鬼滅の刃の遊郭編ではいよいよ炭治郎同期組が前線で上弦と戦いを繰り広げます。
そしてそのボスの名前が「妓夫太郎(ぎゅうたろう)と堕姫(だき)」です。
上弦の陸は二人いるのが特徴。
今回は上弦の陸「妓夫太郎と堕姫」についてまとめていきます。
主な内容としては「妓夫太郎と堕姫」の最後から悲しい過去、死亡したことによる影響について記載していきます
妓夫太郎(ぎゅうたろう)と堕姫(だき)とは
妓夫太郎と堕姫とは前述にも記載した通り遊郭編のボスとして登場する「上弦の鬼」です。
妓夫太郎と堕姫の目には「陸」が刻まれています。
煉獄が戦った上弦の参 あかざに比べると力は劣りますが、それでも妓夫太郎は柱を「15人」、堕姫は「7人」殺しています。
上弦の中では一番下の位ですが、下弦の壱と比べると圧倒的な力の差があるのは確実。
上弦の陸の妓夫太郎と堕姫は兄弟という設定であり二人で1つとなっております。
堕姫だけなら音柱の宇随天元一人で簡単に頸を斬ることが出来ましたが、体が滅びません。
二人で1つのため妓夫太郎と堕姫の頸を一斉に切らないといけませんでした。
片方の頸を切っても倒せない非常に厄介な鬼です。
それなのに血鬼術は妹の堕姫に「帯」を操る能力。
兄の妓夫太郎に「血の斬撃」飛ばす能力とそれぞれあるんです。
また兄の妓夫太郎が繰り出す血鬼術「血鎌」は毒がついているため少しでも喰らうと致命傷です。
妓夫太郎だけで考えると上弦の肆に匹敵する力はあると思われます。
妓夫太郎(ぎゅうたろう)と堕姫(だき)の最後
上弦の陸「妓夫太郎と堕姫」は「炭治郎」が妓夫太郎を「善逸、伊之助」が堕姫の頸を同時に斬ったことで最後を迎えます。
宇随天元のサポートのおかげもありますが、最終的に決着をつけたのはかまぼこ隊のメンバーなのでその活躍は凄まじいものです。
1回は宇随天元が妓夫太郎に左腕を切断され、善逸が瓦礫の下敷き。
伊之助が心臓付近を刺されて炭治郎だけが残り万事休すという場面もありました。
しかし炭治郎は精神的にダメージを負いながらもあきらめなかったことで皆がバトルに再び立ち上がり勝利を掴み取ります。
妓夫太郎と堕姫は首が隣同士に落ちたことで、消滅する間際も揉めていました。
挙句の果てには「アンタみたいに醜い奴がアタシの兄妹なわけないわ!!」と堕姫が発言し
それに対して妓夫太郎は「お前さえいなけりゃオレの人生はもっと違ってた!!」などと罵倒を繰り返します。
そんな光景を見かねた炭治郎は妓夫太郎の口に手を当て、悲しい顔を浮かべなら「嘘だよ。本当はそんなことを思っていないよ。全部嘘だよ」
とこの世で立った二人の兄妹に対して仲良くしてほしい気持ちから出た言葉。
禰豆子という鬼の妹がいる炭治郎だからこそより理解が出来るのでしょう。
そして堕姫が消滅する間際に「死にたくないよ。何とかしてよぉお兄ちゃん!!」と発言して消滅した際、妓夫太郎は咄嗟に「梅!!」と叫ぶんです。
ここから妓夫太郎と堕姫の辛い過去が明かされます。
妓夫太郎(ぎゅうたろう)と堕姫(だき)の辛い過去
妓夫太郎の妹の本名は「堕姫」ではなく「梅」だったことを思い出します。
そして兄妹ではないと思われていましたが、鬼になる前も「兄妹」だったんです。
遊郭の最下層で生まれた妓夫太郎は生まれてくる前にも生まれてからも邪魔でしかなく何度も殺されかけました。
妓夫太郎の醜い声や容貌から「汚い」と言って石を投げられることも。
そんな中、「梅」が生まれたことで妓夫太郎の何かが変わり始めます。
「梅」は自慢の妹であり、綺麗な顔をしていました。
妓夫太郎も自分が強いことに気づき、気味悪がって恐れる姿に気分を良くしていました。
自分の醜さに誇りを感じるようになり人生は良い方向に加速していくと思っていたが、悲劇が襲います。
13歳になると「梅」が侍の目玉を簪で付いて失明させたことで、その報復として梅は生きたまま縛られ燃やされます。
妓夫太郎は仕事から戻ったら「梅」は丸焦げになっていました。
「奪われる前に奪え。取り立てろ」と教えたことで、梅は目を突いたが、従順にしていれば違う道はあったと後悔していました。
そこからこの世界に恨みを持つようになり、上弦の弐の「童魔」と出会う事で血を分けてもらい今に至ります。
鬼になっても仕方がないと思う過去です。
妓夫太郎(ぎゅうたろう)と堕姫(だき)が死亡したことによる影響
歴史が動く
上弦の鬼を倒したのはなんと「百年」ぶり。
そのためこの「上弦の陸」撃破のきっかけから運命が大きく変わるとお館様も発言。
そう考えるとかまぼこ隊の成果は凄まじいものと改めて分かりますね。
また上弦の陸がやられたことで無惨はその他の上弦の鬼を無限城に呼ばれた際に、ここに来たのは「113年ぶり」と詳しく言っていたので、本当に長い間変わらぬ歴史が動き出しました。
新上弦の陸が登場する
鬼は無惨の血に適応すれば、強い鬼はまた作れてしまいます。
そして新上弦の陸も無限城決戦編にて登場。
善逸の兄弟子であった「獪岳」が新上弦の陸となります。
弟子であった「獪岳」が鬼になった責任から善逸のおじいちゃんは驚きの行動をします。
無限城決戦編では弟子同士であった上弦の陸「獪岳」と善逸が1対1でマッチアップするのは鳥肌ものです。
まとめ
今回は上弦の陸「妓夫太郎と堕姫」の最後と辛い過去、死亡したことによる影響についてまとめました。
今思えば、鬼滅の刃の物語が加速し始めたのが上弦の陸「妓夫太郎と堕姫」戦でしたね。
ここから炭治郎はどんどん上弦の戦いに参画しますし、いろんな柱も戦闘に参加してきますからね。
早く遊郭編がアニメで見たい!!
多分「妓夫太郎と堕姫」の壮絶な過去がアニメで放送されたら泣きそうですが。。。
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