現在物語の舞台は「ワノ国」。
そこではルフィら「最悪の世代」が集結し、四皇である「百獣のカイドウ」「ビッグ・マム」らと壮絶な戦争を繰り広げています。
それはワノ国のことを考えカイドウらに立ち向かった「光月おでん」の意思を継ぐ者たちによる命を懸けた戦でもあります。
その「光月おでんの意思を継ぐ者たち」は「赤鞘九人男」と呼ばれるおでんの直属の家臣たちです。
今回はそんな「赤鞘九人男」について紹介していきたいと思います。
是非、最後までご覧ください。
「赤鞘九人男」についての内容はワンピースの画像を引用させていただいております。問題がありましたら、問い合わせページからご連絡いただければ速やかに消させていただきます。(集英社/尾田栄一郎様)
赤鞘九人男とは
赤鞘九人男(あかざやくにんおとこ)とは、かつてワノ国にある「九里(くり)」を治めていた「光月おでん」という男の直系の家臣です。
赤鞘九人男は、それぞれがどうしようもないゴロツキの集団でした。
しかしおでんの人柄に惚れこみおでんを守る家臣として鍛錬をして教養をつけ最強の家臣として名を連ねました。
またそのメンバーは人間だけにとどまらずミンク族である「イヌアラシ」や「ネコマムシ」など鎖国されたワノ国でも差別せず誰にでも手を差し伸べる光月おでんは優しい人柄であることが分かります。
そのため周りから見たおでんらの印象は変わり者というイメージが強かったようです。
しかし多くの人々から好かれておりカイドウらに支配されるまでは実質的なワノ国の実権を握っていたことも分かっております。
赤鞘九人男のメンバー
赤鞘九人男①錦えもん
二刀流の狐火流の使い手であり悪魔の実「フクフクの実」の能力者です。
フクフクの実は、自在に変装することができ他人を自在に変装させることも出来ます。
赤鞘九人男のリーダーのような存在。
また光月おでんの最初の家臣でもあります。
昔、錦えもんと傳ジローは「山の神事件」の罪で追われていたチンピラでした。
その罪をすべて肩代わりしたおでんに惚れこみ同行するようになり家臣となりました。
そのためおでんへの忠誠心は人一倍高くおでん亡き後もおでんの妻である「光月トキ」の力で未来に飛び、おでんの息子の「モモの助」を守りながらおでんの仇を討ちワノ国に夜明けをもたらすべく仲間を探しました。
作中では、パンクハザード編にて初登場しルフィらと行動を共にします。
そして旅を共にする中でカイドウを倒すため協力を頼みました。
ワノ国では、カイドウの拠点に乗り込む作戦が思っていた方向とは別の方向で成功し多大な貢献をします。
最終決戦では、カイドウに一矢報いるために命を懸けた一撃を与えます。
赤鞘九人男②カン十郎(本名:黒炭カン十郎)
悪魔の実「フデフデの実」の能力者です。
フデフデの実は、筆で描いたものを実体化させることができます。
また実体化した食べ物は食べることも出来ます。
錦えもんと共に「光月トキ」の能力で未来に飛び、モモの助を探していました。
しかしカン十郎は、裏切り者でした。
カン十郎の本名は「黒炭カン十郎」だということが発覚し、「黒炭家」とは昔から迫害されておりカン十郎の両親は舞台上で殺害されました。
そのため同じ黒炭家である「黒炭オロチ」に忠実な家臣であり復讐のためにおでんの家臣になっていたことが判明しました。
錦えもんらにより首をはねられましたが本体は現在も生きていることが分かっています。
赤鞘九人男③雷ぞう
悪魔の実「マキマキの実」の能力者です。
マキマキの実は、万物を巻き取ることができ巻き取った物を取り出すことも出来ます。
元々お庭番衆でしたがやめた後は山賊として生きていました。
おでんに出会ったことでもう一度家臣として仕えることとなりました。
錦えもんと共に「光月トキ」の能力で未来に飛び、モコモ公国にてミンク族らにカイドウの部下から守られていました。
最終決戦では、カイドウに一矢報いるために命を懸けた一撃を与えました。
赤鞘九人男④イヌアラシ
赤鞘九人男の1人でありミンク族の昼の王です。
満月の夜に真の力を出すことの出来る「月の獅子(スーロン)」に変身することが出来ます。
圧倒的な力を発揮しますが疲労から衰弱死してしまう恐れのある危険な能力でもあります。
