【ワンピース】イム様は不老不死?正体は子供!?目的、名前の由来について考察してまとめました。

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ワンピース908話にて突如登場した謎の人物「イム様」。

天竜人の最高位である五老星を跪かせ、座する者はいないと語られた「虚の玉座」に座るなど、ラスボスの風格が漂うキャラクターです。

この記事では、イム様の正体や目的、今後再登場するかどうかを考察していきます!

ワンピース史上最重要人物と言えるイム様の再登場に備え、しっかり復習しておきましょう!

お知らせ

「イム様」についての内容はワンピース1086話までのネタバレを含みます!ネタバレを好まない方はこちらで閉じてください!
また「ワンピース」の画像を引用させていただいております。問題がありましたら、問い合わせページからご連絡いただければ速やかに消させていただきます。(集英社/尾田栄一郎様)

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イム様とは

イム様

ワンピース漫画より引用©尾田栄一郎/集英社/東映アニメーション

イム様は「世界会議編」908話にて突如登場したキャラクター。

聖地マリージョア・パンゲア城に住み、世界最高権力とされている五老星さえも跪く謎のキャラクターです。

「誰も座らないことで世界にたった1人の王などいないこと」を示し平和の象徴として解説されていた「虚の玉座」に当然のように腰を下ろした様子から、イム様こそがワンピース世界におけるただ1人の王なのだと思われます。

一般的には五老星が最高権力とされており、イム様の存在を知っている人間はごく一部に限られているようです。(ドフラミンゴもイム様の存在を把握しているような描写がありました)

黒塗りのシルエットのみでの登場だったため、「細長く尖った頭部(帽子?)」や「やや下の方に付いている腕」といった大まかな輪郭以外、詳細な外見はわかっていません。

ただ一つ、明確に描かれたのはその特徴的な瞳です!

「2つの円と黒丸で構成された螺旋」状のデザインをしています。

作中の登場回数はたったの2回であり、その存在は謎に包まれています。

2度目の登場時には住居であるパンゲア城・花の部屋にて、ルフィと黒ひげの写真を切り刻み、しらほしの写真に剣を突き立てていました。

そしてビビの写真を見つめ、何かを思っていた模様。

ルフィと黒ひげは共に神の天敵と呼ばれるの「Dの一族」、しらほしの正体は「古代兵器ポセイドン」であるので世界の王と思しきイム様が敵対視するのもわかります。

しかし、ビビについて何を思っていたのかはわかりません。
「古代兵器プルトン」関連か、あるいはネフェルタリ家の由来に関連するのか。

このように謎多きイム様について、現時点で判明している情報を元に考察していきます!

イム様の名前の由来

イム様の名前の由来について、ワンピースファンの間で様々な考察が行われています。

その中でも個人的に有力だと考えている説について解説します!

下記のいずれか、あるいは複数の意味を持たせているのではないかと予想しています

仏→イム説

「仏」という漢字を分解すると「イム」となります。

仏は仏教祖・仏陀を示す漢字ですが、(厳密には別物ですが)神様のイメージでよいと思います。

つまり、ワンピース世界における神に等しい存在、唯一の王というニュアンスで「仏→イム」と名付けられたのではないでしょうか。

作中でイム様が神に例えられるとすると、「悪魔の実」というネーミングも「神(イム様)と敵対する悪魔(Dの一族)が作り出した実」という解釈ができそうです!

UMI(海)のアナグラム説

「イム」をローマ字で書くと「IMU」であり、これを逆に読むと「UMI(海)」になります。

ワンピース世界に広がる海を象徴するキャラクターとして名付けられたのではないでしょうか?

作中では「悪魔の実」を食べて能力者になった場合、「海に嫌われて」カナヅチになるという表現がされていました。

「悪魔の実」を作り出したのが「Dの一族」だと仮定すると、「悪魔の実を食べて海に嫌われる」=「イム様の敵と見なされる」ということではないでしょうか?

能力者がカナヅチであるということが、イム様が海の化身とも言えるキャラクターであるという根拠になっているように思います。

アダムとイブ説

旧約聖書『創世記』に記されている人類の始祖アダムとその妻イブ。

2人の名前を繋げて略すと「イブ+アダム」→「イム」となります。

イム様がワンピース世界の人類の始祖とまでは思えませんが、現在の世界(世界政府が統治し、失われた100年を禁忌とする世界)を生み出した始祖というニュアンスはあるかもしれません。

また、アダムとイブがモチーフになっているとすると
「悪魔の実」=「禁断の果実」
「ラフテル」=「楽園」
という解釈もできそうです。

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イム様の正体を考察

イム様は不老不死?

イム様の目

ワンピースアニメより引用©尾田栄一郎/集英社/東映アニメーション

少ない情報の中で最初に気になるのは、やはり特徴的な瞳のデザイン!

細かい服装や顔はシルエットでわからないにも関わらず、瞳だけ明確に描かれているため、とても意味深ですよね。

この瞳は「不老不死の証」ではないかと私は考えています。

実はワンピースに登場したキャラクターの中に2人だけ、イム様と似た瞳のデザインを持つキャラクターが存在します。

それは元・王下七武海「ジュラキュール・ミホーク」と「象主(ズニーシャ)」です!

ミホーク自身も謎の多い人物ですが、過去のセリフや行動を振り返るとある仮説が浮かび上がってきます。
気になったセリフは以下の通りです。

* 初登場時、クリークを追いかけ回す理由を「ヒマつぶし」と言っていた。
* ゾロに向けて「おれは先幾年月でも、この最強の座にて貴様を待つ」と老いによる衰えを考えていないような発言をしている
* マリンフォード頂上決戦にて「さて運命よ、あの次世代の申し子の命、ここまでかあるいは・・・」と事態を俯瞰した視点から語っている

一見すると、3番目のセリフ以外はそれほど重要に感じないかもしれません。

しかし、「ミホークが不老不死である」という仮定を付けるとどうでしょうか?

