今回はワンピースのドレスローザ編にて初登場した「藤虎」についてまとめていきます。
赤犬が元帥、青キジが対象を降りたことで、大将の1枠に入った「藤虎」
当然の如く、能力者でありその能力がチートと呼ぶにふさわしいものです。
今回はそんな「藤虎」について情報をまとめていきます。
藤虎とは
ワンピースより引用©尾田栄一郎/集英社/
アニメ制作会社:東映アニメーション
藤虎とは「ONE PIECE」に登場するキャラクターの一人です。本名は「イッショウ」。
年齢は54歳。8月10日生まれ
海軍に所属する人物で、海軍本部の最高戦力と呼ばれる「大将」のうちの一人です。
原作の初登場は71巻で、2年後に初登場したキャラクターです。
「盲目の剣士」で、普段は剣を持ち歩いています。
性格は基本的には落ち着いていて、物腰が低い人物です。
少し抜けているところもありますが、海軍大将としての実力は確かなもので、海兵として市民の安全を第一に考えています。
「仁義ある正義」を掲げていて、戦いの時には「倒す敵の数」ではなく「守るべき人の数」を考えています。
初登場時から盲目で、これは今までに見たくないものをたくさん見てきた結果、自分で閉じてしまったと本人が話しています。
両目が見えない藤虎ですが、それをハンデと思わせないほど戦闘では大きな活躍をしていて、海軍大将にふさわしい実力を持っています。
周りの者は藤虎を「怪物」と呼ぶ者もいて、戦闘能力は七武海や他の大物海賊に劣らない力を持っています。
目は見えなくても雲の動きなどの天候を読むことができたり、覇気によって相手の動きを読むことができます。 戦った時の実力はまさに海軍大将で、革命軍のNo.2のサボと互角に戦いました。
海軍の中でも非常に真面目な人物で、目上の者に対しても間違っていると思ったことに対しては意見をしっかりと言って一歩も引きません。
それは現在の海軍元帥である赤犬に対しても同じで、自分で悪と決めつけた者を完全に根絶やしにしようとする赤犬と、善悪をしっかり見極めることができる藤虎は性格が違って相性が悪いです。
藤虎は自分の正義を貫くためなら相手が自分より上の立場の海軍元帥や世界政府でも屈することはありません。 海軍の味方である王下七武海に対しても、本来は海賊であることを理由に信用はしていなく、七武海制度を無くしたいとも考えています。
麺類が好きで、作中では何度か麺を食べているシーンがあります。目が見えないということもあってか、基本的に走ることはなく、ゆっくり歩いて行動しています。
市民を大切にする優しい海兵で、市民の安全や怪我人などのことを考えています。物事を深く考えるので、相手が海賊であっても、本当に悪い人物でない場合は藤虎も考えを改めます。
部下には中将の「メイナード」や「バスティーユ」がいます。 藤虎自身は2年前の頂上戦争後に世界徴兵で海軍大将に抜擢されて、現在も海軍大将として活躍しています。
藤虎の悪魔の実の能力
藤虎は重力を操る「ズシズシの実」の能力者です
重力によって隕石を落とすことも可能で、その威力は絶大です。
自由自在に重力を操ることが可能です。自分自身には重力をかけることはできませんが、相手に重力をかけて押し潰したり、物を浮かせて移動させたり、さまざまな使い方があります。
重力は左右にもかけることができ、戦闘では重力を使った技が多数登場します。 重力で地面に穴を開けて相手を落とすことができて、深さは底が見えないほどあります。
重力で相手を押さえつけることも可能。 作中で出た一番強力な技は宇宙空間から隕石を落とす技で、隕石はいくつもあり、七武海のドフラミンゴやローも驚きを隠せないほどでした。
とてつもない破壊力なので並大抵の海賊では防御することができなくそのまま押し潰されてしまうことでしょう。
物に重力をかけて、それに乗って自分も移動することができるので、移動手段としてもとても便利だと思われます。
藤虎の目的
藤虎は2年前の時点では海軍には所属していませんでした。
海軍本部と白ひげ海賊団との頂上戦争が終わって、海軍の情勢も大きく変わり、本来は3人いる海軍大将には2つ席が空きます。
その中の1つに藤虎が入ることになります。
海軍が世界徴兵という制度で藤虎を海軍大将の座に就かせますが、藤虎が海軍に入ったのにはしっかりとした目的があります。
藤虎の目的は〝王下七武海の完全撤廃〟です。
七武海は立場的には海軍や政府の味方ですが、七武海は元々が海賊なため、いくら政府側の味方と言っても藤虎は七武海を信用していません。
過去に七武海による国の乗っ取り事件もあり、七武海が事件を起こしたという事実もあるため、藤虎は海軍に入って七武海制度の撤廃を考えていました。 これは市民を大切に考える藤虎だからこその考えでしょう。
真面目な藤虎は海賊の悪事を決して許さないので、海軍に入って、自分で海軍を変えていきたいという気持ちもあったのではないかと思われます。
藤虎はルフィの味方なのか?
