【ハンターハンター】「制約と誓約」とは!?使用しているキャラの条件ついてもまとめております

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ハンターハンターの作者である「富樫先生」がツイッターアカウントを作ったことで読者の反響が凄かったですよね。

今回はそんなハンターハンターの中でも特に面白いと思われる設定「制約と誓約」についてまとめていこうと思います。

ネーミングセンス抜群の「制約と誓約とは何なのか」「制約と誓約の使用者は誰なのか」記載していきます。

注意

「誓約と制約」についての内容はハンターハンターの画像を引用させていただいております。問題がありましたら、問い合わせページからご連絡いただければ速やかに消させていただきます。(集英社/富樫 義博様)

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制約と誓約とは

誓約と制約

ハンターハンターより引用©富樫 義博/集英社
アニメーション制作:マッドハウス

「制約と誓約」は念能力の概念の一つで、これを用いることで念能力者の能力は引き上げられ威力や精度が飛躍的に向上します。

また、これにより本来の capacity では不可能だったことが可能になったり、全く新たな可能性を見出すことができ物語をより深く興味深くする要素になっています。

言葉の意味として
「制約」はある条件を課して自由にさせないこと,その物事のための必要な条件、

「誓約」は必ず守ると約束することまたその約束、

という同じ「せいやく」でもそれぞれ違う意味を持ちます。

「制約」はルール、「誓約」はその意思表示とまずは思っていてください。

作中イズナビというキャラクターが「ルールを決めてそれを心に誓うんだ。『遵守する』と。」と言って教えを説いていました。

「制約と誓約」は能力者自らが己自身に「制約」かけることができるのでルールや条件の達成難易度は自身で設定できます。

しかし、それに伴うアウトプットは達成難易度に比例するところがあるので、ルールや条件が厳しければ厳しいほど念の威力や可能性の範囲を広げる事ができます。

できると言ってもあくまで自身のオーラに対しての相乗効果的な役回りなので絶対に不可能なことはできません。

さらには自らの『制約』に対し『誓約』すなわち、遵守することができなければ発動したい念能力自体が発動できない事態に陥ります。

やりたいこととできることのバランスをうまく取れている念能力者が「HUNTER×HUNTER」の世界では存在感が増し、強いキャラクターとして扱われています。

制約と誓約の使用者

クラピカ

クラピカは特殊な民族の生まれで過去に自分以外の民族すべてを幻影旅団という盗賊集団に抹殺され、同胞の両目を抜きとられたという悲しいバックボーンがあります。

そのため、幻影旅団に強い恨みを持っています。幻影旅団員の抹殺と仲間の目をすべて集めて弔うことがクラピカのハンターになる理由です。

彼らを繋いでおかなくてはいけないという思いから鎖を具現化する念能力を開発しており、そのためだけの念能力に課した「制約と誓約」は「幻影旅団以外にこの能力を使うと自らの命を落とす」というものです。

「それ以外に使えない」というだけでも「制約」としては十分威力を上げることはできますが、クラピカはさらに「命を落とす」という「制約」も追加し覚悟の証を示しています。

クラピカは自らの念能力で作った念の刃を心臓に突き刺しており「誓約」を破ればいつでも命を落とすようにしています。

こういった大きなリスクと強制力を「制約と誓約」で付与することでクラピカは能力を更に高めることに成功したのです。

ゴン

主人公であるゴンは、自身の肉体や物を強化するのが得意な強化系の念能力者です。

最大の武器は拳に強化したオーラを一点集中させ相手にぶつけるというとてもシンプルなものです。

能力開発初期は溜めも長く、単純なパンチに近い攻撃だったためよけられるとカウンターを食らうリスクも高く、乱発できませんでした。

そこでゴンは拳をじゃんけんのグーにみたてて(パーとチョキはおまけ程度)、攻撃のモーションにじゃんけんの掛け声ともう一方の手で拳を隠すようなフォームを加えルーティーン的な「制約」で威力をあげました。

また、ゴンはネフェルピトー戦で師匠の仇を討つため「もうこれで終わってもいい…だからすべてを」という台詞を告げたのち肉体を強制的に成長させる「制約と誓約」を課します。

終わる=念能力の消滅あるいは絶命を指すかは計り知れませんが、この戦闘のあとゴンは絶命に近い状態に陥り、仲間の協力で回復はしたもののオーラを全く感知できなくなっています。

