「白ひげ海賊団」16番隊隊長であり、光月おでんの家臣でもあった男、イゾウ。
華やかな見た目とは裏腹に男らしいイケメンっぷりが印象的なキャラクターです。
この記事では鬼ヶ島討ち入りの際、ピンチに駆けつけたイゾウについて解説していきます!
イゾウの過去やワノ国編での安否、他キャラクターとの人間関係についてもまとめていくのでお楽しみに!
「イゾウ」についての内容はワンピースの画像を引用させていただいております。問題がありましたら、問い合わせページからご連絡いただければ速やかに消させていただきます。(集英社/尾田栄一郎様)
イゾウとは
イゾウとは、「白ひげ」ことエドワード・ニューゲート率いる「白ひげ海賊団」16番隊隊長です!
懸賞金は5億1000万ベリー。
女形(おやま、歌舞伎において男性が演じる女役のこと)のような外見が特徴の男性であり、2丁拳銃を華麗に操ります。
着ている着物は華やかなピンク色の着流しで、下半身にあしらわれたファイアーパターン印象的ですね!
女性らしい外見に反して、性格は男らしくマジメで勇猛果敢。
強敵と相対しても2丁拳銃を手に臆することなく戦いを挑みます!
そして、「ワノ国・九里(くり)」の大名・光月おでんの家臣でもある人物です!
おでんの家臣・赤鞘九人男の菊の丞は実の弟にあたります。
作中では長期間離れていたイゾウと菊の丞ですが、再会を果たし抜群のコンビネーションを見せていましたね!
おでんの家臣となった詳しい経緯は後述しますが、かつて孤児として生活していたところをおでんに救われ、兄弟共に家臣となりました。
おでんの家臣としては、生活態度を注意するお目付け役のような立ち位置で、海外へ出国を謀ったおでんを「ワノ国」へ送り返すべく、「白ひげ海賊団」に同行。
これがきっかけとなり、紆余曲折を経て白ひげのことを「親父」と慕う「白ひげ海賊団」の一員となったようです。
イゾウの死亡
結論から申し上げますとCP‐0「マハ」との戦いで死亡したのが判明します
鬼ヶ島討ち入りに駆けつけ、おでんの忠臣として敵討ちに参戦したイゾウ。
ニコ・ロビンを追うCP‐0に遭遇したイゾウは刺し違える覚悟で戦いを挑みました!
結果としてCP‐0のマハを撃破したものの、イゾウ自身もダウンしてしまいます。
その後は長らく安否不明の状態となっていました。
しかし、戦いが終結した1052話にてイゾウの死亡が判明しました。
どうやらマハとの戦いが原因となり、命を落としてしまったようです。
イゾウやアシュラ童子、バジル・ホーキンスなど多くのキャラクターが退場したワノ国編はそれだけ厳しい戦いだったと痛感しますね。。。
錦えもんたちの希望もあり、イゾウはおでんや国のために戦った大名たちとともに、「花の都」が一望できる丘に祀られることとなりました。
イゾウの登場シーン
本格的にイゾウが作中に登場したのは「マリンフォード頂上決戦」です!
海軍に囚われたポートガス・D・エースを救出するため、「白ひげ海賊団」の一員として白ひげと共に「マリンフォード」へと殴り込みをかけました。
海軍大将にも遅れを取らない戦いぶりをしていましたね!
しかし海軍将校たちや王下七武海を相手に善戦するものの、ご存じのとおりエースと白ひげはこの戦いで命を落としてしまいます。
その後はエースの弟であるルフィを戦場から脱出させるべく、マルコたち他の隊長と共に追手からルフィを守り抜きました!
「マリンフォード頂上決戦」後に行われた「白ひげ海賊団」と「黒ひげ海賊団」による「落とし前戦争」により「白ひげ海賊団」が散り散りになった後は、他の隊長たちと同様に消息不明の時期が続きます。
「ワノ国編」にて描かれた「おでんの過去」にて、本編時間軸ではないものの久々に再登場。
イゾウと菊の丞がおでんの家臣となり、「白ひげ海賊団」に入団するまでの経緯が描かれました。(詳しくは後述します)
本編時間軸で再登場を果たしたのは「ワノ国編 第三幕」。
鬼ヶ島討ち入り当日、ネコマムシや「白ひげ海賊団」1番隊隊長・マルコとともに満を辞して登場しました!