藤虎は海軍の中でも真面目で仁義を通す人物です。
ドレスローザではルフィと会って話をしたり、実際に戦うシーンもありましたが、ルフィは結局、ドレスローザを無事に出航して藤虎と別れています。
ルフィは世間的にも大きく名の知れた海賊ですが、藤虎は海賊のルフィに対して、今までの海賊とは違う印象を持っています。
ルフィの言動で藤虎はルフィのことを本当の悪人ではないと感じていました。
盲目の藤虎はルフィに対してどんな見た目なのか気になっている様子がありました。
ルフィも藤虎に対しては良い印象で、藤虎の盲目のことを気にかけたり藤虎のことを「嫌いじゃない」という発言をしていました。
ルフィは人の好き嫌いが大きく分かれて同じ海軍でも赤犬などの人物は嫌いですが、藤虎の人柄を見て良い人物だと思ったのでしょう。
「藤虎とルフィ」は「海軍と海賊」の関係なので敵同士ではありますが、お互いに良い印象があります。
藤虎はルフィの味方になりそうなキャラですが、立場的には敵同士なので基本的には藤虎がルフィに味方することはありません。
しかし、藤虎自身ルフィについて良い印象なので、もし何かで共通の敵などがいた場合は協力して戦うという可能性はあり得ると思います。
海軍の中でも良い人物・悪い人物がいますが、ルフィはコビーやスモーカーは好きで、藤虎も同じく好きな海兵に入っていると思われます。
反対に赤犬や黄猿は嫌いな人物として認識しているでしょう。
藤虎はルフィの味方ではありませんが、他の海賊とは違う印象を持っていて、ルフィのことが気になっている様子でした。
藤虎の活躍
ドレスローザでは2年後に新たに登場した海軍大将として圧倒的な力を見せてインパクトを残しました。
戦闘シーンでは七武海のドフラミンゴやローと戦うシーンや革命軍のNo.2のサボと戦うシーンがありました。
剣と悪魔の実の力を使って活躍していて、重力を使って隕石を落とすというシーンは作中では初めてでした。
七武海や革命軍No.2と普通に戦う様子から、海軍大将としての実力を見せていました。
ドフラミンゴの鳥かごという技でドレスローザ全体を囲まれた時は藤虎も他の市民や海賊たちと協力して、鳥かごの圧縮を抑えていました。
ルフィがドフラミンゴを倒したあとはドレスローザの国王に、政府・海軍側の味方の七武海のドフラミンゴが国で悪事を働いていたことに対して海軍である藤虎が土下座をするシーンがあり、印象的なシーンとなりました。
藤虎は映画にも一度登場していて、登場したのは第14作目の「ONE PIECE STAMPEDE(ワンピース スタンピード)」。
この時に藤虎も少しだけ登場してゾロと戦うシーンがあります。最後は必殺技の隕石を落として周りの者たちを驚かせました。
まとめ
今回は新海軍大将の「藤虎」についてまとめました。
2年後に初登場したキャラで、重力を操るズシズシの実の能力者です。
真面目な性格で、新しく入った海軍の戦力の中ではかなり大きなもので、海軍大将として強い戦闘能力や実績があり活躍しています。
盲目ですが、それも気にならないくらいの強さがあり、戦闘では剣と悪魔の実の能力を使って戦います。
ルフィとはお互いに敵ですが良い印象で、この先、また出会う可能性があるかも知れません。 海軍大将として今後の藤虎の活躍に期待しましょう。
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