全漫画作品の中で伏線が多いのは「ワンピース」だと思います。
そもそも巻数も多いですからね。
この伏線が回収されたときの「すげー!」って感じがなまらなく良いですよね。
そこで本記事では、「ONE PIECEで明かされた衝撃すぎる伏線10選」を紹介します!
ぼくの独断と偏見ではありますが、ぜひ「わかるわ。」「めっちゃわかるわ。」「めっちゃというか、むっちゃわかるわ。」と共感しながら楽しんでいただけると嬉しいです!
ワンピース衝撃だった伏線10選
ワンピース伏線①:エースの前にいた2番隊隊長
ワンピースより引用©尾田栄一郎/集英社/東映アニメーション
エースが白ひげ海賊団で2番隊隊長に任命される場面で、2番隊の隊長はずっと欠番だったといわれていました。
普通であれば、これはエースを隊長にするためだけの設定に終わりそうな気もします。
ですが、実はずっと欠番だった白ひげ海賊団の2番隊隊長は「光月おでん」であることが判明しました。
光月おでんであれば、隊長を努めていたことも納得の強さですよね。
しかし、なぜずっと欠番だったのかは判明していません。
ですが、モブキャラが言っている「ずっと欠番だったんだ。お前ならみんな納得だよ」から察するに、「光月おでん」と同等の器を持っている人物がいなかったと考えるのが妥当ですね。
プロ野球でいう半永久欠番みたいな感じですかね。
ふさわしい人物が現れるまで、その背番号は基本的に誰にも渡さないみたいな。
ワンピース伏線②:エースが渡した紙の正体
ワンピースより引用©尾田栄一郎/集英社/東映アニメーション
作中で初めてエースとルフィが会ったシーンで、エースは別れ際に「そうさ、その紙きれがおれとお前をまた引き合わせる」といって一枚の紙をルフィに渡します。
なんてことのない紙だったので、ルフィは「なんだ紙きれじゃんか」とまったく興味のない様子でした。
ですが、実はこの紙が重要な役割を果たしたんですよね。
この紙はビブルカード、別名「命の紙」と呼ばれる特殊な紙であることがわかりました。
そして、この紙のおかげで、ルフィはエースが命を失いかけているということがわかり、インペルダウンに向かうことになったんですよね。
エースが「また引き合わせる」といっていたので、なにかあるとは思っていましたが。まさか命の危機の時にビブルカードの秘密を知るとは思わなかったですね。
ワンピース伏線③:人の倍人生を生きているというエースのセリフ
ワンピースより引用©尾田栄一郎/集英社/東映アニメーション
エースがバナロ島で黒ひげと戦う前に、「人の倍の人生を歩んでいるお前がこの状況を理解できんわけがねぇ」というセリフをいっていました。
このセリフは多くの読者を悩ませ、ネットでもたくさの考察が生まれていました。
「黒ひげはケルベロスなのでは?」「二重人格なのでは?」といった予想がありましたが、ロジャーの過去編でその理由が判明しました。
なんと「生まれてこの方一度も眠ったことがない」ということが、バギーとシャンクスの会話からわかりました。
つまり、エースがいう「人の倍の人生」とは、眠らないことで人の2倍の人生を生きているという意味だったんですね。
ですが、「なぜ眠らないのか?」ということはわかっていないので、このシーンはさらなる伏線になってしまいました。
黒ひげの正体が明かされる日が楽しみです!
