呪術廻戦では負の感情「呪力」をコントロールして「術式」というのを扱い勝負をしてきます。
現在ジャンプでは153話まで進んでおり、この「術式」で幾度の無く勝負を繰り広げてきました。
今回は「術式」について軽く説明をしてから、作中で登場した術式をまとめていきます。
- 術式とは
- 作中で登場した術式一覧
術式一覧では呪術廻戦の本誌の内容が含まれます。アニメ派の方でネタバレを好まない方は、ここで閉じてください
術式とは
五条悟は「呪力」を電気に「術式」を家電に例えることで、虎杖だけでなく私たち読者にも分かりやすく教えてくれました。
簡単に言うと「呪力」という電気だけでも使えるけど、呪力を「術式」という家電につなげることで、冷蔵庫や掃除機など便利な物を使えるようになるよね!ってことです。
呪術廻戦では「術式」が他のアニメでいう魔法みたいになるんですね。
しかし「術式」は式神や結界術は別として、「生まれながらに体に刻まれているもの」であるため、呪術師の実力は才能が8割だそうです。
才能があっても「呪力」をコントロールできなければ使い物になりません。
電気を使いすぎるとブレーカーが落ちてしまう事と一緒です。
いかに無駄使いせずに呪力を操れるかが呪術師として大事になっていきます。
ここから作中で登場してきた術式をまとめていきます。
作中で登場した術式一覧
術式① 十種影法術
作中で術式:十種影法術を扱えるのは伏黒恵です
十種影法術は影を媒体して10種の式神という名の動物を召喚して操る術式です。
主に「玉犬、大蛇、鵺、蝦蟇」などがいます。
最大で2体の式神を出すことが可能であり、式神を拡張術式の効果によって融合することも出来ます。
影を利用することもでき、影の中に伏黒恵自身がが隠れることや武器などを入れておくことも可能。
伏黒恵は領域展開も未完成ながら習得しており、範囲内に影の海のような世界が広がり、式神を何匹も召還しています。
術式② 無下限呪術
作中で術式:無下限呪術を扱えるのは五条悟です
簡単に言うと「無限を操る」術式。
五条悟の無下限呪術は呪術界の御三家の一つ五条家相伝の術式であり、基本的には無限を収束する「術式順転 蒼」と発散する「術式反転 赫」の2つがあります。
そして五条家の中でもごく一部にしかできない「術式順転 蒼」と「術式反転 赫」を合わせたことで仮想の領域を押し込み攻撃する「虚式 紫」があります。
また無限の発散を自身に応用して瞬間移動したり加速したりすることも可能。
チート術式のように思えますが、無限をコントロールするのには呪力や術式のコントロールが必要であり、頭を使うため消費が激しい。
しかし五条悟は六眼を持っており、人よりも術式の情報を視認できるため無限を自在にコントロールできることに加えて反転術式で頭を使いながら回復できるという異次元の能力を手にしている。
術式③ 赤血操術
作中で術式:赤血操術を扱えるのは加茂憲紀、脹相です
「赤血操術」は呪術界の御三家の一つ加茂家相伝の術式です。
血を固めて攻撃したり、血液の動きを速めてドーピング効果のような働きもできる。
リスクもあり、同じ液体である水に弱いこと。
そして自身の血を使っていることから失血死の恐れがあることです。
しかし史上最悪の呪術師「加茂憲倫」が作り出した呪胎九相図の一人である「脹相」は呪霊と人間のハーフでありそのため呪力を血液に変える特異体質があります。
失血死がなく多くの血を凝縮出来たり、血に毒を追加出来たりと加茂憲紀の完全な上位互換に位置するキャラとなっております。
術式④ 十劃呪法
作中で術式:十劃呪法を扱えるのは七海健人です
十劃呪法は対象の長さを線分した時に7.3の比率の場所に弱点を生み出すことが出来ます。
体全体や頭部、腹部だけなど部分的にもこの7.3の比率から弱点を生み出すことが可能。
格下相手なら呪力がこもった拳だけ体を切断することできる。
しかし真人のように体が分裂するタイプは相性が悪い。
作中では「瓦落瓦落」という技で建物を破壊して、破壊した建物に呪力を籠める拡張術式を使っていました。
術式⑤ 芻霊呪法
作中で術式:芻霊呪法を扱えるのは釘崎野薔薇です
