローとして活躍して欲しいからこそ、密かに開発してくれたようで、デクは再びそのパワードスーツをまとい、ヒーローとして活躍しています。

この最後のラストシーンでは「完」という文字をオールマイトはにぎりぶつし、まだ物語は続くのだと示しています。

デクには多くの仲間がおり、それはワンフォーオールよりも優れた力とも言えるでしょう。

捨てた大いなる力よりも、さらに得る事となった大いなる力である仲間と共に、ヒーローとしての道を歩むデク。

彼は本当のヒーローになれたとも言えるでしょう。

デクとお茶子は最後どうなったのか?


デクとお茶子の関係に関しては、最終話でも詳しくは描かれてはいません

が、ヒーローとして復帰したデクを嬉しそうに見つめているお茶子の姿を見れば、一目瞭然とだと思います。

その後の8年間の間に何があったのか?

2人の間には様々な物語があったと思われます。

お茶子はデクに対して恋愛感情を持っているのか?

それは読者に任せる想像として描かれているとも言えます。

今後、2人が結婚する可能性もあり、その息子や娘がヒーローとして活躍する未来もあるでしょう。

そんな無限の可能性を描く事は無く、読者の想像にお任せする描写でまとめたのは、まだ無限の物語が待ち構えているのだとする演出とも言えるでしょう。

そして2人の中に在るだろう互いへの異性への意識も、大人としての成熟していくだろう場面は、作中でも多く描かれています。

トガヒミコの死を悼み、涙しているお茶子に対して励まし、優しさを見せるデクや、そんなデクの優しさに惹かれているだろうお茶子の想いなど。

デクがそれをどのように受け止めているのかも作中で描かれていました。

最終話の最後のページでもデクが再び、ヒーローとして戻った時のお茶子の視線は、何処となく嬉しそうにも見えます。

彼の背中を追い掛け、いざとなれば守れる立場にいたいとするお茶子。

デクとどんな未来が待っているのかは、これから先の物語とも言えるでしょうね。

まとめ

今回はヒロアカに登場するデクはどうなったのかまとめました。

いやー長きにわたってジャンプの人気作として連なってきたヒロアカも終わってしまいましたね。

なんか考え深いです。

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