ワンピースには非常に多くの刀や剣が登場します。
この記事では登場する刀の中でも希少かつ非常に強力だと語られる「最上大業物12工」について解説しています!
主に
* 最上大業物とは何か?
* 作中に登場した刀と所有者の紹介
* 今後、最上大業物は増えるのか?
などをまとめているので、是非最後まで読んでもらえると嬉しいです!
ワンピースの画像を引用させていただいております。問題がありましたら、問い合わせページからご連絡いただければ速やかに消させていただきます。(集英社/尾田栄一郎様)
最上大業物12工とは
ワンピースより引用©尾田栄一郎/集英社/
最上大業物12工とは、ワンピース作中に登場する刀の中でも最上級の12本を指す呼び名です。
ワンピースには多くの刀や剣が登場していますが、その中でも特に強力な武器は「位列」と呼ばれるランク付がなされています。
- 最上大業物12工
- 大業物21工
- 良業物50工
- 業物
最上大業物は12工、つまり世界に「12本」存在しているとのこと。
しかし作中にはまだ4本しか登場しておらず、戦闘描写も少ないためどれ程の力を秘めているのか謎に包まれています。
ただし、他の刀と比較することで最上大業物が強力な武器であると想像することは可能です。
例えば「地獄の底まで切り伏せる」と語られ、実際に驚異的な破壊力を作中で披露した光月おでんの愛刀「閻魔」でさえ、大業物21工の1本に過ぎません。
「閻魔」ですら大業物止まりと思うと、最上大業物に属する武器たちが果てしなく強い力を秘めている気がしてきませんか!?
それでは、最上大業物12工のうち、作中に登場した4本の武器について解説していきます!
作中に登場した最上大業物とその所有者
黒刀・夜
まず最初に紹介するのは、作中で最も早く登場した最上大業物12工の1本、「黒刀・夜」です!
所有者は元・王下七武海の一角にして世界最強の剣士、現在ではクロス・ギルドの大幹部でもある「ジュラキュール・ミホーク」。
伝説的な名刀として持ち主とともに世界最強と言われています。
拵(こしらえ)は黒刀・乱刃・重花丁字。
「黒刀・夜」についてまず初めに解説すべきは、「黒刀」であることでしょう!
「黒刀」とはその名の通り、漆黒に染まった刀身を持つ刀です。
特徴はその頑丈さで、「恐竜が踏んでも折れず曲がらない」と語られるほどの丈夫さ、頑強さを備えています。
作中では「黒刀・夜」の他に、ロロノア・ゾロがスリラーバーグからワノ国まで使用していた「秋水」が登場していますね。
次に挙げるべき特徴はその大きさ!
198cmという長身のミホークをも超える長さを持ち、ミホークは「黒刀・夜」を背負うようにして身につけています。
外見は日本刀というよりは巨大な十字架のようであり、「黒刀・夜」を背負ったミホークの姿はモチーフであるドラキュラを強くイメージさせてくれますね。
威力も絶大で、その斬撃は巨大なガレオン船や氷山を真っ二つにぶった斬ります。
しかも、ミホークはまだまだ本気を隠している様子もあるため、真の力は明かされていない可能性が高いです!
その高い威力からか、ミホークが「黒刀・夜」を抜刀するのは相手の実力や精神力を認めた時、あるいはミホーク自身が心の底から怒りを感じた時のみ。
ミホークが「黒刀・夜」とともに全力を出す場面が今から楽しみですね!
初代鬼徹
次に紹介するのは持ち主がことごとく悲運の死を遂げることで知られる「妖刀・鬼徹」一派の元祖・「初代鬼徹」です!
「鬼鉄」と言えばゾロがローグタウンで入手し、現在に至るまで愛用している「三代鬼徹」が真っ先に思いつきますが、「初代鬼徹」はその「鬼鉄」一派の初代となります。
「三代鬼徹」は業物、「二代鬼徹」は大業物21工に名を連ねており、「鬼鉄」一派は名刀揃いと言えるでしょう。
所有者は現時点では明確に描かれておらず、不明です。
しかし、おそらくですが世界政府の最高権力である五老星の1人(白の着流しをまとったメガネの五老星)が所有していると思われます!
その根拠としては、五老星が手にしている刀の柄や鍔のデザインが「三代鬼徹」に酷似しているからです!
「二代鬼徹」は作中描写から鍛造者である天狗山飛徹が今も所持しているとわかっているので、五老星が持つ刀は「初代鬼徹」ではないかと予想します。
五老星はラスボスに近い立場でしょうから、世界に12本しかない最上大業物を持っていたとしても不思議ではないでしょう!
「初代鬼徹」はまだ抜刀された描写がないため、どのような刃をしているのかわかりません。
もしかして、「黒刀」だったりするのでしょうか?