芻霊呪法は金づちと釘を使って、対象の相手に釘を刺し呪力を流す術式です。
対象の相手の髪や血など欠損した一部に草人形を重ね、呪力を打ち込むことで対象の相手にダメージを与える「共鳴り(ともなり)」
対象物に釘を刺し、呪力を流して破壊する「簪(かんざし)」が作中で使っていた芻霊呪法です。
対象の相手に釘を刺したところが、ダメージを負うのは呪いを祓う方ではなく呪う方な感じがしますよね(笑)
術式⑥ 傀儡操術
作中で術式:傀儡操術を扱えるのは与 幸吉、夜蛾正道です
傀儡操術とは無生物に呪力を与えて生まれる「呪骸」や傀儡操る術式です。
夜蛾正道は傀儡呪術学の第一人者であり、本来なら感情などを持たない「呪骸」だが、パンダは感情を持っています。
主に呪骸には「核」と呼ばれる心臓のような物があり、それが破壊されると無生物に戻ってしまう。
与幸吉は天与呪縛の効果により傀儡の操作の範囲が日本全土に広がります。
究極メカ丸も与幸吉の傀儡操術の一つです。
術式⑦ 呪霊操術
作中で術式:呪霊操術を扱えるのは夏油傑です
呪霊操術は呪霊を操ることが出来る術式です。
降伏した呪霊を自由に操れることができ、2級以上階級が違う呪霊に対しては無条件で取り込むことが可能。
特級呪霊を操ることが可能であり、渋谷事変では「疱瘡神」を操っていました。
また呪霊操術の最大の奥義である「極ノ番 うずまき」は準一級以上の呪霊の術式を抜き出すことができます。
しかし「極ノ番 うずまき」は取り込んだ呪霊をすべて出さないと行けないため、貯め込んだ呪霊が無くなるのがデメリットでもあります
渋谷事変では真人も呪霊操術の一人だったことが判明し、術式も抜き出しています。
術式⑧ 投射呪法
作中で術式:投射呪法を扱えるのは禪院直哉、禪院直毘人です
投射呪法は呪術界御三家の一つ禪院家相伝の術式です。
カメラのフレームのように1秒に24コマ分割でき、その1秒ごとの動きを自身であらかじめ決めてその通りに動くことが出来ます。
空を飛んだり、何Km先まで移動したりなど物理法則がぶっ壊れてないない限りは思い通りに動けます。
逆に物理法則が壊れていない限り最強の術式とも言えます。
また対象の相手に触れることで対象にも1秒に24コマの動きを強制させることができ、それが出来なかった場合1秒間身動きが取れなくなります。
デメリットとしては一度決めてしまったらその動きを絶対にしなくてはならないことです。
誤った動きをすると対象の相手同様、自身も1秒間身動きが取れなくなるので、中々頭を使う術式でもあります。
術式⑨ 無為転変
作中で術式:無為転変を扱えるのは真人です
無為転変は対象の相手の魂を操ることが出来る術式です。
一度対象の魂に触れると、魂を変形させ改造することが出来ます。
人間を呪霊のように変形することも容易いものです。
また魂の変形は真人自身にも使うことができ、子供のようなサイズに変身したり、ヘビみたいな姿になったり、分身を作ったりして巧みに戦闘をしていました。
対象の相手が呪力で魂を守った時は改造を阻止することが可能。
術式⑩ 呪言
作中で術式:呪言を扱えるのは狗巻棘です
呪言は言葉に呪力をかけることで、言霊の増幅・強制する術式です。
簡単に言うと「放った言葉がそのまま攻撃」になるという事です。
そのため普段はおにぎりの具で会話をしています。
しかし相手に「潰れろ」と言ってどんな相手も潰れたらチート能力すぎますよね(笑)
呪言はそんな便利な術式ではなく、格上相手には「動くな」というだけでも自身の喉から血が出るほどです。
格下相手にも喉がかれてしまうので、常にのどの薬を持っています。
戦闘向きというよりかはサポート役に向いている術式だと思います。
術式⑪ 不義遊戯
作中で術式:不義遊戯を扱えるのは東堂葵です
不義遊戯は手を叩くと対象範囲の呪力が籠められているものと位置を入れ替える術式です。
自分以外の対象の位置が入れ替わることも可能で頭を使う能力。
戦闘に参加している人数が多いほど、不義遊戯で入れ替える対象が増えるため有利となります。
