今回は呪術廻戦に登場するキャラクターである九十九由基に関してまとめていこうと思います。
漫画「呪術廻戦」の最新話に近い内容も含まれているため、ネタバレが気になる方や、アニメしか見ていませんという方は気をつけてください。
「九十九由基」についての内容は一部本誌の内容を含みます。ネタバレを好まない方はこちらで閉じてください。
また「九十九由基」の画像を引用させていただいております。問題がありましたら、問い合わせページからご連絡いただければ速やかに消させていただきます。(集英社/芥見下々様)
九十九由基とは
呪術廻戦アニメから引用©芥見下々/集英社
アニメーション制作: MAPPA
九十九由基というのは呪術廻戦に登場する呪術高専側の術師で、階級としては特級術師という最高位のレベルを誇っています。
初対面の人に女性のタイプなどを聞くほど奇想天外な女性で、考え方や行動の自由さがほかの特級術師と比べてずば抜けているということも特徴的です。
他の特級術師は「五条悟」「乙骨憂太」「夏油傑」のみであり、他の術師が右に出ないほどの能力を持っています。
特級術師という階級にいるものの、呪術高専の授業や任務には協力することは少なく、自分のやりたい目的を達成するために海外で研究を続けるという自由さを持っている人物です。
九十九由基の術式
九十九由基の術式はボンバイエ(星の怒り)と言う自分に質量を付与することができるというものです
その質量は呪具化した式神である「ガルダ」にも付与することができ、それらの力を用いて戦闘を行います。
実績としては羂索が呼び出した特級呪物をワンパンで倒したり、羂索の腕をパンチで引きちぎったりなど火力に関してはぶっちぎりの強さで、その質量は自信には影響を及ぼさない質量であるため動きが遅かったりなどといったデメリットは抱えずに戦うことができるため、特級らしい強さを持ち合わせています。
領域展開や反転術式も使うことが可能だと思われています。
九十九由基が死亡する?
九十九由基は現在、脹相と共に羂索と戦っています。
特級術師の2人による戦闘はかなりのデットヒート。
脹相も何とか頑張っていますが、自分が犠牲になっても元凶である羂索を倒そうと頑張っています。
「ガルダ」で畳み掛け、呪霊操術のインターバルを狙って猛攻しますが、羂索が極小のうずまきを使ったことで腹が貫通する致命傷を負います。
反転術式でぼろぼろになった腕を治せたので死亡までは行かないと思いますが、治すまでにかなりの時間が必要になると思われます。
そのためその時間稼ぎを脹相が命をかけてやる、もしくは助っ人が来るかにかけるしかないですね。
と思っていましたが呪術廻戦208話で九十九は下半身と上半身がバラバラになっていました。
そして最後の力を振り絞って自身の質量の限度を超えたブラックホールを発動。
しかし虎杖のお母さんの呪術である「反重力機構」を使い、賭けであったが防ぐことに成功。
「羂索は生き残り、九十九は死亡してしまったと思われます」
九十九由基の目的とは
九十九由基の目的は全人類に呪力のコントロールをできるようにさせるというものです
現れた呪物を術師が呪物を祓うという現在の呪術高専の対応を”対処療法”にすぎないと考えていて、本当に必要なのは呪物が発生する要因をあらかじめ潰しておくという”原因療法”をするべきだと考えているため、人間から溢れて出てきた呪力の集まりが呪物を生み出す原因となっている。
「呪力を全人類から取り除いてしまえば呪力が溢れて出てきてしまうことがなくなる」と考えているためそれを目的として研究しているとされています。
しかしながら全人類から呪力を取り除くことを「呪力からの脱却」と表現されているのですが、このプランは「呪力を一切持たないまま生まれてきた人間である伏黒甚爾(伏黒恵の父親)が死んでしまったことによって呪力を全く持たない人間の例」がいなくなってしまったため、諦めざるを得なくなってしまいました。
そのため、九十九由基はもう一つの解決策である全人類に呪力のコントロールをできるようにさせるという方法を目指す方向にシフトしていて、研究しているということが明らかとなりました。
しかしながら渋谷事変の終わりあたりから明らかになるのですが、禪院真依が禪院真希に全てを捧げることで、今まで中途半端と言われていた禪院真希と禪院真依の力が一つとなりました。
そのため完全に呪力を失って天与呪縛が完全となり、伏黒甚爾と同じ呪力が完全にない人間となったため今後は禪院真希から例を取って全人類から呪力を取り除くという方向に再びシフトしていると考えられています。
九十九由基と他のキャラクターとの関係性
東堂
東堂が幼い頃に九十九由基によって東堂の呪力の才能が見出されてそれ以降師匠として戦い方を教えていたとされています。
戦闘スキルだけでなく、人に好みの女性のタイプを聞いたり自分の好みの女性のタイプを話すことも師匠である九十九由基がルーツであるとされています。
夏油傑
11年前(2007年)夏油傑が高校3年生であった時、夏油は自分の持っている「非術師は守るべきである」という考え方に悩まされていました。
その時、先述にもありますが、九十九由基の「呪物を根本から無くすための”原因療法”について」の話を聞くと、夏油の中で「非術師を守らなくて良いようにする」ためには「非術師を皆殺しにすれば良い」という考えになってしまい、術師から呪詛師を目指すようになってしまったルーツにもなっているとされています。
禪院真希
伏黒甚爾が亡くなった後、天与呪縛によって完全に呪力を失った人間がこの世に存在しなくなってしまいましたが、渋谷事変の最後の辺りで禪院真依が禪院真希に全てを捧げた事によって禪院真希は天与呪縛が完全となり、伏黒甚爾と同じ全く呪力を持たない人間となったため九十九由基の研究対象となり行動を共にすると思われます。
九十九由基の正体
九十九由基の正体は星漿体であったとされています
星漿体と言うのは呪術界のトップである天元が生きていくために必要なものです。
例としては九十九由基の他に天内理子がいます。
天元は不死の術式を持っているのですが、不老の術式は持っていないため、天元は500年に一度新しい体に乗り移らなければならないのです。
その理由として天元は時間が経つと進化してしまい、強くはなるものの暴走状態になってしまうため、日本に貼られている結界を保っている天元が暴走してしまうと大変であるため、進化する前に新しい肉体を得る事(同化)によって進化をリセットする必要があるのです。
九十九由基の現在
九十九由基は現在も登場はありません。
原作の方では宿儺との戦いが本格的に始まっておりますが、登場見込み復活の見込みもありません。
まぉここに来て再登場するというのもなんかおかしい感じがするので、羂索に負けて終わりという感じがしますね。
そう考えると特級呪術師のほとんどが亡くなっていることになるかも、、、、
まとめ
いかがだったでしょうか、今まで能力や正体が謎に包まれていた九十九由基ですが最近になって物語と大きく関わりを持つようになり死滅回遊編のキーマンとなってきます。
そのため、この記事で得た予備知識でもっと呪術廻戦を楽しく読んでいただけたら幸いです。
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