呪術廻戦における不死の存在「天元様」
物語が進むごとに度々そのワードや姿が登場してきますが、一体何者なのか理解するのは難しい方もいると思います。
私も「天元って何者?」とこの記事を記載している今も思っています(笑)
ということで今回は私も含めて「天元様の正体はなんなのか」復習していきます。
天元についての内容は一部ネタバレを含みます。ネタバレを好まない方はこちらで閉じてください。
また「天元」についての内容は呪術廻戦の画像を引用させていただいております。問題がありましたら、問い合わせページからご連絡いただければ速やかに消させていただきます。(集英社/芥見下々様)
天元とは
呪術廻戦144話より引用©芥見下々/集英社
アニメーション制作: MAPPA
天元とは日本の呪術界を支えている守り神のような存在です
呪術高専東京校の地下深くにある「薨星宮」という場所で隠れて生活している呪術師。
日本全土の結界の強化や権力を持っており、術師からは敬意も込められて「天元様」と呼ばれている。
そのため日本で起きている事象を結界から知っているが、ほかの人物に言うことはないことから何らかの「縛り」の元行われていると考えられる。
作中では「現(うつつ)に干渉しない」という表現がされるように、天元様は結界の強化や「同化」と呼ばれるものを行う以外は外の世界に出ることはない。
呪術廻戦の144話でその姿を現した「天元様」の姿は人間を超越した存在。
本体は別におり「クローン」のような存在が虎杖たちの目の前に現れます。
「個としての自我は消え天地そのものが私の自我となった」
この言葉から天元は人間ではなく、呪霊に近い存在となったため「夏油傑(羂索)」の呪霊操術の対象となってしまっている。
天元の同化とは
天元は「星漿体」と呼ばれる自身と適合する肉体を持つ人物と「同化」します。
天元はすでに1000年以上生存しており、「不死」の理由は「同化」が理由である。
天元は不死であるが「不老」ではないため500年に一度、外界に出て「星漿体」と呼ばれる器と同化します。
この器と同化しないことで天元の術式は悪い意味で「進化」してしまい人間を超越した存在=呪霊に近い存在となってしまいます。
超越した存在になると、結界強化が失われたり、夏油傑の術式によって日本の敵になってしまう可能性もあるため天元には「同化」が必要なのです。
そしてこの同化には何らかの因果が働き、「星漿体」と同化する際に「六眼」持ちの術者が現れるとのこと。
天元の同化失敗
基本的に天元の同化が失敗することはあり得ないが、そのあり得ないことが現実に起こってしまいます。
それが五条悟と夏油傑の過去編です。
2人が高校時代の時にS級任務として「天内理子」の護衛を任されました。
そしてこの「天内理子」が「星漿体」の1人で次なる天元の同化の対象となる存在でした。
ここでも因果は働き、「天内理子」を護衛するのは「六眼」持ちの五条悟です。
任務は成功したに思えたが、突如現れた術式を持たないフィジカルギフテッドの人物によって「五条悟」と「夏油傑」は敗北。
そのまま「天内理子」は銃殺されてしまいます。
銃殺した人物こそ、呪詛師で伏黒恵の父「伏黒甚爾」です。
天元の同化が失敗したことで、天元は進化してしまいます。
羂索の目的は「天元と人類との同化」
そして夏油傑を操っている「羂索」の目的は天元と人類との同化であることが分かります。
現在、同化に失敗したことで天元は「呪霊に近い存在」となっております。
これはすなわち夏油傑(羂索)の呪霊操術の対象ということで、星漿体以外との同化も可能となってしまいます。
羂索と接触してしまうと天元は操られてしまうため、現在は薨星宮にてすべてを拒絶して身を隠しています。
そして薨星宮の封印が説かれてしまった場合の事を考えて九十九と脹相を交渉の末、護衛に置いています。
まとめ
今回は天元についてまとめました。
天元は呪術界における神様的存在であるのは確かです。
その天元が呪霊操術によって操られたら日本はおしまいですね。
物語上必ず天元と羂索は接触することになると思います。
その時の「羂索 vs 九十九&脹相」が楽しみです。
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