リゼロと聞いて皆様が最初に思い浮かぶことは何ですか?
あー、あの青くて可愛いメイドのやつと思っている方が多いのではないですか?いえいえ、エミリアたんという完璧なメインヒロインが
いるんですよ!
さて、そんな皆様に今回はリゼロのエミリアについて紹介、解説していきたいと思います。
また、エミリアを紹介するにあたって重要なキャラクターもいるので併せて紹介していきます。
「エミリア」についての内容はRe:ゼロから始める異世界生活の画像を引用させていただいております。問題がありましたら、問い合わせページからご連絡いただければ速やかに消させていただきます。(KADOKAWA/長月達平様)
エミリアとは
エミリアとは、長月達平原作の長編小説「Re:ゼロから始める異世界生活」通称「リゼロ」のメインヒロインです。
サラッとした長い銀髪に、綺麗な紫紺の瞳を持ったハーフエルフの美少女です。
猫の姿をした大精霊パックを従える精霊術師で、親竜王国ルグニカの次代の王候補の一人でもあります。
知らない方は、なんのこっちゃ分かりませんと思うでしょうが、取り敢えず美少女です。
他人の不幸を見過ごせないような優しく、世話好きな性格ですが、本人は何故かそれを素直に認めず、世話焼きを自分の我が儘だと思い込み、合理主義を主張してくるという面倒な性格をしています。
ですが、頬をふくらませたり甘えてみたりと子供っぽい一面を見せる可愛いところもあります。
とても可愛い美少女なのですが、身だしなみには興味がなくパックが全てお世話しています。
主人公ナツキ・スバルからの呼び名は「エミリアたん」パックからは「リア」と呼ばれています。
エミリアはハーフエルフであります。
リゼロの世界で恐れられる嫉妬の魔女ステラがハーフエルフだったため、ハーフエルフとエルフが厳しく差別されています。
銀髪というだけで「悪目立ちする」というセリフもあるほどの嫌われようです。
スバルとエミリアの関係性
リゼロの主人公「スバル」が現代日本から突如異世界に召喚されて、一番最初に出会ったのがエミリアです。
チンピラに絡まれているところをエミリアに助けられ、とても可愛い美少女だったこともあり、「彼女は自分の物語のヒロインだ」と厨二病じみた考えで、エミリアと行動を共にすることになります。
エミリアもスバルが何かを抱えながらも必死で自分のために行動してくれる姿に徐々に胸を打たれていきます。
喧嘩したりすれ違ったりする2人ですが、お互いを大切に思っているなと分かる描写が何度もあります。
エミリアの過去
エミリアは約100年程前に叔母のフォルトナとエリオール大森林という、エルフの森で暮らしていました。
エルフだけが住む森の中でエミリアだけがハーフエルフであったため特別扱いされていました。
フォルトナは優しく、時には厳しくエミリアにとっては本当のお母さん的な存在でした。
スバルとの会話ででる「おたんこなす」や「おったまげた」などの古臭い言葉がありましたが、それ
はフォルトナとの会話で身についた言葉でした。
エルフの森では平和な毎日を暮らすエミリアでしたが、ある事件が境に彼女の人生は変わってしまうことになります。
ある日突然、2人の大罪司教がエリオール大森林を襲撃してきたのです。狙いはそこに隠されて
る封印の扉絵です。
扉絵を守る戦いの際、エミリアの目の前でフォルトナは、大罪司教に殺されてしまいました。
その時、エミリアの秘めていた力が暴走してしまい、森や他のエルフ、自分自身まで氷漬けにしてしまいます。
なぜエミリアが今氷漬けの状態から抜け出せたのかと言うと、パックがエミリアだけを氷から助け
たからです。
これがパックと初めての出会いになり、そこで契約し精霊術師となります。他のエルフたちを助けようしますが、どうにもなりません。
そこにロズワールという貴族が来て、「王選に出て王になることによってエルフたちは助かる」と提案してきます。
エミリアはみんなを助けるために、その提案に乗り王になろうと目指すのでした。
エミリアはパックから助けられたが記憶が曖昧な状態になっています。
大罪司教の1人に記憶をなくされてしまったからです。パックとの契約はその封印された記憶に蓋をするという意味でもあります。
エミリアは、人里離れた深い森でパックと二人きりで暮らしていたので世の中のことはよく分からず、人付き合いが苦手な女の子でした。
それらの発言が出るたびに「きょうび聞かねぇな…」とスバルからツッコまれるのがお約束となっています
エミリアの正体
エミリアの正体は嫉妬の魔女サテラであるという考察が多いです。
嫉妬の魔女サテラは2重人格で顔も同じ、サテラとエミリアも同じ顔をしていることから、同一人物のように思えます。
しかしスバルの死に戻りをエミリアに伝えた時、ペナルティによりエミリアが死んでいます。
このことから、今のところエミリアとサテラは同一人物の可能性は低いのかなと思います。
そしたら何なのか、母親なのか?双子なのか?謎がいっぱいですね。
母親説ですが、サテラとエミリアは同じハーフエルフであるため、また年齢的なものでも理論上可能性も低いと思われます。
しかし、瓜2つの容姿で関わりが全く無いということはないと思うので、何らかの関係はあると思われます。
年齢などを考慮しなければ、双子である可能性は否定できませんからね。
この先どのような関係性が見えてくるのか楽しみですね。
エミリアの現在
エミリアは自身の目的を果たすためにルグニカ王国、国王候補に立候補し、権力争いに身を投じることになります。
立候補できたのは、ロズワールの後ろ盾によるもので、彼は貴族であり、王宮一の魔術師でもあります。
その後、スバルと出会い、何気ない日常から、魔女教との戦いなど色々なことが起きます。
その戦いでレムの存在が消えてしまう事件が起き、「聖域」という場所にスバルと向かうことにな
ります。
そこで強欲の魔女エキドナと出会い、聖域を解放するため3つの試験をクリアする必要があると告げられます。
ですが、エミリアは封印された辛い記憶を呼び起こすその試練を乗り越えることができません。
その試練を乗り越えるためには、封印された記憶を呼び覚ます必要があり、そこでパックとの契約を解除することになります。
記憶を取り戻したエミリアは無事に試練を突破しますが、真実を知って酷く傷ついてしまいます。
ですが、スバルの心からの親愛に支えられて何とか乗り越えることができました。
ここで、2人の距離は一気に近づくことになります。
今後のスバルとの関係も見どころですね。
序盤では、エミリアについての情報が少なかったのでこれで少し近づいてきましたね。
ですが、まだサテラとエミリアの関係など明らかにされていないことばかりなので今後も期待したいですね。
まとめ
エミリアついて、とのことで今回の記事を書かせて頂きましたが、やはりエミリアは嫉妬の魔女、ステラとの関係性が重要になっていきますね。
このリゼロという作品は、エミリアだけでこれ程の関係性や、考え方、楽しみ方がありますが、これだけではありません。
主人公がこの世界と葛藤しながら死に戻りしていく姿や、その他のキャラクターにも、それぞれストーリーや、伏線回収などと面白いところが満載の作品となっております。
また、個人的には皆様もご存じのあの、青いメイドさんレムと主人公との関係性も大好きです。
皆様もこれを機にリゼロという作品に手を伸ばしてみてはいかがでしょうか?色々な考え方や楽しみ方が出てくるはずです。
この記事を読んでもらって、少しでもエミリアというメインヒロインが、リゼロという作品を知ってもらえればいいなと思っています。
長々と紹介、考察させて頂きましたが最後までご覧頂きありがとうございました。
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