「呪術廻戦」の前日譚である「呪術廻戦 0 東京都立呪術高等専門学校」の登場人物で、かつて夏油一派として活動していた外国呪術師です。
呪術師のための世界創造を目的とした夏油傑にスカウトされて来日した彼は、「百鬼夜行」事件において、現代最強の術師である五条悟と死闘を演じました。
その後、乙骨憂太を押し付けられながら旅をする事になった人物ですが、作中においてあの最強の五条の足止めをした功績を持っているのです。
五条の規格外の強さを相手にして食い下がり、生還をはたしたミゲル。
今回はファンからの評価は急上昇し、夏油一派のMVPことミゲルをまとめていきます。
「ミゲル」についての内容は漫画の内容が含まれます。ネタバレを好まない方は必ず閉じてください
また呪術廻戦の画像を引用させていただいております。問題がありましたら、問い合わせページからご連絡いただければ速やかに消させていただきます。(集英社/芥見下々様)
ミゲルとは
12月24日公開#劇場版呪術廻戦0
最強の呪術師 #五条悟 と直接バトルを繰り広げることとなる海外から来た凄腕の呪詛師 #ミゲル を演じるのは #山寺宏一 さんに決定!
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— 『呪術廻戦』アニメ公式 (@animejujutsu) November 29, 2021
まずミゲルは出身国以外は不明となっており、年齢に身長体重なども全てが不明と傭兵呪詛師となっています。
夏油一派の幹部の一人として、「ケニア出身の呪詛師」として招かれた彼。
日本が舞台となる作品の中で海外から訪れた呪術師として異色を放つキャラとして登場しました。
ミゲルと夏油傑の出逢いは、海外に呪霊操術の手駒にする呪霊を探していた際に、偶然に出逢った事が切っ掛けとなります。
資質に興味を持たれ夏油にスカウトされたミゲルは彼のカリスマ性に惹かれ、非術師として彼の思惑に賛同したのです。
夏油の思惑と野望に心酔し、彼の元で百鬼夜行事件に関わっていきます。
しかし百鬼夜行事件の最中に現代最強の術師である「五条悟と戦う事」になってしまいます。
戦闘に置いては圧倒的なまでの絶望感ある戦いにも関わらず、五条を相手にしてミゲルは五体満足のままに生還しており、「夏油が死亡したにも関わらず生き残った強者」なのです。
作中において五条と関わって無事だった者は誰一人いない中で、唯一に生き残ったミゲルは「最強の人物」として噂されているのです。
現に百鬼夜行失敗後は故郷であるアフリカのケニアに逃れるも、あっさりと五条に見つかってしまいます。
普通ならばここで五条に狩られる可能性もあり得るも、取引もとい脅迫を持ちかけられてしまい、乙骨憂太を押し付けられてしまうミゲルは、憂太の半ば強制的な師匠とされてしまうのです。
作中においては幸運と奇跡の生還者であるも、不運な不遇の被害者なのです。
しかし憂太からは良い師匠と扱われており、人格的には問題のない、好印象のある人物とも言えます。
ただ運が悪かったのは夏油と知り合ってしまい、彼のカリスマに毒され、百鬼夜行事件に関わり、最悪の五条の足止めをさせられてしまった事が、最大の不幸とも言えるでしょう。
ミゲルの能力、強さ
作中におけるミゲルの強さとその実力は、世界最強の呪術師である五条からも、「面倒くさそうな奴がいる」と評価された程の実力を持っている事です。
これは五条が自分が直接に対処しなければならないと、ミゲルの存在は、そう判断させる程に強かったと判断されます。
またその場には菅田真奈美などの呪術師達もいましたが、五条は「一番の脅威をミゲル」と見抜いたのです。
それらを置いて五条が単独でミゲルに挑むのは、まさに「規格外の存在」とも言えるでしょう。
夏油に捨て駒として扱われてはいるも、あの五条を相手に出来ると認められている時点で、ミゲルの持つ実力は本物とも言えます。
現に五条の本気とも言える六眼と無下限を解禁させた本気の五条と真正面に、呪具である黒縄を駆使しながら10分以上も足止めしたミゲル。
五条にかすり傷程度のダメージを負わせるなど、非常に高い実力を有しているとも言えます。
また五条の正拳を受け続けたミゲルの耐久力と致命傷を避けた回避力も侮れません。
五条の攻撃に反応できる速度と呪具黒縄をワイヤーの様に使用し、機動力に加えながらに他の呪霊を壁にする戦法を駆使しながら五条との死闘を繰り広げたミゲル。
規格外ともいえる五条の圧倒的連続攻撃を受け続けながらに、それに耐えて時間稼ぎをしていたミゲルの継続力もさることながらに身体能力や耐久力も非常に高いと推測できます。
後にこのミゲルの身体能力に基礎的な格闘や体術は、乙骨の基礎的な戦闘技能の向上に影響をおよぼしたともされています。
また日本が呪術大国と呼ばれるも、海外での呪術師や呪霊に関する事件は極端に低くあり、本来弱い筈の海外の呪術師であるミゲルの戦闘力は異常とも言うべきレベルなのです。