「落とし前戦争」以降もマルコはイゾウの居場所を把握していたらしく、「ワノ国」へ乗り込む上でおでんの旧臣でもある彼を誘っていたとのことでした。
鬼ヶ島では弟・菊の丞や仲間たちと再会。
「ワノ国」への帰国は実に30年ぶりとなりました。
長い時を経た兄弟の再会に涙した人も多いのではないでしょうか?
その後はかつての仲間・黒炭カン十郎やカイドウとの戦いにて、赤鞘九人男をサポートしました。
主役級ではないものの、いぶし銀の活躍がカッコいいキャラクターだと個人的には思います。
イゾウの過去
光月おでんとの出会い
イゾウは「花柳流(はなやなぎりゅう)」と呼ばれる舞踏の家元に生まれ、菊の丞と共に舞踊の手ほどきを受けながら育ちました。
しかし、父親が罪人として裁きを受けて一家は離散。
その後は菊の丞を連れ、「鈴後(りんご)」で孤児として貧しい生活が続きました。
路上で舞踏を見せる路上芸人として何とか食い繋いでいたようです。
ある時、花の都を追い出された(勘当された)おでんが「鈴後」を訪れます。
おでんが作ったおでん(分かりにくい表現ですね。。)を勝手に食べまくり飢えを凌いだイゾウと菊の丞は、感謝とともに一方的におでんを慕い、兄弟共々勝手に家来となります。
その後、おでんは「九里」を統一し大名としての地位を確立。
霜月康イエの協力もあり、イゾウや菊の丞をはじめとするおでんの家臣たちは「侍」として取り立てられます。
白ひげ海賊団への加入
ある時、「ワノ国」に「白ひげ海賊団」が漂着。
海外に憧れるおでんは、絶好のチャンスとばかりに白ひげに対し、自分を船に乗せるように懇願します。
当然、白ひげも断ったのですが、おでんは「白ひげ海賊団」に無理矢理ついて行こうとします。
しかし、イゾウはおでんの企みを見破り、おでんに同行。
船上では「丸三日間その鎖を手放さなかったら乗船を認める」という無理難題を突きつけ、敬愛する主君に責め苦を与え続ける白ひげを嫌悪していました。
しかし、おでんが「白ひげ海賊団」に迎え入れられ長く旅を続けるうちに、他の隊員同様に白ひげを「親父」と慕っていったようです。
おでんが「ロジャー海賊団」に移籍した際には、1年限りという条件もあり同行せず1人で「白ひげ海賊団」に残留。
この頃には「白ひげ海賊団」の一員として愛着が湧いていたようです。
結果的にこれがおでんとの最後の別れとなってしまいました。
その後はロジャー経由で伝え聞いた「白吉っちゃんを頼む」というおでんの頼みもあり、本編に登場するまで「白ひげ海賊団」の一員として過ごしていたようです。
イゾウと菊の丞の関係性
菊の丞はイゾウの実の弟です。
イゾウはおでんに同行しなし崩し的に出国してしまったため、予期せぬ兄弟の別れに菊の丞は大いに動揺していました。
それでも兄弟の絆は変わらず深いものであり、30年ぶり(タイムスリップした菊の丞にとっては約10年ぶり)の再会では菊の丞が子供のように号泣していましたね。
菊の丞の「残雪鎌」とイゾウの「弾斬丸」の連続攻撃には離れていた期間など感じさせない迫力でした!
まとめ
この記事では「白ひげ海賊団」16番隊隊長であるとともに光月おでんの家臣でもあったイゾウについて解説しました。
少ない登場場面ながら、華やかな外見と熱い闘志が記憶に残ったイゾウ。
多くの登場人物が命を落としたワノ国編も終わり、ワンピースもいよいよ最終章に突入するそうです。
これからの展開がとても楽しみですね!
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