また石に呪力を籠めて投げ、手を叩いて石と自身の位置を入れ替わるなど、東堂はパワータイプで頭を使うのは苦手そうな見た目ですが、めちゃめちゃ賢いです。
また手を叩いても入れ替えないという選択も可能で、相手を攪乱させるにはもってこいの術式。
東堂の術式はサポート役に適している感じがします。
術式⑫ 構築術式
作中で術式:構築術式を扱えるのは禪院真衣です
構築術式は呪力で物質を0から作ることが可能な術式。
呪力量が多ければ何でも作れるが、禪院真衣は呪力量が少なく呪力の消費が激しいため1日1回銃弾を作るので精一杯である。
しかもその銃弾を当てることが出来ても相手は倒れないことがあるので、まじで真衣には勿体ない術式だと思っていました。
「めちゃめちゃ弱いやん!」と思ったが禪院真衣が呪力量が少ない理由が150話で判明。
その話を見た時に考えさせられました。
術式⑬ 黒鳥術式
作中で術式:黒鳥術式を扱えるのは冥冥です
黒鳥術式は読んで字のごとくカラスを操る術式です。
黒鳥術式の奥義である「神風」が中々最強であり、その効果は本来弱いカラスに死ぬことを強制させることで呪力制限を消し去り体当たりするというもの。
呪力制限のなくなったカラスの力は強力であり、特級呪霊も一人で倒すほどです。
またこの「神風」を耐えれるものは五条悟以外に誰もいないとのこと。
冥冥自身に縛りが無いのにこの強さはぶっ壊れています
術式⑭ あべこべ
作中で術式:あべこべを扱えるのは栗坂二良です
あべこべは強い攻撃ほど弱くなり、弱い攻撃ほど強くなる術式。
中々面白い術式だと思いました。
対戦する際は絶対に強い攻撃をしたくなりますよね。
あべこべの術式はいかに対戦相手にからくりがバレないかが勝敗を分けますね。
伏黒恵、虎杖悠二と対戦した時、伏黒恵に術式のからくりがバレて弱い攻撃一発でやられて行きました。
術式⑮ 降霊術
作中で術式:降霊術を扱えるのはオガミ婆、猪野琢磨です
猪野琢真は降霊術の一種である「来訪瑞獣 (らいほうずいじゅう) 」の使い手で自身が霊媒となることで四種の瑞獣を操る能力。
七海からの推薦をもらっており、一級への昇級の審査中のためその強さは中々なものです。
オガミ婆は死者の欠損した一部を自分または誰かに飲み込ませることで身体に憑依させることが可能な降霊術。
渋谷事変では降霊術同士であるオガミ婆と猪野琢真が戦闘。
オガミ婆が最強のフィジカルギフテッド「禪院甚爾」を孫の体に憑依させたことで勝利します。
しかし「禪院甚爾」が肉体を乗っ取ったためオガミ婆もやられ死亡します。
降霊術を使用する際に肉体と魂が分かれており、乗っ取られることを恐れて、肉体だけを憑依させるのだが呪力を持たない最強の肉体を持つ禪院甚爾を憑依させたため乗っ取られてしまったんですね。
術式⑯ 超人(コメディアン)
作中で術式:超人を扱えるのは高羽文彦です
自分が「ウケる」と思ったものを現実にできる能力。
しかし本人は以前は呪力を持たなかった覚醒者として死滅回遊に参加しているため自身が術式を扱えることすらしらない。
それがゲームバランスを担っている。
術式⑰ 心身掌握(ハートキャッチ)
作中で術式:心身掌握を扱えるのはラルゥです
術式対象を掴むことができる術式。
仮想の手は何度でも復元可能だがその分、10分の1のダメージをくらってしまう。
術式⑱ 祈祷の歌(ハクナ・ラーナ)
作中で術式:祈祷の歌を扱えるのはミゲルです
この術式は肉体でビートを刻むことで自身の身体能力を強化向上させるというもの。
自身のバフって感じですね。
これがあったから五条悟を10分間も足止めできたんですね。
作中で術式:心身掌握を扱えるのはラルゥです
まとめ
今回は呪術廻戦の術式について軽く記載して、作中で登場した術式をまとめました。
こちらに簡単に記載します。
呪術廻戦の術式の中でやっぱり一番好きなのは「無下限呪術」ですよね!。
でも個人的にあべこべも結構好きです。
皆さんはどの術式が好きですか?またもしここに記載していない術式がありましたら、コメント頂けると幸いです
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