週刊少年ジャンプで大人気連載中の作品「呪術廻戦」。
アニメ化もされており映画も上映されました。
呪術廻戦と言えば主人公である虎杖悠仁をメインにストーリーが展開していきますが劇場版呪術廻戦では、呪術高専の1個上の先輩「乙骨憂太」がメインとなり物語が語られました。
そこでは乙骨憂太の過去がメインで紹介されており映画を見たファンからは絶大な人気を誇ります。
アニメでは現在のところは登場していない人物です。
漫画では178話にて乙骨の術式が判明しました。
今回はそんな乙骨憂太について考えていきたいと思います。
乙骨憂太の術式の内容はネタバレを含みます。ネタバレを好まない方はこちらで閉じてください
乙骨憂太とは
呪術廻戦0巻より引用©芥見下々/集英社
まずは軽く乙骨憂太についてまとめます。
現在は呪術高専東京高の2年生です。
作中では、海外に行っており虎杖が入学した時にはすでにいませんでした。
同級生に真希、パンダ、狗巻棘を持ち第二の主人公的存在だと思われます。
乙骨は日本で4人しか存在しない特級呪術師の1人です。
特級過呪怨霊「折本里香」に呪われており虎杖と同様入学時から偉い方々から殺すよう言われていました。
しかし折本里香の解呪後、一度4級まで戻るも「日本三大怨霊」の1人を先祖に持っていたことから呪術師としての才能を持っていたことが判明します。
そして再び特級に返り咲き、日本で4人しかいない特級呪術師となりました。
リカとの主従関係による能力
底なしの呪力
呪力量だけで言ったら五条悟よりも上だと言われています。
里香の力を指輪や刀をパイプに乙骨は使うことが出来るため実質的には乙骨の力にも繋がります。
元々の乙骨のポテンシャルに加えて、リカによる能力もあるためチート級の強さ。
呪力が永遠に使えるということだけでも恐ろしいです。
無条件の術式コピー
これが里香の圧倒的な強さと言えます。
狗巻棘が使う狗巻家相伝の高等術式「呪言」を再現するほどです。
術式は本来1つしか使えないことからも唯一無二の力と言えます。
しかしこれも里香がいてこそ使うことが出来るので使えなくなる可能性があります。
反転術式
作中でも限られた高等呪術師しか使用できない反転術式。
自身の治癒と他人の治癒の2つを可能にしています。
しかし他人の治癒は五条でも出来ないとされていることからかなりの難易度と言えます。
この技術はかなり難易度が高く里香の補助によって緻密な呪力操作を可能にしたため呪術を習って日の浅い乙骨がつかえたと考えられます。
リカの解呪後
里香の呪いは乙骨が原因だということが分かりました。
幼少期の乙骨は里香の死を受け入れられず呪いをかけていたことも分かりました。
さらに乙骨は、日本三大怨霊の1人である菅原道真の子孫だということも分かっておりそのため里香ちゃんの呪いが強くなり特級過呪怨霊までになってしまいました。
しかし乙骨が心から里香を受け入れたことで解呪に成功しました。
乙骨は里香に呪いをかけていたことに悲観するも里香は呪われていた6年間が最も幸せだったと言っており、そのシーンはとても感動的でした。
この話は全て「劇場版 呪術廻戦0」「漫画 呪術廻戦0巻」にて描かれており気になる人は見てみるといいと思います。
とても暖かい気持ちになります。
里香の解呪に成功したのち乙骨は力をつけ海外に派遣されたようです。
その後原作で登場したのは呪術廻戦16巻140話で虎杖と戦闘を繰り広げます。
その際解呪したはずの里香ちゃんが出現します。
しかし「りかちゃん」とひらがな表記だったのが「リカちゃん」とカタカナ表記に変わっていました。
そのことから読者の間では困惑する声が広がりました。
リカが存在する理由
リカちゃんの謎が解明されたのは原作178話です。
解呪されたはずのリカちゃんが存在する理由は
「外付けの術式と呪力の備蓄によって指輪を通してのみ里香の力をすべて使える」ことだと分かりました。
このことによる指輪を通してのみ完全顕現が可能となったようです。
しかし前回と違うところがあり「その効果は5分間という時間の制約」があることが分かりました。
乙骨の術式
乙骨の術式も同じく178話にて明かされます。
それが「模倣(コピー)」です
里香の能力だと考えられていた無制限の術式コピーは乙骨の術式だったことが分かりました。
しかし1つだけ疑問が残っています。
この乙骨の術式は里香を完全顕現した乙骨が数々の術式を使用することで戦闘していた相手がコピーだと予測していました。
そのことから本当の乙骨の術式は別にあるのではないかと考えています。
なぜなら外付けの術式と呪力の備蓄によって里香の力を使えると記述がありますがその外付けの術式が分かっていません。
このことからも相手の憶測によって術式はコピーだと言われていることからまだ断定はできないのではないかと考えらえます。
もしも仮に乙骨の術式が本当にコピーだった場合、里香を再現しようとしてリカが誕生したとも考えられます。
その場合外付けされた術式とはリカということで間違いはないでしょう。
また完全顕現には指輪を通さなければいけないが一部の顕現だけだったらいつでも出すことが出来るのではないかと思われます。
完全顕現したリカちゃんとの戦闘はまるで夏油との戦闘のようで激しい近接戦闘が伺えました。
また里香の胸元には大量の武器を収納していたことからも乙骨は刀以外にも使いこなせるようになっている可能性があります。
まとめ
今回は呪術廻戦0にて人気を集めた乙骨憂太について考えていきました。
乙骨は主人公のような過去に加え、特別な力を持っていることからも第二の主人公とも言われています。
以上のことが分かりました。
作中では領域展開を発動しようとした描写もあることから今後さらに乙骨の力が分かっていくと思います。
リカの能力に加え、領域展開も使えるとなると本格的に五条悟クラスの実力があるのではないかと思われます。
今後の展開に期待が膨らみます。
コメント