この1年で一番の盛り上がりを見せたのが紛れまない鬼滅の刃です。
ご存じかと思いますが、2020年10月16日に公開された劇場版鬼滅の刃はコロナ化にも関わらず日本映画歴代興行収入1位になりました。
鬼滅の刃が大人だけでなく、「小さな子供まで幅広い年代で人気」となっていることからストーリーがとても分かりやすいです。
しかし、それは「鬼滅の刃のストーリーが複雑ではなく簡単でつまらない」という捉え方や「メディアの影響がほとんど」など意見は人それぞれです。
最近では「キメハラ」という言葉も流行るくらいですので批判が怖いですが、今回は鬼滅の刃のつまらない所にスポットを当てて記事を書いていきます。
キメハラとは、鬼滅の刃ハラスメントの略である。・・・
「作品に興味がない」「そんな作品知らない」「つまらない」と言いだせない雰囲気が作られており、肩身を狭くしている人々の姿が垣間見え始めた。
引用元:ニコニコ大百科
前述の内容から鬼滅の刃のつまらないと思う理由をフォーカスしてご紹介します。
これは私個人の意見なので「なんかほざいてんな~」と深く考えすぎずに見て頂ければ幸いです。
柱の死亡については漫画の内容を含みます。ネタバレを好まない方は絶対に閉じてください!!
また鬼滅の刃の画像を引用させております。問題がございましたら問い合わせページから連絡頂きますと即刻消させていただきます。(集英社/吾峠呼世晴)
鬼滅の刃のつまらない所 8選
鬼滅の刃 前半殆どつまらない
アニメ鬼滅の刃は1話で家族を殺され、妹が鬼になってから5話、漫画だと1巻丸々使って、「鬼殺隊になるための修行」を受けます。
他のジャンプ作品は仲間と出会ってから旅や修行をする流れが普通だと思います。
しかし鬼滅の刃は主人公の長い修行を一番最初に見せられるので、それに飽きて前半だけでやめてしまうと鬼滅の刃はつまらないです。
鬼殺隊の入団試験に合格しても仲間となり行動を共にする善逸、伊之助が初登場するのがアニメで11話、漫画だと3巻と遅すぎます。
新刊は4か月ペースで出るので「鬼滅の刃の仲間が連載を始めてから1年経っても行動を共にしない」という連載終了も全然ありえた状態です。
面白くて愛おしいキャラ(善逸や伊之助)や鬼殺隊最強の柱達が出るまでつまらないと思う所も正直分かります。
回想シーンが多すぎてつまらない
鬼滅の刃の主人公である炭治郎は1話で妹以外の家族を殺されたこと。根っからのお兄ちゃん気質であることから家族を思う回想シーンが良く出てきます。
この「兄弟愛」や「家族愛」が幅広い年代に刺さる理由の一つであると思います。
「これがあるから良い!」という意見もあれば、「ストーリーの進みが遅くてつまらん!」と賛否両論も様々あります。
鬼滅の刃は敵側である鬼が、鬼になる前の回想シーンもよく出てきます。鬼側の回想シーンを見せることでどちらにも感情移入ができます。
上弦の過去回想シーンは泣けてくるのもあり、特に上弦の陸の「妓夫太郎(ぎゅうたろう)」と無限列車編で現れた上弦の三「猗窩座」は感動ものです。鬼の事が好きになるので、本当にうまく作られています。
その反面、下弦でもない鬼の回想シーンも有り、ストーリーの進みが遅いことから「つまらない!」と見なくなる方の原因にもなっている気がします。
鬼殺隊のボスが最弱(戦闘面)
鬼滅の刃のラスボスは鬼の始祖であり、ボスである無惨です。漫画でも上弦の誰よりも強く圧倒的な力を見せつけます。
それに比べて鬼殺隊のボスである「産屋敷一族は先祖代々病により寿命が短く、体が弱い」ため前線で戦うことが出来ません。
