【ワンピース】ズニーシャ(象主)とは!?ジョイボーイとの関係性や犯した罪について考察してまとめました。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

かつて犯した罪の罰として、ただただ大海原を歩き続ける巨大なゾウ・ズニーシャ(象主)。

この記事ではズニーシャの正体や犯した罪の内容について考察してきます!

光月家やジョイボーイとの関連も示唆されるズニーシャは、ワンピースの歴史を考える上で非常に重要なキャラクターです。

これまで明らかになっている情報を整理して、ズニーシャにまつわる秘密を紐解いていきましょう!

スポンサーリンク

ズニーシャとは

ズニーシャとは

ワンピースアニメ774話引用©尾田栄一郎/集英社/
アニメ制作会社:東映アニメーション

ズニーシャとは偉大なる航路(グランドライン)後半・新世界に存在する島です。

漢字では「象主」と表記されています。

島といっても普通の島ではなく、実際には大海原を歩き続ける巨大なゾウであり、その背中にはミンク族の国「モコモ公国」を乗せています。

「モコモ公国」が1000年以上続く国なので、ズニーシャの年齢も1000歳以上であることは間違いありません!

生きているゾウなので磁気がなく記録指針(ログポース)で指し示すことができず、ゾウ自体が歩いて移動を続けているため辿り着くことは非常に困難。

「幻の島」と呼ばれる所以ですね。

基本的にはただただ大海原を歩き続けるズニーシャですが、歩き続ける理由は「かつて犯した罪の罰を受けているから」

「歩き続けること」だけを許されており、他の行動は禁じられている模様です。

犯した罪がなんなのか、現時点では何もわかっていません。

ただし、作中では光月家やジョイボーイとの関連も示唆されており、犯した罪というのもワンピース世界の歴史に深く関わるものだと推測されます。

ズニーシャのモチーフはダリの絵画

まず初めに、ズニーシャのモチーフについて考察します。

定期的に刊行されている集英社ムック「ONE PIECE magazine」に本編では描かれていないズニーシャの全身が図説されています。

現実のアフリカゾウやインドゾウの体型から考えると、ズニーシャは比較的浅瀬を歩いているように思えますよね?

しかし、実際にはアフリカゾウなどとは体型が大きく異なっており、海上に出ている部分はほんの一部。

海の下には想像を遥かに超える長い脚が隠されていることが明らかになっています。

一般的なゾウとは大きく異なる体型を持つズニーシャの種別は「ナイタミエ・ノリダ」種と言うそうです。

一見すると意味のない適当な種別名に思えますよね。

しかし、これを逆さまに読むと「ダリノ・エミタイナ(ダリの絵みたいな)」となります!

「ダリ(サルバドール・ダリ)」とは20世紀を代表する画家の1人であり、「とても長い脚を持つゾウ」を好んで描いています。

このことから、ズニーシャのモチーフは「ダリの絵画」で間違いないでしょう。

ちなみに、「ダリ」の代表作に「象」というストレートなタイトルの絵画があります。

「象」にはズニーシャのような多関節の長い脚を持つゾウが2頭向かい合って描かれているのですが、もしかしたらズニーシャ(と同種のナイタミエ・ノリダ種のゾウ)も複数頭存在しているのかもしれません!

ナイタミエ・ノリダ種が少ないながらも複数存在しているのであれば、ズニーシャの特殊性は別のところにあるのかもしれません。

その秘密はズニーシャの「声」にありそうですね。

また、インド神話には「ガネーシャ」というゾウの神様が登場します。(商業や学問の神様とされています)

ズニーシャという名前の由来はこの「ガネーシャ」でしょう。

とすると、ズニーシャは神様に関係する存在なのかもしれませんね。

モコモ公国について

「モコモ公国」は前述の通り獣人「ミンク族」の国。

全長20kmを超えるズニーシャの背中に築かれた国であり、ハートの海賊団航海士のベポや、ビッグマム海賊団のペコムズの故郷でもあります。

海上から遠く離れたゾウの背中で生活できるか心配になりますが、ズニーシャが鼻から吹き出す海水「噴火水」が恵みの雨として降り注いており、動植物が生育しているので自然と共存して暮らす分には問題ないようです。

「モコモ公国」は1000年以上続く国ということなので、少なくともズニーシャも1000年以上生きていることは間違いありません。

むしろ、「モコモ公国」が建国された時点で巨大な体格であったはずなので、誕生はさらに昔と言えるでしょう。

ナイタミエ・ノリダ種が複数存在するのであれば、そのうちの一頭をたまたまミンク族が見つけて移り住んだということなのかもしれないですね。

「モコモ公国」の配置としては、ズニーシャの尻尾側に「モコモ公国」の門、背中の中央部分に「クラウ都」と呼ばれる都があります。
また、頭頂部付近には「クジラの森」と呼ばれる森林があり、クジラの姿形を模した巨大な樹が生えています。

たまたまクジラの形になったとは考えにくいので、このクジラにも何らかの意味がありそうですね。

ズニーシャと光月家の関係

光月家とはワノ国将軍家であり、重要アイテムでもある歴史の本文(ポーネグリフ)を制作した石工の一族です。

「モコモ公国」が保有するポーネグリフの付近には光月家の家紋が残されており、光月家と「モコモ公国」が大昔から友好関係にあったということが明かされています。

加えて光月モモの助はズニーシャとの会話を成立させているばかりか、歩くことしか許可されていないズニーシャに対してモモの助は命令を下すことすら可能でした。(ルフィは声を聞けても会話は不可能)

これらの描写から、ズニーシャに対して歩き続けることだけを許可・命令した人物とは光月家の祖先だったのではないかと思われます。

光月家の祖先から歩き続けることだけを命じられているからこそ、その子孫であるモモの助が命令を上書きできたのではないでしょうか?

