【ハンターハンター】ジャイロの初登場はいつ?現在や暗黒大陸との関係性についても考察含めてまとめていきます。

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今も人気で、誰もが連載再開を待ち望んでる漫画、HUNTER×HUNTER。

その緻密過ぎる設定とストーリーで、みんながそれぞれの考察を繰り広げる漫画としても親しまれているのではないでしょうか。

今回はその中でも謎が深い、「ジャイロ」というキャラクターに焦点を当ててみましょう。

お知らせ

「ジャイロ」についての内容はハンターハンターの画像を引用させていただいております。問題がありましたら、問い合わせページからご連絡いただければ速やかに消させていただきます。(集英社/富樫 義博様)

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ジャイロとは

ジャイロとは

ハンターハンターアニメより引用©富樫 義博/集英社

ジャイロとはとある国家を裏で指揮している人物で実はまだ顔も出ていないません

原作20巻で登場する人物です。

20巻と言えばストーリー的にはキメラアント編が進んでいる巻になります。

「じゃあキメラアントに関わっているの?活躍した?」と言われると、全く活躍はしていません。

とある国家の名前はNGL自治国。

キメラアント編にて最初に被害にあった国家です。

なのですが、やはりジャイロは深く関わっているわけではありません。

この国家、表向きはNGL(ネオグリーンライフ)、つまり自給自足で生活し自然との共存を試みている国家です。

電子機器も禁止されているため、電子内で情報が漏れると言った事もありません。

やりとりは基本的には手紙と馬です。

ですがそれは表向きで、実はD2という麻薬を製造し世界にばらまいていました。

このD2に関してはカイトが仲間に捜査をしてもらいましたが、麻薬製造、そして誰が黒幕なのか掴めませんでした。

あのカイトを以てしても情報がつかめないとなると、相当のやり手だと思われます。

ジャイロの生い立ち

ここでジャイロの生い立ちについて説明しましょう。

ジャイロはとあるスラムで育ち、父親から虐待を受けていました。

父親から労働力として扱われ、共同トイレに行くとき以外は音を立てるなと教育され、ベッドから出る事も許されないと極悪な環境で育っています。

そんな彼が言葉を話せるようになったのは、なんと7歳です。

ですがジャイロは、自分が高熱を出した時に看病してくれた父親に恩を感じていて、それだけで父親の傍から離れなかったのです。

大きくなったある日にジャイロは歳の離れた男と喧嘩をし、その時に父親が通りかかるも父親はその喧嘩を無視し目を合わせる事もなく去っていきました。

その男から、あの時に看病していたのは父親ではなく隣の家のおじいさんだと言われ、ジャイロはこの時に自分は父親にとってただの労働力なのだと悟るのです。

それから12歳の時に父親をハンマーで殴り殺し家から飛び出し、21歳の時にNGLを建設しています。そしてさらにその9年後、NGLは国家として認められました。

しかし表向きな政治には顔を出すことはしていません。

彼が持っていたのは悪としてのカリスマ性と、圧倒的な悪意です。

彼はこの二つで一般人には及ばない領域まで上り詰めたのだと考察できます。

そうでなければ7歳で言葉を覚えた少年がその数年後にひとつの国家を作り上げることなんて不可能です。

国家を作ったのは、作り上げた麻薬をばらまくためと考えていいでしょう。

同じくキメラアントにされたウェルフェンは血は繋がっていないもののジャイロを弟と呼び、彼を王にすると話していました。

その決意はあのメルエムを前にしても変わっていません。それほどまでにジャイロは他者にとって圧倒的な何かがあるのです。

では今度はキメラアント編でのジャイロを見てみましょう。

キメラアント編でのジャイロ

ジャイロがキメラアントにされたのは、まだ女王が活動している頃です。

先にも触れたとおり、NGL自治国家は最初に狙われているので、キメラアント編で「人間がキメラアントになること」と先駆けとも言えます。

