今回はワンピースに登場する麦わらの一味の考古学者「ニコ・ロビン」
幼少期から懸賞金をかけられ、世界政府や海軍からも追われる身となったロビンは作中で上位に来る壮絶な過去を背負っています。
そんなニコ・ロビンの幼少期から麦わらの一味加入までの今までの生涯を復習としてまとめていきます。
「ニコ・ロビン」についての内容はワンピースの画像を引用させていただいております。問題がありましたら、問い合わせページからご連絡いただければ速やかに消させていただきます。(集英社/尾田栄一郎様)
ニコ・ロビンとは
ニコ・ロビンは、麦わらの一味の考古学者で、過去には、サー・クロコダイルが組織した「バロックワークス」に、「ミス・オールサンデー」として所属していました。
出身は西の海オハラで、ハナハナの実の能力者です。
ロビンの性格は冷静新着。
考える前に行動してしまう船員が多い中、基本的には常識的な考えを持っています。
また物騒な発言をしがちなのも特徴です。
幼少時代から過酷な人生を過ごしてきたこともあり、不吉なを考えることが多く、しかもそれを普通に口を出してしまいます。
そのためサイコパス的な発言が多々見られます。
たとえば、パンクハザードでサンジ、ナミ、チョッパー、フランキーが捕まった際は、「ライフルで…ハチの巣にされてなきゃいいけど」と発言し、ウソップにツッコまれていました。
スリラーバークの「ケルベロス」をかわいいと褒めたり、カン十郎が作り出した「リューノスケ」を心の中でかわいいと思い、絵に戻る時には花を添えたりと、美的センスが若干ズレいると思われる言動も見られます。
自身が考古学者で、歴史を知ることを生きがいにしていることもあり、歴史を粗末にする者に対しては怒りをあらわにすることもあります。
空島では、神兵長ヤマが空島の歴史ある遺跡を壊しまくったことに「絶対に許さない」と激怒していました。
8歳にして7900万ベリーの懸賞金がかけられ、麦わらの一味加入後の現在では1億3000万ベリーの賞金首となっています。
ロビンの悪魔の実の能力
ロビンは、「ハナハナの実」の能力者であるため、技もハナハナの実の能力を利用したものがほとんどです。
ハナハナの実は、自身の身体の一部を離れた場所に咲かせることができる能力で、これを利用して関節技を仕掛けたり、相手の攻撃を防いだり、仲間をサポートしたりすることができます。
一方で、咲かせた身体の一部に攻撃を受けると、本体もダメージを受けてしまうのが弱点です。
主に、相手の身体に「○○咲き(八輪咲き:オーチョフルールなど)」で体を拘束して、「クラッチ」で背骨を極める組み合わせで攻撃をすることが多いです。
ロビンの過去
ロビンの過去①オハラ
考古学者の聖地である西の海オハラで生まれました。
8歳の若さで博士号の試験に満点で合格し、考古学者の仲間入りを果たしますが、オハラの考古学者たちが「歴史の本文(ポーネグリフ)」の研究をしていることが世界政府にばれ、バスターコールによってオハラは壊滅してしまいます。
ロビン自身は、ロビンを守ったサウロの意思を汲む形で中将クザンに見逃され、唯一生き残ることができました。
その後ロビンは、オハラの唯一の生き残りで、「歴史の本文(ポーネグリフ)」の解読ができることから、世界政府に危険視され8歳にして7900万ベリーの懸賞金がかけられました。
そのため、ロビンは政府の追手から逃れるために、様々な裏組織に潜り込み、裏切りを繰り返しながら「真の歴史の本文」を探し求めました。
ロビンの過去②バロックワークス
6年前、クロコダイルに誘われる形で、秘密犯罪会社「バロックワークス」の副社長に就任し、「ミス・オールサンデー」と名乗りました。
アラバスタの「歴史の本文」に自分が求める情報が記されていなかったことで、生きる目的を失ったロビンは、崩壊する葬祭殿の中に留まり死を選ぼうとしました。
しかし、ルフィに力づくで助けられたため、生かされた責任を取らせる形で麦わらの一味に加入しました。
ロビンの「心からの」麦わらの一味への仲間入り
麦わらの一味加入後、当初は警戒していた仲間も、空島などをともに旅をして、次第にロビンに信頼を寄せるようになってきました。
そんな中、ロビンはウォーターセブンでCP9に攫われ、麦わらの一味を逃がすことを条件に自らはエニエス・ロビーに連行されることを受け入れます。
その後、ルフィたちはエニエス・ロビーまで攻め込み、ついにロビンと接触しますが、ロビンはルフィに自分は死にたいと告げ、ルフィたちの助けを拒みます。
自分の敵が強大すぎるが上に、いつか自分を重荷に思い、裏切られるのではという恐怖から来るものでした。
それでも、ロビンのためにためらわずに世界政府に宣戦布告し、自らの口から生きたいと言うことを求めたルフィの姿を見て、ついにロビンは心から「生きたい」という気持ちを持つようになりました。
そして、麦わらの一味は無事ロビンを救出することに成功し、ロビンは「心からの」麦わらの一味の仲間入りを果たしました。
2年後のロビンの変化
シャボンティ諸島では、バーソロミューくまによりテキーラウルフに飛ばされました。
そこで、労働を強いられていたところを、革命軍によって助けられ、その後革命軍と2年間を共にしました。
2年後のロビンのビジュアル面の変化は、ほかのキャラクターと比べるとそれほど大きくはありませんが、こめかみの髪を耳の前に持ってきていたり、サングラスを頭にかけていたりと多少変化は見られます。
2年前よりもさらに大人感が増したように見えます。
また、戦闘面では、2年間の修行によって、大量の身体の一部を合体し巨大化させたり、近距離であれば分身を作り出すことも可能になりました。
ワノ国のロビン
花の都ではオロチ軍勢の動向を探るために、芸者「おロビ」になりすまし、オロチ城に潜入しました。
鬼ヶ島への討ち入りでは、ジンベエと行動を共にしました。
その途中、飛び六胞ブラックマリアに捕まったサンジから助けを求められると、3階大宴会場に向かいサンジを救出し、ブラックマリアと闘いました。
ブラックマリアに「仲間達のお荷物」と愚弄されながらも、「本当に必要としてくれる人達がいるから」、「頼ってくれる人がいるから」と、仲間のために「悪魔の姿」になり、ブラックマリアを撃破しました。
ロビンの今後
CP-0は、カイドウが敗北した場合のワノ国の支配と、ロビンの連行指令を受けており、既にロビンは狙われている状況です。
「歴史の本文(ポーネグリフ)」の解読ができるロビンの存在は、「海賊たちの”鍵”」となると言及されており、カイドウとの戦い終結後にロビンが標的となる可能性は高いでしょう。
ロビンが捕まれば、当然今までのように麦わらの一味は黙ってはいませんし、そこからほかの海賊たちも巻き込んで、世界大戦の引き金になるかもしれません。
まとめ
今回は麦わらの一味に所属する「ニコ・ロビン」についてまとめました。
ポーネグリフを解読できる存在はワンピースにおいて貴重な存在であるため世界政府や海軍からも標的となるのは確か。
壮絶な過去を背負いながらも太陽のような存在であるルフィと出会ったことで笑顔を出せるようになったのは本当に良かったと思えます。
ロビンを巡る今後の動向には目が離せません。
コメント