業物である「三代鬼徹」の時点でゾロをして「問題児」と言わしめる異常なレベルの切れ味を誇っているので、ここに「黒刀」の頑丈さが加わったらとんでもないことになるのでは?と期待しています。
むら雲切
3本目に紹介する最上大業物12工の1本は強力無比な巨大薙刀「むら雲切」です!
所有者は存命であった2年前まで世界最強と呼ばれていた男、白ひげこと「エドワード・ニューゲート」。
白ひげの巨体に見合った長さ20尺(約6m)の巨大な薙刀で、白ひげが持つ「グラグラの実」由来の振動や衝撃波、覇気を纏わせた斬撃は非常に強力でした!
頂上決戦にて「むら雲切」から放たれた衝撃波によって多くの海兵が吹き飛ばされていたシーンはとても印象的でしたね!
白ひげがいつ頃に「むら雲切」を入手したのかは不明ですが、幼少期からお手製らしき薙刀を持っている場面が描かれていることから、白ひげ自身が子どもの頃から薙刀を得意としていたと思われます。
このように白ひげを象徴する武器であった「むら雲切」ですが、現在では白ひげの故郷の島に墓標として突き立てられているそうです。
白ひげと縁の深いキャラクターは多いものの、白ひげに匹敵する体格を持つキャラクターはいないため、誰かが「むら雲切」を受け継いで作中に再登場するという可能性は低いでしょう。
エース
最後に紹介する最上大業物12工の1本は海賊王ゴール・D・ロジャーの愛刀「エース」です!
所有者は上記の通り、「ゴール・D・ロジャー」。
ワンピースで「エース」といえば、ルフィの義兄にしてロジャーの息子であるポートガス・D・エースが真っ先に思い浮かびますよね!
息子に「エース」と名付けているあたり、ロジャーにとって「エース」はかなり思い入れのある武器だったに違いありません!
戦闘描写が少ないため、これまでに紹介した3本に輪をかけて謎に包まれている「エース」。
966話では若かりし日の白ひげと武装色の覇気をまとわせた「エース」をぶつけ合う描写もありましたね。
作中ではロジャーが悪魔の実の能力者でなかったと言及されていることもあり、ロジャーの強さを支えた相棒であったことは間違いないでしょう!
気になるのは「エース」が今どこにあるか?です。
息子の名前にするほどに気に入っていた特別な剣ですから、手放したとは考えにくいですよね。
エースは「メラメラの実」を活かした格闘戦を得意としていましたが、剣は使っていなかったので受け継がれてはいない模様です。
白ひげの「むら雲切」同様に墓標とされているのか、それともどこか(ラフテル?)に隠されていて今後のキーアイテムとして再登場してくるのか。
再登場が楽しみですね!
最上大業物残り8本の所有者予想
ここまでに解説した4本以外はまだ作中に登場していません。
残り8本は誰が持っているのか気になりますね。
筆者は残り8本の所有者に「シャンクス」は含まれるだろうと予想しています。
その根拠はシャンクスとミホークのライバル関係です。
2人の実力が拮抗していたとして、片方の武器が劣っていたら長時間に渡って互角の戦いを繰り広げるとは考えにくいのではないでしょうか。
従って、シャンクスもミホークの「黒刀・夜」と同等の武器を持っていると考えるのが自然ではありませんか?
今後、最上大業物が増える可能性
最上大業物12工と称される通り、世界に最上大業物は12本存在しているようです。
では、今後増える可能性はないのでしょうか?
筆者は増える可能性はあると考えています!
その根拠はワノ国編にて天狗山飛徹が語った内容です。
天狗山飛徹はゾロに「閻魔」を渡す際、以下のように語っていました。
「閻魔はまだ黒刀になっておらぬ!お前次第で『位列』もあがるぞ!」
と。
最上大業物か大業物か、位列をどこの誰がどのように決めているのか?
その基準値は明らかになっていません。
しかし、使い手次第で刀剣を更に強力な状態へと成長させることができるのは間違いなさそうです。
ゾロが今後も強敵と戦っていくに当たって、より強力な刀を手にする可能性は高いでしょう!
ただし、ポッと出の最上大業物を入手するだけでは物語の盛り上がりに欠けるように思います。
やはり多くの冒険をともに乗り越えてきた愛刀たちがゾロの成長とともに最上大業物へと上り詰める展開が熱いのではないでしょうか!?
まとめ
この記事ではワンピースに登場する最上大業物12工について解説しました!
まだまだ登場していない刀剣も多く、謎に包まれている最上大業物12工。
しかし、ワンピースも最終章に突入し、これまで以上の強敵とのバトルの連続になるに違いありません!
最強クラスのキャラクターたちであればそれ相応の武器を持っているでしょうから、最上大業物12工が一堂に会する日もそう遠くはないかもしれませんね!
また、ゾロの持つ3本の刀「和道一文字」「三代鬼徹」「閻魔」が最上大業物クラスに強化される展開にも期待したいです!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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