言葉を話す元の人間と言えば、イルカゴやウェルフェンやメレオロンなどがいます。

人間からキメラアントにされた人間たちは女王の為だけに生きるという洗脳をされているので、ピトーやプフなどは女王に従順でした。

ですがジャイロはキメラアントにされても自分の悪意が残っていたので、人間だったころの自分を思い出すことが出来ました。

女王の元を離れたジャイロは戦う事も、そして主人公であるゴンに関わる事もなく原作内で立ち去っています。

ジャイロの現在

ジャイロの現在は、描かれていません。

ジャイロはキメラアントにされてから自分の記憶を取り戻し、女王の元を去っています。

ここまでは原作内で確定されています。

最後には深くフードをかぶって人ごみに消えるジャイロの後ろ姿があり、それ以降は出てきていません。

主人公であるゴンやキルアと会うこともなく、ジャイロはどこに行ったのでしょう。

原作では自由になったウェルフェンがジャイロを探す描写があります。

「ジャイロは流星街にいる」とのことなので、もしかしたらそこで再開するのかもしれません。

しかし何故ジャイロがこんなに注目されるのか。

それはいくつかの考察が存在するからです。

ジャイロは暗黒大陸に関係がある?

暗黒大陸にて、五大厄災というものが明らかになりました。

「兵器ブリオン」
謎の古代遺跡を守る正体不明の頭部が球体の生物。
「双尾の蛇へルベル」
殺意を感染させる魔物。
「ガス生命体アイ」
欲望の共依存呼ばれるガス。
「人喰いの獣パプ」
快楽と命の等価交換とされる獣。
「不死の病ゾバエ病」
希望を語る底なしの絶望。

この中のゾバエ病が、ジャイロと関係があるのではないかと言われています。

ジャイロ自体、殺意をばらまく事に意義を持っている人物なので、この病に共鳴されてもおかしくありません。

ただこの考察だけをすると突飛なのですが、この考察は他の考察と語ると可能性が強くなります。

それは、この五大厄災に当てはまる人物が他にいるからです。

それはキルアの妹、アルカです。

彼女は体の中にナニカという別人格がいます。そのナニカが暗黒大陸出身であることがコミック33巻で名言されました。

アルカが宿していると予想されるのは「ガス生命体アイ」です。

そして主人公であるゴンも、実は暗黒大陸に関りがあると言われています。

それは、ゴンがピトーを倒す際に力の前借のような状態になった事です。

あのゴンさんモードが、「人飼いの獣パプ」の能力ではないかと言われています。

パプの能力は快楽と命の等価交換です。ゴンは力を得たいという快感と命を好感してあの暴力的なまでの力を得たのではないでしょうか。

それと同じ人物で該当するのは、幻影旅団編で活躍したセンリツです。

彼女は世界に散らばっている「闇のソナタ」という悪魔の楽譜のフルートの演奏を聞いて、呪いを受けてしまいました。

その腕は描写こそなかったものの、あのクラピカが驚いていたほどです。

これは音楽を聴きたいという快楽と命を削った結果なのでは?と言われています。

このように、暗黒大陸に関わるがいる人物は思ったよりも登場しています。

なので人類に全ての殺意を持っている殺意をばらまこうとしているジャイロにも、暗黒大陸の能力に関わっている可能性は高いのです。

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まとめ

今回は魅力的ですが謎が深すぎるジャイロというキャラクターを深堀してみました。

原作ではジャイロの話だけで一話をまるまる使うなど、大きな含みを持たせています。

今現在のストーリーは暗黒大陸前でまだ登場も、登場する示唆もされていませんが、ジャイロが出てきた際にはきっとまた大盛り上がりになる事は間違いありません。

まだまだ謎と闇が深く、作者である冨樫先生が何を意味してジャイロの一生をこのように細かく書いたか、これからも考察していくのが楽しみなキャラクターですよね。

みなさんも今一度、ジャイロの注目してみてください。

それでは観覧いただき、ありがとうございました!

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