時間を持て余しているから「ヒマつぶし」をして、老いることがないから「幾年月でも待つ」と言っているとしたら。

長い年月をかけて世界を見続けてきたからこそ、事態の外側から俯瞰したようなセリフを言っているとも取れるようになります。

次に象主についてです。

象主は1000年以上前に何らかの大罪を犯した罰として、世界中の海をさまよい歩き続けている巨大な象です。

1000年以上生き続けているにも関わらず、今なお老衰で死亡する様子はありません。

ワンピース世界とはいえ、さすがに寿命1000年超えの象は不自然ですよね。

このようにミホークと象主はどちらも非常に長い年月を生きてきたのではないかと推測しています。

そして、その2人と特徴的な瞳のデザインが似ていることから、イム様も「不老不死」なのではないでしょうか?

作中では不老不死になる方法として「オペオペの実」という手段が明示おり、元・天竜人であるドフラミンゴも「オペオペの実」による不老不死を求めていました。

また、ドフラミンゴは「オペオペの実」の能力を手にしていたら「マリージョアの国宝を利用し世界の実権さえも握れていた」とも語っています。

この発言を逆説的に捉えると、世界の実験を握っているイム様は不老不死であると言えます。

以上の考察やイム様の立ち振る舞いの印象をまとめると、イム様の正体とは「不老不死であり、世界政府が樹立された800年前から玉座に座り続けている王」ではないかと考えられます。

ワンピース1086話のイワンコフの言及から「800年前にネロナ家のイム聖というのが実在」していたというのが明らかとなりました。

オペオペの実で不老手術ができるということは、以前に誰かがそれを証明したという証。

それがイム様であるというのが間違いなさそうですね。

また「オペオペの実は不老になるだけで不死ではないこと」が明らかになりました。

イム様の年齢について

次にイム様の外見年齢について考察します。

シルエットと断片的に描かれた外見的特徴から、イム様の年齢は「10歳程度の子ども」ではないかと考えています。

そう考えるポイントとしては、まずシルエットの形状です。

前述の通り、イム様のシルエット的な特徴は「細長く尖った頭部」と「やや下の方に付いている腕」です。

まず「細長く尖った頭部」はそのまま頭や髪型ではなく、非常に細長い王冠ではないかと考えています。

そして、この予想を前提に考えると「やや下の方に付いている腕」の位置から、イム様はかなり小柄な体格をしていると思えてきませんか?

また、ビビの写真を握る手からも幼い印象を受けました。

ルフィや黒ひげの写真を切り刻んでいたことも、子どもらしく感情の抑えが効かない癇癪のようなものではないでしょうか。

この外見の予想と、前述の「不老不死」の考察から、イム様は「10歳程度の子どもの状態で加齢が止まっている」のだと思います。

オペオペが不老になる手術で不死にはならないと決まりましたが、結局10歳ぐらいで使われ800年前から生存しているという可能性が大きい。

あと「リリィ」の存在とビビを欲している発言。

リリィとビビが瓜二つということも考えるとイム様とリリィの関係性も物語の根幹に迫るものかもしれませんね。

イム様の目的とは

上記の考察の通りイム様が「不老不死の王」であるならば、その目的はやはり「イム様自身による統治の継続」でしょう。

「空白の100年」にどのような秘密が隠されているのかわかりませんが、イム様(=世界政府)にとって不都合な事実であることは間違いありません。

「Dの一族」が「神の天敵」と呼ばれる理由も気になります。

このようにイム様の王位を脅かす存在を排除し、自身による統治を継続・維持することがイム様の目的であり、世界政府はその実行組織なのではないでしょうか。

五老星はイム様に向かって「歴史より消すべき”灯”がまたお決まりでしょうか?然らばその者の名を!!」と排除すべき人物の名前を訪ねています。

切り刻まれていたルフィたちの写真から、ルフィたちが「歴史より消すべき”灯”」と判断されていることは明白です。

これまでもイム様の心一つで様々な人物が消されてきたのかもしれません。

「歴史より消す」という表現も気になります。

もしかしたら、イム様こそが「空白の100年」を作り出した張本人なのかもしれません!

イム様は今後登場するのか?

イム様はワンピース世界の王と思われる人物であり、ワンピースのラスボスの可能性すらあるキャラクターです。

今後、必ず再登場するでしょう。

イム様や五老星は「時代のうねりは止まらない」と捉えているようで、世界の均衡を保つべく今後は更に物語へ介入してくるに違いありません。

1043話ではルフィと「太陽の神ニカ」の繋がりも感じられる描写があり、ワンピースは終盤に向け動き出しているように思います。

イム様の再登場も近いかもしれませんね!

また革命軍とのマリージョアの一件が描かれた際に、イム様は「リリィ」というビビにそっくりなアラバスタの女王を特別視している描写がありました。

リリィはDの一族側であるにも関わらずリリィを特別視していることから何らかの過去がありそうですよね。

またビビがほしいというちょっと怖いワードも発していましたし。

まとめ

この記事では謎の人物「イム様」の正体や目的について考察しました。

少ない登場回数ながら、多くの謎と伏線が張り巡らされました。

今後訪れる再登場では、ワンピースの物語を取り巻く多くの謎に答えが提示されることでしょう!

イム様と世界政府から目を離さず、ワンピースを楽しんでいきましょう!

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