剣を振るだけでも命に関わってしまいます。従って戦闘においては「鬼殺隊の誰よりも弱い」です。
なので「鬼殺隊のボスはどのくらい強いんだろう!と思ったら全然戦闘できず、王道のバトル漫画とは斜め下を行く人物だったので、最初はつまらないと思いました。
ですが、個性が強すぎる柱を取りまとめるだけあって、戦闘面は最弱ながら「サポート面では最強。」
「発声で鬼殺隊に安らぎ与え、心を落ち着かせる」。炭次郎も一度声を聴いただけで、心が温かい気持ちになるという程。
未来予知にも等しい勘の鋭さ「先見の明」を持っており、これにより産屋敷一族は危機を何度も乗り越え、財を得ています。
ボスは強さが全てじゃないんだよと鬼滅の刃が教えてくれました。
柱 VS 上弦 は基本劣勢でつまらない
鬼滅の刃で一番盛り上がるのは間違いなく「柱 VS 上弦」です。
劇場版鬼滅の刃無限列車編でも「煉獄 VS 猗窩座」の戦いがufotableさんの神作画で見ることが出来て幸せでした。強者同士の戦いは熱いですよね。
戦闘において鬼側が圧倒的に有利です。理由は2つ「鬼に条件の良い夜で戦っていること」「上弦は頭以外の部位を失っても一瞬で元通り」。
このことから「柱が上弦を圧倒するシーンが少ない」です。
柱のボスは戦闘が出来ない分、柱の中でチートすぎるキャラが一人いても良いんですが、柱最強である悲鳴嶼行冥【岩柱】の最初の戦闘が、柱4人がかりでの上弦の壱との戦いでしたよね。
そのうち2人が死亡して何とか勝っていたので、最強たる理由はわかりましたが、「圧倒的な強さ!」というのは実感できなかったかも。
正直「悲鳴嶼行冥 VS 上弦の壱 黒死牟」で勝つところが見たかったです。
全部の戦いで、柱が上弦を圧倒しているのは「上弦の四 VS 時透」だけだと思います。
あとは上弦が強すぎるあまり、柱がなんとか勝っている展開ばかりでつまらないと思う所もしばしばです。
太陽がある時間に奇襲できない時点できついですよね。
納得する理由もなく都合の良いストーリーがある
鬼滅の刃は納得する理由もなく、都合よくストーリーが描かれていて結局どう意味かわからないというシーンもあります。
私が思う「都合良く出来ていて意味が分からない所」は1つあります。
錆兎(さびと)と真菰(マコモ)の存在
前半の修行編で炭治郎が1年かけても大きな岩を真っ二つに切れず、途方に暮れていると突如仮面をかけた2人の人物「錆兎と真菰]が圧倒的な強さで炭次郎の目の前に現れ、そこから半年間共に修行をします。
真菰に呼吸の話をされ、錆兎との修行で呼吸を覚え、最後は錆兎の仮面を切ったと思ったら、岩が真っ二つに切れていて、その場に2人の姿がいなかった。
結局この錆兎と真菰は炭次郎が来る前に修行をしていた鱗滝さんの弟子で2人は鬼殺隊の試験で鬼にやられ命を落としていたんです。
スピリチュアルな感じが良いのかもしれませんが、現実的に考えると意味わからないです。「なんで死人が教えているんだ?」ってなります。
そんな納得いく理由もなく都合の良いストーリーで炭治郎が強くなったのは正直つまらない超えておかしいです。
関連記事:【鬼滅の刃】鬼殺隊で死亡した時の衝撃が大きかったキャラをランキングにしてご紹介。
主人公補正がつまらない
①下弦の五と戦い追い詰めるがピンチに立ち冨岡さんに助けられる
②無限列車編で下弦の壱の戦いに奮闘。その後に猗窩座に襲われて煉獄と猗窩座の戦いに参加することすらできない
③上弦の陸を、伊之助、善逸、【音柱】の宇随とともに撃破
④上弦の四との戦いで炭治郎の活躍により撃破
⑤猗窩座との再戦。冨岡さんとともに戦い既に冨岡さんを上回る強さ
