ヒロアカでは「個性特異点」というワードが出てきます。
個性はいわばその人物の能力になりますが、「個性特異点って何?」って思いの方もいるのではないでしょうか。
今回は個性特異点とは何なのか、OFA(ワンフォーオール)との関係性についてもまとめていきます。
個性特異点とはについては一部ネタバレを含みます。アニメ派でネタバレを好まない方はこちらで閉じてください
またヒロアカの画像を引用させていただいております。問題がありましたら、問い合わせページからご連絡いただければ速やかに消させていただきます。(集英社/堀越耕平様)
個性特異点とは
僕のヒーローアカデミアより引用©堀越耕平/集英社/
個性特異点とは、「世代を経るごとに混ざりより複雑により曖昧により強く膨張する個性を身体がその進化に間に合わずコントロールを失うこと」です。
個性特異点では個性を「ソフト」、身体を「ハード」と例えています。
これはオールフォーワンの仲間であるドクター「殻木球大」が考えた説であり、作中でも度々「個性特異点」という言葉が飛び交います。
実際「爆豪勝己」や「轟焦凍」が仮免再試験の際に幼稚園の子供たちを相手にしているときプレゼントマイクが「俺がこんくらいの頃はこんな威力出せやしなかった」と発言していることからも個性特異点の信憑性が感じられます。
轟家は個性特異点の代表例?
僕のヒーローアカデミアより引用©堀越耕平/集英社/
1話でドクターは、「個性は両親の片方の個性かまたその両方の個性を引き継ぐ」と言われておりそのいい例として「轟焦凍」が上げられます。
轟焦凍は、父「エンデヴァー」の個性「レルフレイム(炎を操る個性)」と母「轟玲」の個性「氷を操る個性」の両方を受け継いだ個性「半冷半熱」です。
また火力はエンデヴァーに劣らないほどの威力を持っていることからも個性特異点でいう「混ざりより強く膨張した個性」と言えます。
更に轟焦凍の兄であり轟家の長男「轟燈矢」はエンデヴァーと同じ「火を操る個性」を持って生まれその火力はエンデヴァー以上だということが分かっています。
しかし自身の炎が強すぎるあまり自身の体も焼け落ちてしまうことも判明しました。
これは個性特異点でいうところの「個性(ソフト)」が強く膨張し「身体(ハード)」が対応できなかった代表例だと言えます。
そのことからも轟家は個性特異点の象徴的な存在だと言えます。
個性特異点が現れた理由
ドクター「殻木球大」は、「個性特異点は、第四世代からすでにその予兆は現れ始めていた」
と発言していたことから個性特異点を考えて行く上で第四世代は必要な情報だといえます。
第四世代とは、個性が発生してから四世代目の人達の事を指します。
1話で主人公「緑谷出久」が幼少の頃病院にて母「緑谷引子」が第四世代だということが分かります。
このことから世代別で紹介していきます。
『第一世代』 個性が発生した世代であり当時は「異能」と呼ばれ個性持ちは迫害されていた時期「超常黎明期」の頃だと予想されます。
そのためオールフォーワンやOFA(ワンフォーオール)初代継承者「死柄木与一」の世代だと思われます。
『第二世代』 この世代は異能と呼ばれなくなり「個性」と呼ばれるようになった世界だと思われます。
この頃からより強力な個性を残すために「個性婚」と呼ばれる個性で結婚相手を選ぶ問題が発生した時期でもあります。
『第三世代』 オールマイトの1つ前の世代であり志村菜奈やグラントリノの世代だと思われます。
『第四世代』 1話で緑谷出久の母「緑谷引子」が自身を第四世代だと言っていたことから緑谷や爆豪などの親にあたる人物だということが分かります。
そのためオールマイトやエンデヴァーなどの世代だと思われます。
『第五世代』 主人公緑谷や爆豪など
以上が世代別の紹介になります。
ドクターは第四世代から個性特異点の予兆が始まっていると言っていますがそれ以前の人物はほとんど出てきていないことから現在作中で実感はあまりない気がします。
しかし仮免許再試験の際は爆豪が反応出来ないほどの個性を持っている幼稚園児がいることからも第五世代以降はより色濃く個性特異点を実感できるのかもしれません。
またドクターは個性特異点の先は「終末論」と呼ばれていることからも世界の終末が待っているとされています。
個性特異点とOFA(ワンフォーオール)
今までの説明で個性特異点については大体の理解が出来たと思います。
個性特異点とは、「世代を経るごとに混ざりより複雑により曖昧により強く膨張する個性を身体がその進化に間に合わずコントロールを失うこと」ですがこれは「OFA(ワンフォーオール)」も例外ではありません。
基本的に個性は遺伝のように親の個性を引き継ぎますがOFAのような個性を他者に受け継いでいく個性にも特異点があることが判明しました。
デクが夢の中で初代から「特異点はとうに過ぎている」と言われていることからOFAにも特異点があることが分かります。
実際OFAは後継者に繋いでいくことで力をストックしていくため個性特異点でいう「個性(ソフト)」の容量が大きくなっていくと思われます。
実際志村菜奈の場合は「まだその時ではない」と言われておりオールマイトの際は何も言われなかったようです。
このことから志村菜奈の場合は、まだ力のストックが足りずオールマイトの時に力のストックが完了したと思われます。
そのためその次に受け継いだデクに「特異点はとうに過ぎている」と発言したと思われます。
以上のことからオールマイトが特異点なのではないかと予想します。
志村菜奈はオールフォーワンを追い詰めることが出来なかったことからもオールマイトに比べかなり弱いことが予想できます。
そしてデクになったことで超パワーに加えて先代たちの個性も同時に使えるようになりました。
これは特異点を迎えたことで個性が1段階強く変化したからだと考えます。
そのためOFAも例外なく個性特異点がありその個性はより強力に進化していることが分かります。
個性特異点とAFO(オールフォーワン)
オールフォーワンの個性は、相手の個性を奪い自身で使用したり譲渡することが出来る個性です。
個性特異点とは、世代を経ることで個性(ソフト)が強く膨らむことに対して身体(ハード)が対応できず制御できなくなるというものです。
そのため同じように複数個性を所有できるOFAは個性を受け継ぐことでより強力になっていたと考えらえます。
そこから考えるとAFOは個性特異点が起きないのか疑問に思うと思います。
しかしOFAとAFOには大きな違いがあります。
それは個性を受け継ぐかどうかです。
OFAはその個性を次世代に受け継いできましたが、「AFOは個性を受け継いでいません」。
ただその個性を奪ったり譲渡しているだけなのです。
そのため本来の個性であるAFOは誰にも引き継いでいなかったことから特異点を迎えていないと予想します。
しかし現在オールフォーワンは死柄木弔に譲渡したことから特異点を迎える可能性はあります。
まとめ
今回は理解が難しい個性特異点についてまとめました。
個性特異点とは、
「個性が一定以上力をつけると特異点を迎え一段階強くなる」
これが個性特異点だと考察します。
またその変化は人それぞれ変わると思われます。
そのためエンデヴァーやオールマイトのような自身の個性を最大まで高めた人物の次世代は特異点を迎えた一段階強い個性になる可能性が高いのではないかと思われます。
ただすべての次世代が特異点を迎えるわけではないと考えます。
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