作中では、海賊王「ゴール・D・ロジャー」が処刑前に残した言葉により多くの若者が海に出ることで大海賊時代を迎えることとなりました。
そんなロジャーが航海をしていた時代は、のちの四皇と呼ばれた「カイドウ」、「ビッグ・マム」らが所属した「ロックス海賊団」や「エドワード・ニューゲート(白ひげ)」が率いる「白ひげ海賊団」など名だたる海賊が存在した時代でした。
そんな中でもロジャーとライバル関係にある存在だったと言われていた「金獅子のシキ」。
シキは「劇場版ワンピースSTRONG WORLD」にて登場し、ルフィらと戦闘になりました。
今回はそんな金獅子のシキについて紹介していきたいと思います。
「金獅子のシキ」についての内容はワンピースの画像を引用させていただいております。問題がありましたら、問い合わせページからご連絡いただければ速やかに消させていただきます。(集英社/尾田栄一郎様)
金獅子のシキとは
金獅子のシキとは、金獅子海賊団の提督であり悪魔の実「フワフワの実」の能力者です
元々は二刀流の剣士だったが義足として剣を使うようになってからは義足である剣を使った攻撃がメインとなりました。
金獅子海賊団は、「劇場版ワンピースSTRONG WORLD」にて登場してきましたがフワフワの実によって島は浮いており多くの船があったことからまさに大艦隊と呼ばれるほどのスケールのデカさを感じさせました。
しかし全盛期はさらに凄かったことからかなり力の持った海賊だったことが分かります。
シキが登場した際の特徴は、金髪で足は無く義足変わりに剣をつけている特徴がありました。
この両足は、20年前シキがインペルダウンLEVEL6にて収監されていましたが脱獄する際に「海楼石(かいろうせき)」の足かせを外すために自身の足を切断したことが分かっています。
またその際「史上初のインペルダウン脱獄者」としても知られるようになりました。
脱獄後は、世界征服をするために20年もの期間をかけ計画を立てていましたがその際「麦わら海賊団」に所属する「ナミ」の航海士としての才能に目をつけ誘拐したことで劇場版の内容へと進んでいきます。
金獅子のシキの現在についてですが、海軍に捕まった形跡はなくずっと分からずにしましたがワンピース631話の扉絵にてシキと思われる人物がクロッカスと酒を酌み交わしていることから同じく海賊をやめたのかもしれません。
金獅子のシキが食べた悪魔の実「フワフワの実」について
金獅子のシキは、悪魔の実「フワフワの実」を食べておりこの悪魔の実は「超人系(パラメシアン)」に部類され「触れたものを浮かして操ることができ、それに加え自身も浮かすことで飛ぶことも可能」な能力を持ちます。
浮かすことが出来る物体に重さなどの制限はなく島ごと浮かすことが出来るなど他の悪魔の実に比べてもかなり強力だということが分かります。
また浮かせた物体を操作することが出来るため浮かせた物体を目的の場所に衝突させることが出来るため個人の能力だけで戦争を仕掛けられるほどの力があります。
しかし弱点として嵐や強風などには天候に左右される点が最大の弱点です。
このことからフワフワの実はあくまで「浮かせる」という能力のため使いようによっては強力だが海軍大将「藤虎」の悪魔の実「ズシズシの実」のような重力を操る能力とは相性が悪いようにも感じるため最強とは言えないことが分かります。
金獅子のシキの過去
金獅子のシキの現在知られている過去は、「ロックス海賊団」のクルーだったところから始まります。
「ロックス海賊団」とは、凶悪さと実力のある猛者ばかりで結成された海賊団です。
そのため仲間意識はなく仲間同士での殺し合いが絶えない凶悪な一族だったと言われています。
そのクルーには、のちの四皇となる「カイドウ」、「ビッグ・マム」も所属しておりその中の1人にシキも在籍していたことが分かっています。
しかし「ゴッドバレー事件」によりロックス海賊団は壊滅し、シキは自身の海賊団「金獅子海賊団」を結成することとなります。