ワンピース伏線④:海に現れた大怪物の影
ワンピースより引用©尾田栄一郎/集英社/東映アニメーション
ルフィたちは空島に向かう前に、超巨大な影の怪物たちと遭遇します。
巨人族の何十倍もの大きさで、槍を持ち、背中に翼のようなものが生えているように見えます。
この大きさにはさすがのルフィでも驚きを隠せず、「怪物だああああ」といって一目散に逃げ出します。
この影の正体は空島の物語のクライマックスで明かされました。
なんと、この影は空島の戦士・シャンディアたちの姿だったんです。
これは空島にいる人間に光が当たり、その影が青海に届くと影が膨張して巨大化して見えるという現象だったことが判明しました。
この伏線自体は「なるほどな〜」で終わりそうな感じもありますが、回収の仕方が衝撃というか感動なんですよね。
モンブラン・クリケットたちは、この影の正体をルフィの姿で知ることになります。
青海でルフィのことを心配しているクリケットが見ているその先に、巨大なルフィが喜んでいる姿が映し出されました。
ルフィはエネルを倒し鐘を鳴らすこと、そして青海に映される影を通じて、黄金郷があったことを伝えたわけです。
モンブラン・クリケットが追い求めていたロマンを、謎の影という伏線を通じて知らせたこのシーンは本当に感動しました‼
ワンピース伏線⑤:グランドラインが楽園と言われる理由
ワンピースより引用©尾田栄一郎/集英社/東映アニメーション
バラティエをあとにしたルフィは船の上で、「レストランに出る前にさ、オーナーのおっさんが教えてくれたんだ。偉大なる航路を「楽園」と呼ぶやつもいるんだと‼」こんなセリフをいっていました。
これは、「人や場所によってはグランドラインは楽園のような場所である」ということかと思っていましたが、まったく違いました。
新世界に入る前に「一度でも新世界に足を踏み入れた猛者たちは偉大なる航路前半の海を口を揃えてこう呼ぶ、あの海は楽園だった」というナレーションがでる場面があります。
つまり、グランドラインの「楽園」とは、後半の海である新世界に比べると「楽園」であるという意味だったんですね。
グランドラインは過酷な環境の島ばかりでしたが、後半の海である「新世界」はそんな場所ですら「楽園」と呼べてしまうぐらいの海なんですね。
このナレーションのシーンでは、ウルージが雷が降り注いでいる島に上陸を試みる様子が描かれていますが、たしかにグランドラインの気候が可愛く見えるぐらいめちゃくちゃな島ですね。
ワンピース伏線⑥:インペルダウンのLEVEL5.5を作った人物
ワンピースより引用©尾田栄一郎/集英社/東映アニメーション
ルフィがエースを救出するために潜入したインペルダウン。
その中にあるLEVEL5.5という場所は、インペルダウンの職員も知らない隠された場所です。
そこにいたイワンコフは「大昔に幽閉されていた囚人が穴掘りの能力者で、そのキャンディを筆頭にこの囚人の楽園を作り上げたと聞いているわ」と発言しています。
イワンコフのキャラを知らないと「キャンディ」がなにを指しているかわかりませんが、つまり「穴を掘ることができる能力者が昔作ったぽいんよね」的なことですね。
この伏線は、91巻のSBSにてオダッチが直接回答していました。
「オシオシの実」の能力者であるモーリーが、インペルダウンに投獄されていた時にLEVEL5.5の空間を作り、その後脱獄して革命軍に入ったということです。
つまり、モーリーがつくった穴が、結果的にルフィを助けることにつながったわけですね。
革命軍のリーダーがルフィのお父さんのドラゴンであることを考えると、ここのつながりは面白いですよね!
