リゼロに登場するキャラの中で一際異彩を放つキャラ「ロズワール」
見た目も口調も特徴的で、うまく掴めないキャラです。
今回は結構謎も多い「ロズワール」について紹介、解説していきます。
ロズワールについては一部ネタバレを含みます。アニメ派でネタバレを好まない方はこちらで閉じてください
またリゼロ「ロズワール」の画像を引用させていただいております。問題がありましたら、問い合わせページからご連絡いただければ速やかに消させていただきます。(KADOKAWA/長月達平様)
ロズワールとは
ロズワールとは、リゼロに登場するピエロのようなメイクと衣装、間の抜けた特徴のある話し方をするキャラクターです。
フルネームは、ロズワール・L・メイザースです。身長186cm、体重60キロ台と高身長で痩せ型の男性です。
年齢については…ネタバレになってしまうので、不明ということにします。
彼はルグニカ王国の貴族で、宮廷筆頭魔術師でもあります。通常の人は1つの属性だけに適性があると言われていますが、ロズワールは6属性全ての魔法を操ることができます。
魔導の加護を持つロズワールは、この属性全てに適性があるため、自在に操ることができるのです。
このロズワールの強さですが、1人で軍隊に匹敵する程の実力です。
ルグニカ王国の王選でもロズワールは重要な人物でもあり、エミリアを王に推薦しています。
王選においてもロズワールは重要な人物です。
しかし、彼の特徴的な見た目や話し方もあって怪しげな雰囲気をだしているので、村人からは変わり者の貴族として知られています。
序盤は、主人公ナツキ・スバルに色々と世話を焼いたりなど優しい一面も見せるロズワールですが、彼の行動の全てには意味があり、ある1つの目的を達成するためなのです。
そんなロズワールの目的とはいったい何なのでしょうか?
ロズワールの過去
ロズワールは約400年前、エキドナに弟子入りして、魔法を学び始め、才能を開花させました。
そのためエキドナとは師弟関係にあり、ロズワールはエキドナを先生と呼んでいます。
ロズワールはピエロに似た奇抜な容姿、特徴的な話し方をしているのですが、これには理由があります。
彼は過去に7大魔女と同列に数えられる存在、憂鬱の魔人ヘクトールという人物に大敗したことがあります。
これは、エキドナがヘクトールに対抗するための聖域という結界を作っている途中に襲撃されたことからの戦いになります。
ロズワールは圧倒的な実力の差で大敗し、エキドナも参戦しますが、ヘクトールには敵いませんでした。
この事件をきっかけにロズワールの話し方や見た目は変わりました。憂鬱の魔人ヘクトールを真似たもので、敗北を忘れないための決意みたいなものだと語っています。
ロズワールはこの戦いに敗れて、2度と戦えない深い傷を負ってしまいます。
しかし、目的を達成させるために彼は動き出します。
また、ロズワールとヘクトールの特徴が似ていることから憂鬱の魔女因子を取り込んだのではないかとの説も出ていますが、これについてはよく書かれていないので今後に期待です。
ロズワールの正体
ロズワールの正体ですが、彼は400年前のロズワールそのものです。
最初聞いても意味がわかりませんよね。
つまり、彼は400年にも渡り自分の子孫に魂や記憶を転写して生き続けているのです。
小ネタですが、歴代ロズワールの中で女性の時もあったみたいです。彼がここまでして生き続けているのは、冒頭でもあった通り「ある目的」のためなのです。
その目的とは、師弟関係で慕っていたエキドナの復活です。
エキドナは嫉妬の魔女サテラによって滅ぼされてしまいましたが、神龍ボルカニカによって、魂を聖域の墓所に封じ込められました。
これは、嫉妬の魔女サテラが復活した時の抑止力としてとのことで、ロズワールによる術式で繋ぎ止められています。
これによって、エキドナは聖域の墓所で生き続けています。ロズワールはこの神龍ボルニカを倒すことでエキドナを完全に復活させようと考えています。
このエキドナを復活させるためだけにロズワールは400年間、記憶や魂を転写し続けているのです
また、エミリアを王にすることも、エキドナの復活に関わるとロズワールは言っていましたが、未だその理由は分かりません。
ロズワールの現在
スバルに色々と世話を焼いたりなど優しい一面を見せるロズワールですが、それも全部、目的のため。実は色々な事件の黒幕なのです。
まずは、スバルの最初の敵エルザですが、彼女を仕向けたのもロズワールです。
しかし、あの時王選に重要なエミリアも殺されてしまいますよね?それもロズワールの計算の1つです。
エミリアは銀髪のハーフエルフで嫉妬の魔女ステラと瓜二つで、既に国民からは嫌われています。
その中でも勝ち進まなければならない力を付けさせるために刺客を送ったのです。
また、ラムやレムの故郷を魔女教に襲わせたのもロズワールです。
とことん悪い男ですね。どうしてここまで、裏切るような行為をするのか、もちろんエキドナの復活ですよね。
その中でも真実に近づくエキドナから託された叡知の書という福音書が関係してきます。
これは魔女教が持っている福音書のモデルになった本であり、未来が記されている本になっています。
つまり、ロズワールは全部その叡知の書通り行動しているのです。
その本の通りに物事を進めることによってエキドナが復活するのです。
もちろんスバルの死に戻りのことも知っていますが、どうやったらやり直しができるのかの引き金は分かっていません。
つまり、知っているのはやり直せることだけです。ロズワールにはスバルにも成長して貰う必要があり、スバルにも試すようなことをしてきました。
それは、一度スバルとエミリアが喧嘩することになった、エミリアの騎士になることがエキドナ復活に関係しているみたいなのです。
これらを知ったスバルはロズワールと賭けの勝負をします。
これに見事勝ったスバルは、ロズワールから叡知の書を取り上げて自分達に従わせることを約束させました。
ロズワールの死亡
さて、ロズワールは原作中何回死んだことになるのでしょうか?実際は400年前から魂を転写してきたので、肉体は400回死に、魂は未だに生きている状態になります。
しかし、ロズワールはスバルの死に戻りを確認するために、ラムとガーフィールを殺します。
スバルの表情や冷静さを観察して、なんらかの方法で戻れるかを確信します。
その時に大兎の大群に食われて死にますが、その後死に戻りするためスバルも死ぬので戻ることになります。
実質ロズワールが死んだのはこの一回だけなんじゃないでしょうか。
ですが、スバルの死に戻りを確認するためにラムを殺すロズワールは凄いですよね。
本当に目的のためなら手段を選ばないということが伝わってきますよね。
まとめ
今回はロズワールという人物について紹介、解説してきましたが、このリゼロの作品に大いに関わっている重要人物だということが分かりますよね。
エキドナを復活させたいという、この思いだけに400年も魂を転写し続けたりなど優しい一面はあるのですが、どうも悪い一面だけが目立ってしまうロズワールです。
一回だけでもいいのでエキドナに会わせてあげたいですね。
叡知の書に囚われていたロズワールでしたが、その本がなくなった今後がどうなっていくのかも楽しみですね。
未来のことが分かる本がなくなってしまい、エキドナに会えることはなくなってしまうのか、それともスバルたちと協力して物語が進んでいくのかも今後の見所ですね。
だいぶロズワールに対して怒りの声が多いので、どこかで活躍する瞬間があればその評判も良くなるのかなと思いますので、個人的には今後のロズワールには期待したいです。
長々と紹介、解説させて頂きましたが最後までこの記事を読んで頂きありがとうございました
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