フランクリン

幻影旅団員のフランクリンの場合、彼はオーラを飛ばすことを得意とする放出系の念能力者です。

放出系はオーラを飛ばすことがすべてなのでより威力やオーラの量が多いほうが=強い(操作系を加味しない場合)につながります。

フランクリンの念能力は手の指からオーラの球を打ち出すというものです。

彼はさらに「自分の指を切断しそこから発射する」という「制約と誓約」を課すことにより飛躍的に威力を上げることに成功しています。

クロロ=ルシルフル

幻影旅団の団長であるクロロの場合、他人の念能力を盗んで使うことができます。

盗まれた側は、その能力を使えなくなります。

具現化した本(盗賊の極意)に盗んだ能力を封じ込め、自在に引き出すことができるのです。

しかし、相手の能力を盗むために次の「4つの条件をクリア」しなければならないという「制約」があります。

1つめが、相手の念能力を実際に目で見る。
2つめが、相手に念に関して質問し、相手がそれに答える。
3つめが、本の表紙の手形と相手の手の平とを合わせる。
4つめが、1~3 を一時間以内に行う、

という内容です。

盗んだ能力を使うときは、本を具現化して右手に持ち、その能力のページを開いた状態にするというものです。

この能力は、盗まれた相手が死んだ時点で本から削除され、使えなくなるというものと考えられます。

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ゲンスルー

グリードアイランド編でのプレイヤーの一人で、爆弾をつける念能力の持ち主です。

「爆弾魔(ボマー)」といって、相手に触れて爆弾をつけることができます。

爆弾を発動するためには、「爆弾をつけた相手に能力の説明」をすると作動するという「制約と誓約」を設けています。

解除の方法についても作中で説明がありましたが、ボマーといってゲンスルーにさわられると外すことができます。

まさに鬼ごっこのようなルールです。

ビノールト

賞金首ハンターのビノールトは、相手の髪の毛を食べることで相手の肉体情報を得ることができる念能力の持ち主です。

「制約と誓約」は「切り裂き美容師(シザーハンズ)」といって、「愛用のハサミで切った人間の髪の毛を食べる」ことです。

カイト

ジンを慕うハンターの一人で、ゴンの幼少時代を知る兄のような存在です。

カイトの念能力は「気狂いピエロ(クレイジースロット)」といって、口の中にルーレットがあり、数字は 1~9 まで、出た目によって武器が変わります。

一度出した武器はちゃんと使わない限り代えられず、消すことができないというちょっと変わった制約であります。

フィンクス

フィンクスの念能力は、「廻天(リッパ-・サイクロトロン)」といって、腕を回すほどパンチ力が増大します。

「制約と誓約」は腕を回すことです。

レオル

レオルの念能力は、「謝債発行機(レンタルポット)」といって、対象者に恩を売り、その見返りとして一時的に対象者の特殊能力を借りることができる制約です。

その念能力を使用するためには、次の二段階の条件をクリアしなければならないといいます。

1 つめが、相手の特殊能力を実際に見るか、能力の名を知るということ。
2つめが、相手に恩を売り「これはかしだからな」とか「ただじゃないぜ?」などと確認しそれに対して相手が同意した場合に限り能力の発動条件が整うことになります。

これが誓約と考えられます。

ちなみに条件が整うと自動的にレオルの発行機にデータが記憶され相手の名前と能力名、レンタル回数などがいつでも確認できるようになるそうです。

また、相手が死亡した場合はデータが削除されます。

レンタルは一回一時間であり、借りられた相手はレンタル中にその能力は使用することができなくなります。

ただし、使用できなくなるのは貸し出している特殊能力だけであり、基本的な念能力は使用することができます。

まとめ

以上が「制約と誓約」についてと、キャラクターごとに念能力と使用方法を紹介してきました。

バトル漫画の中で醍醐味である戦闘は、勝ち負けも重要ですが、それまでの工程も読み手を引き付ける要素であり重要だと思います。

その中でも念能力は秀逸で奥が深く、そこに展開をわからなくするための要素として「制約と誓約」が付与されるという独自の世界観を「HUNTER×HUNTER」は確立しているのだと感じ、今後の展開にも期待しています。

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