⑥無惨戦で一番の活躍
修行を2年していた炭治郎だとしても強くなりすぎです。
上弦の三で身動きが取れなかったにも関わらず、最終決戦の無限城編では階級が柱に届いていないのに冨岡さんを上回る強さで猗窩座と戦っていましたからね。
ストーリーがスムーズに進むので私は好きですが、この急激に強くなる「主人公補正満載な感じがつまらない」という意見もわかります。
伏線回収がされない
鬼滅の刃の重要な伏線を回収されずに終わってしまい、視聴者を裏切る形となりました。
こんなにスッキリしない終わり方は中々無いレベルです。一気に熱が冷めました。
私が思う「伏線回収してほしかった所」を2つご紹介。
「青い彼岸花」について
青い彼岸花は不死身となるための薬に使用するもので無惨が1000年かけても見つからなく「どこにあるんだろう?」と数々の考察動画が出ました。
ですが結局禰豆子が珠代さんのおかげで太陽を克服することができ、無惨は禰豆子を食らって太陽を克服する流れに変わってしまい、結局分からずじまいで鬼滅の刃は終わりました。
どうやらファンブックで明かされたことによると、青い彼岸花は存在していて、炭治郎のお母さんがその居場所を知っていたことが判明しました。
超重要情報がまさかのファンブックで明かされましたね。
「日の呼吸 13の型」について
日の呼吸13の型とは日の呼吸(ヒノカミ神楽)の12の型を全部使っていくことで13の型になるというもの技。無惨はこれで倒すんだろうと誰もが思っていました。
なのに、結局使わず無惨を倒して終わりました。13の型の名前を考察する動画が多数出ていましたが、まさかの出ないで終わるというクソ展開にびっくりしました。
歴代柱の戦闘シーン結局ない
最終決戦である無限城編では上弦の陸の「妓夫太郎(ぎゅうたろう)」に代わり、善逸の兄貴分だった「獪岳(かいがく)」が鬼となって登場。
「善逸 VS 獪岳」となり盛り上がりが凄かったです。
その事があり、新しい上弦の五は天元の弟ではないのかという考察が出ていて、私もそれを期待していました。
「天元は煉獄のお父さんの元にいるから、そこに現れた上弦の五(天元の弟)と元柱で戦いが起こる!」
とすっごい楽しみにしていたんですが、結局上弦の五は出ることがなく鬼滅の刃は終了。
鱗滝さんと煉獄父の戦いを見れると思っていたんですけどね~。
「ふざけんな...楽しみ返せ...」
鬼滅の刃 つまらない所まとめ
今回は鬼滅の刃のつまらない所をまとめさせていただきました。
もう一度こちらに記載します。
- 鬼滅の刃前半がつまらない
- 回想シーンが多すぎてつまらない
- 鬼のボスが最強に対して柱のボスは最弱(戦闘力の面)
- 上弦との戦いは基本劣勢
- 納得する理由もなく都合の良いストーリーがある
- 主人公補正がつまらない
- 伏線の回収をされないのが結構ある
- 鱗滝さんや煉獄父など歴代柱の戦闘シーンが結局ない
鬼滅の刃は確かに面白いですが、そこまで熱血的にはハマりませんでした。社会現象となったのはメディアの影響が大きいのも否めません。
読者の愛が強すぎるまでにキメハラという「ハラスメント」まで出来る始末。
人によって鬼滅の刃が面白いと思う方もいれば、つまらないと思う方もいます。自分の「価値観を人に押し付けるあなたのその言動が鬼滅の刃の風評被害」となり兼ねません。
ですので私のアンチはしないでください!(笑)
次は面白い所を書きます。
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