【ハンターハンター】ヒソカは死亡したの!?念能力から過去、現在の動向についてまとめております。

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ハンターハンター劇中にて、間違いなくゴンの最大の敵である奇術師ヒソカ。

敵ながらもそのミステリアスかつ圧倒的な強さに、いつも惚れ惚れしてしまいますよね。

さらに常に強敵を求め、自身の快楽のため戦いに身を委ねる。

そんな尖りきったキャラクター性が、敵とはいえ嫌いになれません(笑)

今回はそんなヒソカを、プロフィールや経歴を交えながら解説したいと思います。

既に公開終了してしまった外伝作品「ヒソカ 過去編」の内容についても触れていきます。

外伝を見たことがない人にとっては有用な記事となることうけあいですので、ぜひご覧になってください!

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ヒソカとは

ヒソカとは

ハンターハンターより引用©富樫義博/集英社/アニメ制作会社:「HUNTERxHUNTER」製作委員会

本名 ヒソカ=モロウ
年齢 不明
生年月日 6月6日
身長 187cm
体重 91kg
血液型 B型
念の系統 変化系

ヒソカは出身地不明の謎のハンターであり、通称「奇術師」としてハンター協会の中でも恐れられている人物です。

その過去・経歴は謎に包まれており、本人以外に知る人間はいまだ現れていません。

そのピエロのような風貌に違わず気まぐれで嘘つきな性格をしており、人間性に掴みどころがありません。

まさに自身が考案した「念系統別性格診断」の「変化系」の性格そのものですね。

そして正真正銘の殺人快楽者であり、「異常性癖者」です。

自分が気に入った強敵と戦いそして殺すことに史上の喜びとエクスタシーを感じる、というとんでもない性癖を持っています。

そのためにゴンとキルアをハンター試験中にあえて見逃し、強くなるよう促すなど奇っ怪な行動が目立ちます。というか、奇っ怪な行動しかしません(笑)

特に幻影旅団団長のクロロとの戦いを求める姿勢はまさに異常そのもの。

クロロと戦うためだけに幻影旅団員を殺し、その後釜としてヒソカは旅団に入団します。

ですがヨークシン編にて、クラピカの『律する小指の鎖(ジャッジメントチェーン)』によりクロロは念能力が使えなくなります。

それではまともな勝負ができないことを知ったヒソカは、その念能力を解除できる「除念師」探しに協力するほどでした。

その結果クロロの除念は成功し、劇中屈指の激戦「クロロ VS ヒソカ」が実現したのです。

一方成長の見込みがない弱い人間に対しては無関心であり、残忍です。

興味がない人物に対してはまともに取り合わず、相手から襲ってこようものならあっさりと殺してしまいます。

分かりやすい例で、1番最初のハンター試験編のときは「試験官ごっこ」と称し、自分の眼鏡に適わない受験者を皆殺しにしています。

このようにヒソカは、個性の強いハンターハンターの登場人物でも随一の奇人・狂人と言えるでしょう。

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ヒソカの念能力

ヒソカは、素手と「トランプ」を武器にした遠近両対応の戦闘スタイルを用いています。

そして念能力は系統で言うと「変化系」能力者です。

この2つの組み合わせにより、ヒソカはとてつもない戦闘能力を誇ります。

また身体能力も多くのキャラクターの中でもトップクラスとなっています。

その証拠に幻影旅団に所属していたときの腕相撲ランキングでは、『ウボォーギン』『フィンクス』に次ぐ第3位に位置していました。

上位2人は「強化系」能力者であることを踏まえると、かなり善戦してるといえるのではないでしょうか。

そして先述の「ヒソカ VS クロロ」ではその身体能力をフル活用して戦っています。

クロロの能力で指や足を吹き飛ばされても、最後まで機敏に立ち回る様はまさに戦闘のプロ。

結果的に負けはしましたが、この戦いは逆にヒソカの強さの証明にもなっていますよね。

そしてヒソカの強さを語る上で欠かせないのはその「念能力」。

その汎用性バツグンの能力をこれから解説していきます。

ヒソカの念能力①『伸縮自在の愛(バンジーガム)』

バンジーガム

ハンターハンター©富樫義博・集英社

『伸縮自在の愛(バンジーガム)』はヒソカの強さを語る上で欠かせない、代名詞的な念能力です。

自分のオーラを「ガムとゴム」両方の性質を合わせ持つものに変える変化系能力です。

ガムのようにくっつきゴムのようによく伸び素早く縮むため、物体にくっつけ反動で飛ばすこともできます。

また「隠」を使うことにより、極限までオーラを見えにくくすることも可能です。

付けたり剥がしたり、伸ばしたり縮ませるのもヒソカの意思次第。

ただしヒソカの身体からオーラを離した際は、10m以上伸ばすと切れてしまう弱点があります。

その場合でもオーラの粘着性自体はそのままです。

そしてこの念能力最大のメリットはズバリ「相手にどんな能力か知られても、まったくマイナスにならない」という点でしょう。

シンプルで応用性が高いため、その性質を知られたとしても相手は次にどんな攻撃が来るのか予測できません。

これがヒソカを強キャラたらしめている所以の1つなのは間違いありません。

『伸縮自在の愛』自体に攻撃能力はまったくありませんが、上記の様に応用性がとても高い念能力です。

まさにヒソカが使ってこその力といえるでしょう。

ヒソカの念能力②『薄っぺらな嘘(ドッキリテクスチャー)』

ドッキリテクスチャー

ハンターハンター©富樫義博・集英社

『薄っぺらな嘘(ドッキリテクスチャー)』は、ヒソカのもうひとつの念能力です

こちらは作中では非戦闘時によく使われます。

効果はオーラでいろいろな質感を再現し、物体の表面を覆い隠す能力です。

見た目も人体や模様、文字など様々なものを再現できるため、こちらも『伸縮自在の愛』同様にかなりの汎用性を誇る能力です。

ただしあくまで「表面、つまり二次元的な再現」しかできません。

なので触られてしまえばすぐにバレてしまう弱点を持っています。
(作中では「非常に上質なカラーコピーのようなもの」と説明されている)