なお、本来であれば動物と会話できるチョッパーですが、ズニーシャとの会話はできていません。

このことから、ズニーシャの声とはゾウそのものの鳴き声(チョッパーが聞き取れる動物の声)ではなく、ズニーシャに宿る何かの思念や魂のようなものだと思われます。

現にズニーシャの声は前述の「クジラの森」に近づく程に強くなるという描写がありました。

おそらくズニーシャの声はゾウの口ではなく、クジラの樹に宿った魂の声なのでしょう。

ズニーシャが漢字で「象主」と書かれていることから、かつての象の主の魂がクジラの樹に宿っているのではないかと予想しています。

ここまでの情報をまとめて推測すると、ズニーシャの声とは「モコモ公国と友好関係にあった光月家の家臣の魂の声」なのではないでしょうか?

「光月家の家臣の魂」が何らかの罰として「モコモ公国」のあるナイタミエ・ノリダ種に宿ったなど。

魂の正体としては、「光月家に使える大名家の祖先(天月家など)」というのが現実的なのではないかと考えます。

光月おでんの回想にて、天月トキがゾウに辿り着く前に下船していましたが、もしゾウに辿り着いていたら何かわかったかもしれませんね。

ズニーシャとジョイボーイの関係

ズニーシャは過去の「ジョイボーイ」の仲間だったことが明らかになっています。

ズニーシャはルフィの「ドンドットット」という鼓動を聞いて、かつての「ジョイボーイ」を懐かしんでいます。

そして1046話では「運命を感じずにはいられない」と語っていました。

筆者はこの「運命を感じる」という部分に、ズニーシャと過去の「ジョイボーイ」の出会いが重ねられているのではないかと推測しています。

前述の通り、ズニーシャがワノ国出身・光月家の家臣なのだとして、過去の「ジョイボーイ」とはワノ国で出会ったのではないでしょうか?

その出会いをルフィの覚醒を重ねているからこそ、「運命を感じずにはいられない」のではないかと思います。

スポンサーリンク

ズニーシャの犯した罪を考察

ズニーシャがかつて何らかの罪を犯し、その罰として1000年以上も歩き続けています。

では、1000年以上も歩き続けるような罰を受けるほどの罪とは何なのでしょうか?

作中で頻出する過去を指す言葉として「空白の100年」があります。

オハラのクローバー博士がポーネグリフから読み解いた仮説として、「空白の100年」には「とある巨大な王国」が存在していたことが明らかになっており、「空白の100年」の間に「とある巨大な王国」は滅亡したそうです。

また、世界政府(=天竜人=イム様)は「とある巨大な王国」や「太陽の神ニカ」の存在を歴史から消し去ろうとしています。

筆者はこの「とある巨大な王国」とは「太陽の神ニカの化身が治める国」か、あるいは「太陽の神ニカを崇める国」ではないかと予想しています。

そしてズニーシャの犯した罪とは、この「とある巨大な王国」の滅亡に関わるものであるとも予想します。

例えば、「ズニーシャの過ちが「とある巨大な王国」滅亡のきっかけになった」など。

「空白の100年」が指す期間は作中現在から800年前から900年前です。

罪を犯したのが1000年以上前なら、「空白の100年」よりも昔ということになりますね。

ズニーシャが犯した過ち自体は小さなものであったとして、その後100年かけて影響が徐々に増大していき、結果として「とある巨大な王国」の滅亡を招いてしまった、ということもあるかもしれません。(バタフライエフェクト的な話ですね)

そしてズニーシャは犯した罪の罰として「歩き続けて、天竜人からポーネグリフを守り、世界を取り戻す救世主の出現(=ジョイボーイの再来=ルフィの覚醒)を待つこと」を言い渡されたのではないでしょうか?

もしくは、ナイタミエ・ノリダ種としては1000年以上前から存在していて、そこに象主として魂が宿ったのは「空白の100年」だったという考え方もできるように思います。

この場合、罰の中には「象主としてナイタミエ・ノリダ種に宿る」ということが含まれるかもしれません。

いずれにせよ、ズニーシャは光月家の家臣という推測しているので、罰を言い渡したのは当時の光月家将軍であると思います!

まとめ

この記事では1000年を生き続ける巨大なゾウ・ズニーシャについて考察しました。

ワノ国に辿り着いて以降、ズニーシャの口数がかなり多くなっている印象です。

犯した罪の内容や、かつての回想シーンなどが描かれる日も近いかもしれませんね!

ワノ国編もクライマックス!目を離さずにいきましょう!

スポンサーリンク
スポンサーリンク

コメント

タイトルとURLをコピーしました