そして実力をつけロジャーや白ひげらと肩を並べるほどの力を持ち、「海の覇権を握る1人」となっていきます。
ロジャーとシキはライバル関係にあり幾度となく衝突していたようですがシキはロジャーを自分の右腕として仲間にしたかったようです。
しかしロジャーはシキの「支配」という思想に興味がなくそれを断ったことで大きな戦争へと発展していきます。
その戦争は「エッド・ウォーの海戦」と呼ばれ語り継がれるほどの伝説の戦いだったようです。
この戦いは、シキが優勢でしたが突如天候が荒れ始めシキのフワフワの実が使い物にならなくなったことでお互い痛み分けという結果で幕を閉じることになります。
それからシキが再びスポットライトを浴びるのは、「海賊王」となったロジャーが逮捕されたことで訪れます。
シキはロジャーの実力を認めておりそんなロジャーが逮捕されたことが信じられませんでした。
そしてマリンフォードに1人で乗り込んだシキは「最弱の海」と呼ばれる「イーストブルー」で処刑されることを知り激怒します。
「海賊王ロジャーの伝説を最弱の海で終われせるのは最期の侮辱だ」と言い、センゴクやガープと戦闘になりその戦いはマリンフォードが半
壊するまで続いたようです。
その後シキは捕まりインペルダウンLEVEL6に収監されることになりますが自身の両足を切断することで海楼石を外し脱獄しました。
「金獅子のシキ」はなぜルフィにやられたのか
金獅子のシキがルフィになぜやられたのか疑問に思う人は多くいると思います。
実際ロジャーのライバルであり、マリンフォードではセンゴクとガープを相手に1対2の状態で死闘を繰り広げるなど間違いなく四皇クラスの実力がある事が分かります。
しかしそれはあくまでも全盛期の頃であり両足もある状態です。
フワフワの実の能力により足のハンデが多少はなくなったとしても地上戦では足による踏ん張りが全盛期よりもなくなってしまうため弱体化はしていると考えられます。
またフワフワの実は天候により左右され「エッド・ウォーの海戦」の時も優勢だった戦況が覆るほどでした。
実際ルフィと戦闘の際も天候が悪い嵐の中での戦闘だったため負けてしまったのではないかと思われます。
以上のことをまとめると年齢による衰退に加え両足が剣になったため地上での戦闘が全盛期に比べ弱くなったこと、嵐というフワフワの実の弱点と言われる悪天候だったことの三つが敗因だと思われます。
しかし実際のところロジャーと白ひげの過去の小競り合いが描かれていましたがその時の2人と肩を並べるほどの実力と考えると全盛期じゃないにしてもルフィが勝てるのかなと思ったりもしますが。。
「金獅子のシキ」ワノ国との関係
金獅子のシキは、ワノ国にて黒炭ひぐらしが悪魔の実「マネマネの実」の力を見せるときに若いころのシキに変身していました。
それ以外に情報はありませんが、服装や名前からワノ国出身の可能性はあると思われます。
特に服装は登場した「錦えもん」らと似ていることからもワノ国で入手した可能性が高いです。
それに加えワノ国から離れていたとされている黒炭ひぐらしが変身していたことからも何かしら接点があることが分かります。
また「シキ」としか名前が分かっておらず正式な名前がまだ分かっていない点も気になります。
そのことからシキはワノ国の出身である可能性は高いと思われます。
まとめ
今回は劇場版ワンピースに登場した「金獅子のシキ」について紹介してきました。
まとめると
まさか劇場版のキャラクターがこんなにもストーリーに関係してくるとは思いませんでした。
原作は現在最終章に差し掛かろうとしています。
最終章は今までのすべてが詰まっていると思われますのでこれを機に気になる部分だけでも読み返してみてはいかがでしょうか。
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