『薄っぺらな愛』もこれ自体の性能は大したものではありませんが、ヒソカは『伸縮自在の愛』と組み合わせることで攻撃や防御、偽装など様々な行動に応用しています。

ヒソカの過去

現在は公開終了してしまいましたが、過去に「ジャンプ+」にて発表された石井スイ作『ヒソカ 過去編』にてヒソカが念に目覚めるまでの話が綴られていました。

かつてスラムで何者かに襲われ行き倒れになっていたヒソカは、『グラムガスランド』という街で「モリトニオ 一座」というサーカス団に身を拾われます。

そのサーカス団の座長「モリトニオ」と女性団員「アバキ」は念能力者であり、座長は念能力を用いて芸を行っていました。

どうやらモリトニオは元々ハンターを目指していたそうなのですが、試験会場にて圧倒的な才能を目の前にして挫折してしまったようです。

そんな彼は団員に念能力を教える、いわゆる「師匠」としての役割も背負っていました。

彼はヒソカにも念について教えます。

つまりヒソカの念の師匠は、モリトニオということになりますね。

そしてモリトニオから念を教わったヒソカは、なんとわずか1週間で「練」までを習得してしまいます。

この時点でヒソカには、念の才能の片鱗が見え始めていました。

ところで、グラムガスランドでは連続殺人鬼による事件が頻発していました。

「百面 ジョン・ドゥ」と称されたその殺人鬼の手に掛かった犠牲者は、みな一貫して何かに押し潰されたかのように「圧死」していたのです。

結論から言うと、ジョン・ドゥの正体は座長のモリトニオだったのです。

モリトニオは精神が昂ぶると人を殺さずにはいられないサイコパスでした。ある意味ヒソカと同じ精神の持ち主といえますね。

正体を見破ったヒソカはモリトニオと戦いになりますが、ハンターではないといえ念の達人には違いないモリトニオに最初は苦戦するヒソカ。

しかし咄嗟に「凝」を行い、モリトニオの念能力を見切ります。

モリトニオの念能力は「磁力」を帯びた鉄柱を操るというもの。

この鉄柱にヒソカは自身のオーラを着け、モリトニオに纏まった部分を投げつけることにより収縮させ逆に押し潰して勝利します。

そう、これこそがヒソカの念能力『伸縮自在の愛(バンジーガム)』のルーツとなった戦いだった、というわけですね。

その後ヒソカは行方不明に。ここから本編に繋がっていく、ということです。

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ヒソカは死亡したのか

クロロとの戦いの末、殺されてしまったヒソカ。

しかし「死後強まる念」により自身のオーラで心臓と肺を伸縮させ、見事蘇生。現世への復活を果たしました。

しかもその後の描写により、ヒソカの念能力は強まっているのではないか?という見方もあります。
というのも

* 表面的にしか再現できない『薄っぺらな愛』で自分の手足の質感を立体的に再現できている
* マチを拘束した際に、念の達人であるマチが解けないほどの粘着力を有している
* シャルナークを戦闘にすら持ち込ませずワンパンで殺害

など、戦闘能力が高まっている節があるのです。

ますます凶悪な力を手にし、旅団狩りに動くヒソカの動向に恐ろしくも注目したいところです。

ヒソカの現在

ヒソカは現在幻影旅団全員を殺害するため、暗黒大陸に向かうブラックホエール号の内部に潜伏しています。

またブラックホエール号内では、殺された仲間の仇討ちに燃える旅団員がヒソカを探しています。

そしてなんと、ヒソカ自らの依頼でゾルディック家の長兄『イルミ』が旅団に加わっています。

これにより「ヒソカ VS イルミ」のカードが実現する可能性も出てきました。

しかし実はこの『イルミ』、少し不可解な点があるのです。

それは、一人称が「ボク」に変わっている、ということです。

というのもイルミは作中一貫して一人称は「オレ」であり、一度も「ボク」とは言ったことがありません。

さらにまだ一度もイルミは、船内で念能力を披露していません。つまり、この『イルミ』は本物でない可能性があります。

何が言いたいのかというと、この『イルミ』はイルミ本人と同じ様な体格で一人称が「ボク」のキャラクターが変装している。

つまりこの『イルミ』は実はヒソカが化けたものなのではないでしょうか?

先ほども説明しましたが、今のヒソカは念能力により自身の顔や体格を変化させられます。

『伸縮自在の愛』や『薄っぺらな愛』を使って顔を変え、ヒソカが『イルミ』に変装している可能性は十二分にあるというわけです。

旅団にもっとも近いところで様子をうかがい、そしてそのさまを見ていたいというのがヒソカの性格からしてマッチしているのではと思います。

すこし無理やりな気もしますが、筆者はこの「ヒソカがイルミに変装している」説を推しています!

まとめ

今回はヒソカについてまとめました。

ハンターハンターが休載になってからもう丸3年以上が経過しており、今か今かと筆者含めファンは再開を待ち望んでいます。

舞台が暗黒大陸編に移ったのち、旅団とヒソカの戦いはますます熾烈になっていきます。

本気でヒソカを殺しに動く旅団と、旅団を徹底的に狩りに出たヒソカ。

そのお互いの動向から、まったく目が離せませんね!

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