【ヒロアカ】トガヒミコは何話で死亡したの?最後や個性、ヴィランになったきっかけについてまとめます。

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突然ですがヒロアカの女性キャラの中で誰が一番好きですか?

雄英高校の生徒の中に数多くの女性キャラがいると思います。

しかし私は生徒を差し置いて「トガヒミコ」が一番好きですね!

2024年に堂々の完結を迎える事になった「ボクのヒーローアカデミア」において、ヴィラン側のダークヒロインとも言えるトガヒミコは、悪役ながらに人気を得たキャラです。

本来ならばもっと輝くべき活躍が出来たはずにもかかわらず、生まれ育った環境があまりにも恵まれずに悪の道に落ちてしまい、数奇な運命を辿る事になった彼女。

そんなトガヒミコの様々な情報と考察を今回、交えて紹介していきます。

注意

トガヒミコについてはネタバレを含みます。ネタバレを好まない方はこちらで閉じてください

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トガヒミコとは

トガヒミコ

僕のヒーローアカデミアアニメより引用©堀越耕平/集英社/BONES-株式会社ボンズ

トガヒミコは漫画では67話(8巻)、アニメでは2期第18話(第31話)から登場するキャラクターです。

トガヒミコは本名を「渡我被身子(とが・ひみこ)」と言い、個性は変身能力を持っています。

誕生日は8月7日生まれで年齢は「17歳」

身長は157cmで血液型はA型です。

好きなものは血と柘榴。

そして性格は惚れっぽいとの事。

身体的な特徴はセーラー服を常に着用しており、髪型はお団子頭で、見た目も性格も可愛らしい女の子となっています。

本名の渡我被身子の上の部分を取って、「トガちゃん」と親しい間ではそう呼ばれています。

趣味は可愛いものが大好きで、また血と柘榴と赤い物が好きみたいです。

赤い物が好きなのは彼女の個性である変身に大きく関わってもいます。

トガヒミコは自身の個性である変身を使用する際に変身対象の血液を吸う必要があり、彼女は尖った犬歯は、その為か目立つ形になっており、吸血鬼みたくなってもいます。

彼女いわく柘榴の味が人の肉の味に似ているから好きだとの事。

喋り方は口語調で時折に敬語を織り交ぜた独特の話し方で喋り、一見すれば普通の今時の女子高生とは大差はないのですが、その思考は常軌を逸した猟奇的思考の持ち主なのです。

発言は周囲から見ると狂気じみた人物と見られてしまい、その為に孤立してもいます。

しかし当人は恋をしたり友達と何気ない会話をしたいと願うも、彼女の持つ個性ゆえにそれが叶わずにいます。

他人の血液に欲してしまう程に強く血液に執着している性格ゆえに、悪意はなくとも他人を傷つけてしまう行為をとってしまうのです。

それは攻撃などではなく、ある種の歪んでしまった愛情表現でもあるのです。

でもその個性を強く持ってしまったが故に、彼女の人生は大きく歪んでしまう事になってしまいます。

トガヒミコがヴィラン連合に入ったきっかけ

普通に生きて

僕のヒーローアカデミアより引用©堀越耕平/集英社/BONES-株式会社ボンズ

トガヒミコに敵連合に加入した経緯は、ステインをステ様と呼び殺したいくらい慕っているステインの存在です

ステインの逮捕後、ブローカーである義爛の紹介で加入しました。

トガヒミコは元々はごく普通の一般家庭で生活していました。

家庭環境は問題の無い平和な家庭だったのですが、彼女が悪に歪んでしまったのは、自身の個性による「嗜好が歪んでしまった結果」とも言えるでしょう。

トガヒミコは幼い頃から自分が愛着を抱く、対象の血液に固執した興味を抱く様になっていました。

小鳥が大好きだったトガヒミコは、血まみれのスズメを見つけて、沸き出す衝動を抑えることが出来ず、直接口をつけて吸血してしまったのです。

その猟奇的な行動を異常者として見てしまった両親は、トガの異様な行動を矯正していく事になります。

両親の献身的な矯正が功を奏したのか、トガは血液に対する執着を抱く事を辞めるも、それは表面上で受け入れていただけでした。

自分の個性を表に出す事のできない社会の常識は、トガに対して普通でいる事の束縛を与えてしまい、普通でいる事が当たり前であると、当たり前でなければいけないと、その考えを押し付けられていくことに、次第に鬱屈した想いを抱いてしまうのです。