そんな中でも五条と死闘を繰り広げたミゲルは唯一の生還者となったのです。
これは言わば奇跡に近い活躍とも評されています。
現に五条と死闘を繰り広げた夏油は死亡しており、もしかしたら夏油よりも凄まじい呪力があるのかもしれません・・・
ミゲルの使用呪具
呪術廻戦より引用©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員
作中においてミゲルの呪具となった黒縄は、黒い縄のような呪具であり、これは特級呪具相当の代物ともなります。
黒縄を一本を編み込むのには、ミゲルの母国の術師が数十年を掛ける必要があると、非常に希少な逸品でもあります。
「あらゆる術式効果を乱し相殺する能力」を持ち、その威力は五条の無下限呪術を貫通する程の威力で、あの五条に傷を負わせる事が出来た唯一の呪具ともなります。
なお黒縄は伏黒甚爾が持っていた天ノ逆鉾と並べ挙げられる代物でもあり、五条との戦闘の際にミゲルが所持していた黒縄は全て消滅してしまいます。
後に乙骨と共にミゲルはアフリカで黒縄を探すも既に残りは無いと解り、黒縄は消滅した事になります。
ミゲルの現在、死亡したのか
呪術廻戦より引用©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員
現在は乙骨と共にアフリカに渡っているとの描写があり、現在も黒縄に関する情報を集めているのではと推測されます。
現在も海外で黒縄を探しているのか、もしくはそれに匹敵する呪具を探しているのかと考えられますが、これも五条が関わっている可能性もあり得ます。
また黒縄以外での捜索も行っているのかもしれません。
宿儺の指と作中でも重大な代物となるそれは、海外にも流布している可能性もありますので、もしかしたら乙骨と共に探しているのではと考えられます。
そしてもっともとなるのが、特級術師である九十九由基の捜索の可能性も考えられます。
世界を放浪しているとされている彼女を見つける事が、ミゲルと乙骨の任務となっていれば、そう簡単に終える事は難しいでしょうね。
五条の命令で捜索の旅を続けているのならば、ミゲルの苦労も偲ばれます。
ミゲルの再登場はあるのか
現在の所ではミゲルの再登場は怪しいとされています。
現に今も海外を行脚している情報があり、またミゲル自身も五条と関わりたくないとする気持ちが大きいのかもしれません。
またミゲルは唯一の武器とも言える「黒縄を失っており」、五条とまともに戦う術を有してはいません。
その事から再登場は難しいと考えるも、「五条から強制的な招集があれば、否が応でも地球の裏側から連れてこられそうな雰囲気もある」ので、再登場は未定と考えるのが打倒でしょう。
現在五条悟と宿儺が戦っているので、ここで五条側の増援としてきたらヤバいです!!
ただ五条の危機が来れば、もしかしたら再登場する可能性もあり得るのではと考えられますが、ミゲルは自分から姿を出す可能性は低いでしょう。
元々ミゲルはあまり表で活躍を好まない性格らしく、それは五条との戦闘で死ぬような想いをしたからではと推測されます。
なにせあんな化け物な五条と死闘を繰り広げ、命からがらに生還した奇跡を体感したのならば、二度と表舞台に立とうとは思わなくなるでしょう。
出来れば、また登場して欲しい濃いキャラでもあります。
個人的に声優が「山寺宏一さん」だからまた出てるのではないかというメタ的な考察をします笑
ミゲルは読者からとても人気
五条との奇跡の大立ち回りによって、「五条よりミゲルを応援していた」との読者の声もあり、ミゲルの活躍は大きな評価を受けたものとされています。
また作者からも百鬼夜行におけるMVPはミゲルであるとされ、作者からも認められている存在として評価されてもいます。
ファンブックで公開されたミゲルの強いと純粋に評価をされ、五条を出し抜いた人気を博している事からも、彼の評価はうなぎ昇りとも言えるでしょう。
まああの五条と戦うシーンは、言わばパニック映画からモンスターから逃げようとする役回りに近くあり、必死になって五条を食い止める姿は、手汗を握るシーンとも言えます。
仲間のことを信頼して、強敵の足止めをしようとする、かつての少年漫画の王道である主人公の到着を待ちわびる健気な仲間の抵抗とも言えるミゲルの活躍は、多くのファンの心を掴んだ活躍だったのです。
五条悟との死闘を繰り広げて生き延びたミゲルこそ、真のヒーローなのかもしれません。
まとめ
今回は呪術廻戦に登場するミゲルについてまとめました。
ミゲルは漫画の段階から人気のあるキャラで、映画となったら声優がまさかの山寺宏一さんでビックリしましたよね。
もしかしたら次は五条悟と共闘する役割を担うのかもしれませんね。
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