ワンピース伏線⑦:ローラとビッグマムの関係
ワンピースより引用©尾田栄一郎/集英社/東映アニメーション
スリラーバーグでナミと仲良くなったローラ。
ローラは別れの時に「私のママが海賊をやってってね。ママのビブルカードをあげるよ」といって、ナミにビブルカードを渡しました。
その時に隣にいるモブキャラみたいなやつが「おおお!よかったなオイ!ローラ船長のママはすっげー海賊なんだぜ!?」と発言していました。
また、ローラは「新世界の生まれ」であることも告白していました。
そのため、ローラの母親は新世界のすごい母親なのでは?と考察されたんですね。
そして、冒険を進めたルフィたちは、ついにビッグマムが住むホールケーキアイランドにたどりきました。
ホールケーキアイランドに住む「ホーミーズ」たちに襲われるルフィたちでしたが、なぜかナミが持つビブルカードに怖がり始めます。
なぜなら、それはホーミーズたちの産みの親である「ビッグ・マム」のビブルカードだったからです。
そして、ここで初めてローラの母親が四皇の一人であるビッグ・マムだったことが確定したわけです。
つまり、モブキャラの「おおお!よかったなオイ!ローラ船長のママはすっげー海賊なんだぜ!?」というセリフは真実だったんですね。
さすがモブキャラです。
ワンピース伏線⑧:カン十郎が内通者だった
ワンピースより引用©尾田栄一郎/集英社/東映アニメーション
カン十郎が自ら内通者だと告白したシーンは衝撃でした。
実は、ここに至るまで隠された伏線がいくつもあったんですよね。
カン十郎は、能力で黒い炭を使っていましたが、これは名字である「黒墨」とかかっていまいた。
また、光月おでんはカン十郎と初めてあった場面で「過去迫害を受けていた様だが自業自得だ」といっています。
これは、迫害されていた理由が「黒墨」の人間だったからなんですね。
その他にも、「普段は右利きである描写があるにも関わらず、能力を使う時は左で描く」といった細かい描写などがたくさん散りばめられていました。
普通に読んでいるだけでは気づきにくい伏線ではありましたが、読み返すと「たしかに・・」となる伏線ばかりで衝撃でした。
オダッチには、ぼくから「やるやん」とでも言っておきましょう。
ワンピース伏線⑨:ラブーンとの約束
ワンピースより引用©尾田栄一郎/集英社/東映アニメーション
グランドラインの入り口であるリヴァースマウンテンの双子岬にて、ルフィたちは「ラブーン」という名前の巨大クジラと遭遇しました。
クロッカスさんいわく、「ラブーンは50年以上も前に西の海から来た海賊団の仲間であり、仲間の帰還を50年以上待っている」とのこと。
そんなラブーンに対し、ルフィは「俺達が帰ってくる!」といって新しい約束をしました。
このシーンだけでも終わっていいような感動的な場面なんですが、この伏線は見事に回収され、さらなる感動を与えてくれました。
なんと、ラブーンが50年以上待ち続けていた海賊団とは、ブルックが所属していた「ルンバー海賊団」だったんですね。
基本的にふざけているブルックが大号泣しているシーンはとても印象的です。
どのタイミングで両者が再開するかはわかりませんが、きっと多くの読者が涙を流すことになりそうですね。
ワンピース伏線⑩:ラフテルの名前の由来
ワンピースより引用©尾田栄一郎/集英社/東映アニメーション
リヴァースマウンテンの灯台守クロッカスさんは、グランドラインの最後の島について語ってくれました。
「最後にたどり着く島の名はラフテル、偉大なる航路の最終地点であり歴史上にもその島を確認したのは海賊王の一団だけだ」
ここでは最後の島が「ラフテル」という名前であるということだけが明かされました。
それからずっと謎につつまれていたラフテルでしたが、ついにロジャーの過去編にて、名前の由来が明らかになりました。
「──なァみんな 800年誰も行きつけなかったこの『最後の島』に こんな名前をつけねェか?
“ ラフテル(Laugh Tale)” と」
ラフテルを命名したのは海賊王ロジャーであり、その意味は「笑い話」だったわけですね。
これは本当に衝撃の伏線回収でしたね。
まあ、回収までの期間の長さにも衝撃なわけですが、、、
ラフテルでロジャーたちが笑ったことについてはまだ判明していないので、これからの展開が非常に楽しみですね!
まとめ
ということで「ONE PIECEで明かされた衝撃すぎる伏線10選」を紹介しました。
こちらに簡単に記載します。
ONE PIECEは「伏線の回収をしても、さらなる伏線が出てくる」ということが多いですね笑
まだまだ回収されていない伏線はたくさんあるので、今後どうやって回収されるのかが非常に楽しみです。
これからも一緒にONE PIECEを楽しみましょう!
それでは今回はここまでです!
最後まで読んでくれてありがとうございました!
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