中学生を迎える中でトガは血液に対する渇望を抑えていましたが、卒業式を迎えた際にその堪えてた感情は爆発してしまいます。

トガは「片思いしていた相手を切りつけてしまったのです・・・」

重傷を負わせてしまい、その血をストローで啜ってしまったトガは、もはや後戻りのできる機会を失い、ヴィランの道を歩む事になってしまいます。

女子高生を装い、夜の街で生きながらえていたトガ。

標的となった相手を殺害しては、その血を吸うなど猟奇的な事件を起こし、それは世間を騒がす連続失血事件として扱われ、容疑者として追われていくのです。

自分の内側に沸き出す本能と渇望を抑えることが出来ないと、血を飲むことで変身する個性の影響で、血への渇望と衝動が彼女の精神を蝕んでしまったのです。

それを押さえ込もうと矯正されてしまったことで、血への渇望はさらに激しくなってしまい、それは好きな人の血を飲みたいとする衝動に変わってしまったのです。

もっと血を見たいと疼く欲望は、トガヒミコの心と精神を歪ませていき、彼女は血を求めるヴィランとなってしまったのです。

そんなトガヒミコの好みとするのは血の香りがしてボロボロな人と、好きな対象の真似をし、その対象と同じものを身につけたりする事を好むようになるのです。

対象となる人間に対する異様な固執。

その本人になりきりたいとする欲望は、トガヒミコが愛する本人になりきりたいとする変身願望であり、格好や装飾を真似するだけではなく、全てを欲するようになるのです。

自分が大好きな人になりたいと願う欲望の為に、最後はその本人を切り刻み、全てを奪う事がトガヒミコの欲望を満たすようになったのです。

変身する個性を持っていたことで、血に対する固執が生まれ、好きになった人への歪んだ愛情を抱く様になってしまったトガは、その精神を壊してしまったのです。

いずれこんな事を続ければ、自分がヒーローに捕まってしまうと、そして殺されてしまうのではと、強く恐れながらも、矛盾しながらも彼女は血を求め続けていました。

自分の破滅が解っているのに、それを辞める事ができない欲求と渇望。

その為かトガヒミコの思考と行動は予測不可能であり、会話も成り立たないと評価されてしまいます。

死柄木と荼毘にはイカレたガキと扱われ、仲間のヴィランとの距離も開いてしまいます。

愛する人を傷つけずにはいられない、その個性によって歪められてしまった、精神と愛情は彼女の人生を大きく変えてしまったのです・・・

トガヒミコの個性

トガ 個性

僕のヒーローアカデミアより引用©堀越耕平/集英社/BONES-株式会社ボンズ

トガヒミコの個性は変身です

個性「変身」は、トガヒミコが相手の血液を摂取することで、「その相手の姿と個性を得る事ができます」

対象者から得た血液を自身に取り込む事で変身する事が可能となり、摂取量が多ければ多いほど継続時間を長く保つ事ができます。

作中において明らかになっているのは、コップ一杯の量を摂取すれば、1日の変身を維持する事が可能となります。

無論、身体と個性だけを変身するのではなく、衣服や装備をそのままに変身することも可能です。

しかしその場合は変身前の衣服が邪魔になってしまうので、裸になる必要があり、本人によれば裸は恥ずかしくあるも、好きな相手と仲間の前なら大丈夫との事。

またこの変身は一度に複数人の血液摂取も可能で、その分、姿を変更することもできます。

変身した状態で摂取した別人物に変身する事もでき、もし正体が暴れても、姿を隠す事が可能なのです。

トガヒミコの変身時は、体表がドロドロと溶けていき、身体が変化し、その摂取した本人に変身する工程を遂げなくてはなりません。

すぐに変身出来るモノでは無く、工程を経て変身をする耐組織の作り替えとも言える変身なのです。

対象の傷口から吸い取って変身することも可能ですが、普段は注射器のように血を吸い取る専用装備で血液採取を行う事で変身を可能としています。

最初は姿だけの変身でしたが、覚醒を経たことで変身した対象の個性を使用する事も可能となりましたが、これには問題がありました。

トガヒミコ本人が「好んだ相手ではないと、個性を使用する事はできず、また使用しても身体に掛かる負担は大きく、能力を完全に自分のモノとして使う事は難しい」ようです。

作中でトガヒミコはお茶子の無重力(ゼログラビティ)を使用しましたが、使用後に全身が負傷していた事を考えれば、その負担は大きいと思われます。

