ワンピースでは王下七武海と呼ばれる世界政府に収穫の一部を納めることで海賊行為を認められた7人の海賊たちが存在します。
しかし王下七武海には大きな問題がありました。
王下七武海の海賊が拠点とする国は、七武海の海賊により多大な被害が出ているにも関わらず海軍は関与出来ず国民は泣き寝入りするしかない状態でした。
そのこともあり現在、王下七武海は解体されました。
そんな王下七武海に所属していた人物に「サー・クロコダイル」と呼ばれる人物がいます。
クロコダイルは、ワンピースの中でも名シーンにあげられる「ビビ」と麦わらの一味が仲間となる理由となった人物でもあります。
そんなクロコダイルは、まだまだ謎が多いため今まで様々な考察をされてきました。
今回はそんなクロコダイルについて紹介していきます。
ワンピース1056話の内容を含みます。ネタバレを好まない方はこちらで閉じてください!
またワンピースの画像を引用させていただいております。問題がありましたら、問い合わせページからご連絡いただければ速やかに消させていただきます。(集英社/尾田栄一郎様)
クロコダイルとは
元王下七武海であるクロコダイルの本名は「サー・クロコダイル」。
「砂漠の王」と呼ばれる異名を持ち「秘密犯罪結社バロック・ワークス」の社長であり別名「Mr.0」というコードネームを持ちます。
クロコダイルは悪魔の実「スナスナの実」を食べており、この悪魔の実は「自然系(ロギア)」に部類されます。
スナスナの実は、自身の身体を砂にすることが出来るだけなくその砂は相手を切り裂く刃に変化させたり砂嵐を起こすことが出来ます。
そのため通常の攻撃は効かないため覇気をまとった状態での攻撃か海楼石で作られた武器による攻撃しか有効打となりません。
しかしスナスナの実には大きな弱点があり、「水が触れると砂が固まってしまうため砂になることが出来ない」という最大の弱点があります。
実際ルフィはクロコダイルと対峙した際はまだ覇気をまとうことが出来なかったため自身の血で拳を濡らすことでクロコダイルへの打撃を成功させていました。
クロコダイルの目的
クロコダイルの目的は「古代兵器プルトン」を奪ることです
クロコダイルの初登場となったのが「アラバスタ編」です。
当時は、王下七武海だったクロコダイルは表向き「海賊から国を守る英雄」として活動していましたが裏では秘密犯罪結社バロック・ワークスとして「アラバスタ王国を乗っ取る」活動していました。
それを知ったビビはアラバスタ王国を守るべくルフィらと協力してクロコダイルら率いるバロック・ワークスと対峙することになります。
古代兵器プルトンとは、「一発放てば島一つを跡形も消し飛ばす」兵器だとクロコダイルが説明しており「世界を滅ぼせるほどの力を持つ兵器」と呼ばれる古代兵器の1つです。
しかしクロコダイルはアラバスタ王国でプルトンを発見することが出来ずプルトンが眠るとされていた地下は崩壊してしまいました。
またこの戦いによってルフィに敗北したことで世界政府によって捕まり王下七武海の地位を剥奪され「インペルダウン LEVEL6」へ収監されることとなりました。
クロコダイル率いる秘密犯罪結社バロック・ワークスとは
ここではクロコダイルが率いるバロック・ワークスについて紹介していきます。
秘密犯罪結社バロック・ワークスは、社員総勢2000人ほどと言われており「手柄を挙げたものにはこれから建国する理想国家での地位を約束する」ということを条件に集まった組織です。
主な活動内容は、「盗み」「諜報活動」「賞金稼ぎ」「暗殺」を行っていたようです。
そのメンバーは以下のとおりです。
- 社長 Mr.0 「サー・クロコダイル」
- 副社長 「ミス・オールサンデー(ニコ・ロビン)」
- Mr.1 「ダズ・ボーネス」
- Mr.2 「ボン・クレー」
- Mr.3 「ギャルティーノ」
- Mr.4 「ベーブ」
- Mr.5 「ジェム」
- Mr.6 「ミス・マザーデー」
- Mr.7 「ミス・ファーザーデイ」
- Mr.8 「ミス・マンデー」
- Mr.9 「ミス・ウェンズデー(ネフェルタリ・ビビ)」
- Mr.10 「ミス・テューズデー」
- Mr.11 「ミス・サーズデー」
- Mr.12 「ミス・サタデー」
- Mr.13 「ミス・フライデー」
以上がバロック・ワークスのメインメンバーたちになります。
クロコダイルの再登場
クロコダイルは、ルフィに負けたことで「インペルダウン LEVEL6」に収監されていまいした。
しかしエースを奪還するためルフィらがインペルダウンの囚人たちを一斉に解放した中にクロコダイルも含まれておりエースを奪還する際は多大な貢献をしました。
クロコダイルは過去に「白ひげ海賊団 エドワード・ニューゲート」(別名白ひげ)に敗北したことがありそのことで白ひげのことを恨んでいました。
そのためルフィらに協力する理由として「白ひげに恨みを晴らすこと」がクロコダイルの目的だったようです。
しかしエース奪還の際、白ひげは仲間に裏切られ負傷しただけでなく総攻撃を受けたのもあり「海軍大将 赤犬」、「黒ひげ海賊団 黒ひげ」によって死亡してしまいました。
その姿をみて「おれはそんな弱い男に負けたつもりはない」と発言していることからクロコダイルは恨んでいたとはいえ白ひげは目標だったことが分かります。
その後エースは海軍大将の赤犬によって殺されそのことに絶望したルフィはその場で動けなくなり赤犬は次にルフィを殺しに来ました。
しかしルフィは精神が崩壊したことで戦うことが出来ずそこをジンベイによって助けられますが戦場となっていた氷の床は崩壊をはじめます。
そこを助けたのがクロコダイルでした。
クロコダイルは元女性?
クロコダイルと言えば実は元々女性だったのではないかと言われています。
その理由は以下の通りです。
『クロコダイルが女性だった理由1』
クロコダイルが女性だったと言われる理由の1つに「エンポリオ・イワンコフと呼ばれる革命軍の1人がクロコダイルの弱みを握っている」点が上げられます。
なぜならイワンコフは「ホルホルの実」という悪魔の実を食べており、この悪魔の実は人間の「性別」「体温」などを構成するすべてのホルモンを操ることができ相手にホルモンを打ち込むことが出来るからです。
そのためイワンコフには性別を変える力を持っていることが分かります。
またわざわざ名前に「サー」という男の敬称を入れていることからも元々女性ではないかと言われています。
『クロコダイルが女性だった理由2』
クロコダイルが女性だったと言われる理由の一つに「右耳にピアス」ということが上げられます。
一見何気ないように思えますが右耳のみにつけるピアスは「女性らしさ」などの意味があることからも女性だったのではないかと言われています。
クロコダイルの現在
インペルダウンでルフィたちともに脱獄に成功したクロコダイルですが、現在はバギーの配下として「クロス・ギルド」というのを設立しています。
流石にバギーの配下は嘘で、一時的な同盟関係な気がしますね。
ちなみにミホークもいます。
どうやら海軍に懸賞金をつけて、海賊と同じように怯えさせている状態らしい。
クロコダイルの目的は昔と変わらずプルトンなのか、それとも他の目的があるためにバギーに協力しているのかまだ謎な部分がありますね。
まとめ
今回は元王下七武海の「クロコダイル」について紹介してきました。
まだまだ謎が多いことからも物語に絡んでくることは間違いないと思っております。
クロコダイル・ミホーク・バギー・ルフィという豪華すぎるメンバーが揃う展開がみたいですね!
コメント