その力はカイドウの部下である「早害のジャック」と互角に戦うほどです。
ネコマムシとは仲が悪いことで有名でしたがその原因がおでんを助けられなかったことが原因で喧嘩になったことが分かっています。
そのためゾウ編の後半では仲直りをしました。
ゾウ編で登場してからは錦えもんらと同じようにカイドウを倒すべくワノ国に向かいました。
イヌアラシは、おでんが白ひげ海賊団にいた時には共に同行していたことからもかなり忠誠心があることが分かります。
他の仲間と同様、カイドウに一矢報いるために命を懸けた一撃を与えました。
赤鞘九人男⑤ネコマムシ
赤鞘九人男のメンバーの1人でありミンク族の夜の王です。
イヌアラシと同様「月の獅子(スーロン)」に変身することが出来ます。
その実力はイヌアラシと同等だと言われています。
昔イヌアラシと共に光月家に会いにワノ国を目指した際、九里ヶ浜に流れ着き妖怪扱いされ迫害されていたところをおでんに救われたことで家臣となりました。
イヌアラシと共におでんの護衛役として白ひげ海賊団に同行していました。
他の仲間と同様、カイドウに一矢報いるために命を懸けた一撃を与えました。
赤鞘九人男⑥河松
赤鞘九人男のメンバーであり魚人族です。
迫害を受けないよう自身のことを河童と言っています。
「流桜(りゅうおう)」と呼ばれる武装色の覇気の達人です。
他と同様おでんに助けられたことで家臣となりました。
錦えもんらとは違い、未来にはいかず幼い日和を守っていたが途中で捕まることとなりました。
他の仲間と同様、カイドウに一矢報いるために命を懸けた一撃を与えました。
赤鞘九人男⑦菊の丞(お菊)
赤鞘九人男のメンバーの一人で茶屋の看板娘をしていた。
また白ひげ海賊団16番隊隊長「イゾウ」が兄であることが判明しました。
錦えもんと共に「光月トキ」の能力で未来に飛び、敵情視察のため看板娘をやっていました。
その実力は凄まじく「残雪の菊の丞」と呼ばれるほどの実力を持ち横綱「浦島」の髷を一瞬で切り落とす瞬足の剣技を見せました。
父親が罪人となり孤児となってしまい空腹のところを光月おでんの作ったおでんを食べたことで恩を感じ家臣へとなりました。
他の仲間と同様、カイドウに一矢報いるために命を懸けた一撃を与えました。
赤鞘九人男⑧アシュラ童子
赤鞘九人男のメンバーの1人であり盗賊団の棟梁をしていました。
元々九里を支配するほどの実力を持っていましたがおでんと戦った際はおでんの強さに惚れこみ家臣となりました。
その実力は、カイドウも認めるほどで仲間に誘っていたことが分かっていました。
錦えもんらのことを国を捨てたと勘違いしており自分たちだけでカイドウに立ち向かうつもりでした。
しかし事情を知り和解することとなりカイドウの基地に乗り込むための船などを用意しました。
他の仲間と同様、カイドウに一矢報いるために命を懸けた一撃を与えました。
赤鞘九人男⑨傳ジロー
赤鞘九人男のメンバーの1人であり狂史郎としてヤクザの大親分でした。
錦えもんと同じように「山の神事件」の一件でおでんの家臣となりました。
また未来には飛ばずオロチの部下としてヤクザの大親分をしていました。
元々の顔とはかなり変わっていましたがそれはおでんを失ったことへの悲しみや憎みなどが影響で人相が変わったようです。
内部に入り復讐する機会をずっと伺っていたことが判明しました。
また河松と別れた日和を守っていたのも傳ジローでした。
その実力はゾロと互角に戦うほどの剣技を持っていました。
他の仲間と同様、カイドウに一矢報いるために命を懸けた一撃を与えました。
まとめ
今回は赤鞘九人男について紹介していきました。
メンバーを下記に簡単にまとめます。
それぞれがおでんに対してかなりの忠義があることが分かります。
ワノ国を思い死闘を繰り広げる赤鞘九人男の思いはワノ国の夜明けに繋がるのか今後の注目が集まります。
現在漫画ではワノ国も最終局面にあります。
死んでいった侍たちの思いが四皇という脅威を打ち砕くことが出来るのか楽しみです。
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