トガヒミコの変身能力は主に諜報活動や破壊工作による撹乱や、また追跡を逸らすために行う事が主であり、戦闘は基本的に得意ではないようです。

またトガヒミコの潜在的な技能は気配を消す事のできる隠密行動で、相手の死角に入り込んで知覚させない隠匿技術を持っています。

トガヒミコは死亡したのか

都が死亡

僕のヒーローアカデミアより引用©堀越耕平/集英社/BONES-株式会社ボンズ

作中においてトガヒミコは死ぬ事になります。

彼女の死は原作コミックス第39巻の第395話「幸せの上に」で描かれています。

トゥワイスの血液を得た事で個性・二倍を得たトガヒミコは、お茶子と交戦する事になるも、彼女はトガヒミコとの戦いを望まず、一人の友達として向き合ったのです。

トガヒミコの抱えた想いを一身に受けながら、彼女が抱えていた悩みや辛さに、苦しみを拗ねてい受け止めていくお茶子は、負傷しながらも命懸けで彼女を受け止めたのです。

自分の事を異常だと言い、決して幸せになる事のできない人生だと、好きな人の血を奪い、それがデクに似ていたことなども全てを告げていくトガヒミコの言葉。

それは彼女が自分の個性によって振り回されてきた苦しみの全てでした。

トガヒミコにとってお茶子は、自分の中に在る救済を唯一に知ってくれた相手であり、トガヒミコの抱えていた悲しみの全てを受け止め、友達となる事ができたお茶子。

しかし既に多くの激戦を潜り抜けていたお茶子の身体には限界が訪れてしまい、大量の失血のために既に危険な状況だったのです。

そんな中でトガヒミコは自分の事を顧みず、お茶子の血で変身し、お茶子になって彼女に血液の全てを輸血してくれたのです。

自分の命を捨てでまで、友達を助けようとするトガヒミコは、お茶子に感謝の言葉を述べていきます。

嬉しかったと、血を奪う事で生きる場所を作る事しかできなかった自分を唯一に受け止めてくれたお茶子の事が大好きだと言います。

そしてお茶子がいなくなるのだけは嫌だと、この気持ちは本当だからと、トガヒミコはお茶子に全ての血を輸血したのです。

一命を取り留めて、世界を救うことに成功したお茶子。

世界が平和になった中で彼女はトガヒミコの死を悼み泣いてしまいますが、その悲しみを共有してくれるデクと共に、トガヒミコの残してくれた世界を守る事を誓ったのです。

トガヒミコの名言

「生きにくいです…」

敵連合に加入するために死柄木弔に会いに来た時のセリフです。

また「生きやすい世の中になってほしい」と言っており、トガヒミコにとって今が生きづらい世の中ということが分かります。

「好きな人と同じになりたいよね…」

これは林間学校編で麗日お茶子との戦闘中に言ったセリフです。

このシーンはトガヒミコらしいメンヘラ具合や異常度にゾッとします。

好きな人と同じになりたいという感情が高まり、最終的には殺すことで愛情のゴールにしてしまう性格が伝わってきます。

「普通の暮らしってなんですか?」

これは異能解放軍のキュリオスとの戦闘中に言ったセリフです。

トガヒミコは子供のころからメンヘラな部分や異常な精神状態を抑圧された環境で育っていたので、普通という言葉に綱に疑問を感じて生きてきました。

そのため、キュリオスからの質問に対して純粋に問いかけた質問でした。

「私の恋人になって」

これは第347話で出久がトガヒミコのもとへワープで連れていかれた際に言ったセリフです。

純粋な一言が印象的かつ攻撃的にも捉えられそのシーンに惹きつけられました。

感情がもう抑えきれないような感じがしたのでこのトガヒミコの戦闘は以前よりも強くなることでしょう。

まとめ

作中においてトガヒミコは、悲しみの悪役と言えるダークヒロインでした。

他人の血を得なければ変身出来ない個性を持ってしまい、その為に道を踏み外してしまったトガヒミコ。

彼女は狂った人間と言うも、誰よりも血を吸わなければ生きていけない業を背負い、その苦しみに苦悩していた人間なのです。

そんな彼女を救ったお茶子の存在は、悲しみを受け止めてくれる尊い存在だったとも言えるでしょう。

最後は友達の為に命を捨てたトガヒミコ。

彼女は最後にヒーローになれたかも知れません。

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