別冊少年マガジンで連載していた大人気漫画「進撃の巨人」。
アニメ化もされており現在もなお圧倒的人気を誇ります。
アニメは2022年1月から「進撃の巨人 The Final Season」PART2が放送開始されました。
またPART3は2023年より放送予定です。
そんな「進撃の巨人」ですが、作中では巨人と呼ばれる圧倒的な力を持った存在が登場していきます。
その中でも始祖ユミルによって召喚された九つの巨人について紹介していきたいと思います。
是非、ご覧ください。
「進撃の巨人」九つの巨人とは
ユミルの民(エルディア人)の祖先にあたる「ユミル・フリッツ」は大地の悪魔と契約し巨人に変身する力を与えられました。
そしてユミルの死後、魂を九つに分け子孫に継承していきました。
それが現在の「九つの巨人」であり、ユミルの血筋のあるものだけが巨人化できます。
エルディア帝国は、その巨人の力を使い世界の征服に成功しました。
しかしマーレ国の内部工作によって内戦が起き結果的にエルディア帝国は敗れることにあります。
その後敗れたフリック王はパラディ島に逃げ込み壁を気づくことになります。
その際七つの巨人の力をマーレ国に奪われ、残りの二つをフリック王がパラディ島に持って行っていきました。
その残りの巨人を巡ってマーレ国が仕掛けたのがベルトルトやライナーたちのスパイ派遣になります。
そのため「九つの巨人」とは進撃の巨人という物語の根本的な部分になります。
「進撃の巨人」九つの巨人
進撃の巨人に登場する以下の九つの巨人をそれぞれご紹介していきます。
- 始祖の巨人
- 進撃の巨人
- 超大型巨人
- 鎧の巨人
- 女型の巨人
- 獣の巨人
- 顎の巨人
- 車力の巨人
- 戦鎚の巨人
始祖の巨人
始祖の巨人は最も強い巨人です。
「地鳴らし」という巨人を移動させる能力を使うことができ、その力だけでも世界を滅亡させるほどの力を持ちます。
またこの力の事を「座標」と呼び、無垢の巨人となったユミルの民を操ることができます。
他にも記憶の改竄をすることができ、実際に初代レイス王の時に「壁の外に人類はいない」という記憶に改竄したこともあります。
しかしこの力は、「巨人科学の副産物」と呼ばれたアッカーマン家には効かないというデメリットもあります。
『始祖の巨人 継承者』
・カール・フリック(初代レイス王)
→巨人によって人類は滅ぼされたと記憶を改竄し壁を築いた人物
・ウーリ・レイス(ロッド・レイスの弟)
→ヒストリアの父ロッド・レイスの弟でケニー・アッカーマンの友人でもあります。
・フリーダ・レイス(ロッド・レイスの娘)
→ロッド・レイスの正妻の第一子に当たります。巨人の力を引き継いだあとグリシャによって力を奪われます。
・グリシャ・イェーガー(エレンの父)
→マーレ出身のエルディア人です。自らをエレンに捕食させて始祖の巨人の能力をエレンに託します。
・エレン・イェーガー
→幼少期に巨人の力を引き継ぎ、断片的にレイス家の記憶を引き継いでいます。
進撃の巨人
進撃の巨人とは「いつの時代においても自由を求め進み続けた」と言われており、誰よりも自由を求める特徴があります。
また始祖の支配を受けない最も自由な巨人です。
他にも「未来の継承者の記憶を知る能力」があり、作中でグリシャは未来のエレンを見ながら話しているシーンなどがあります。
『進撃の巨人の継承者』
・エレン・クルーガ
→マーレ政府に潜伏していたエルディア人のスパイです。
・グリシャ・イェーガー
→自宅の地下に巨人の秘密を隠し、会話の中で未来のエレンを見て話している描写もあります。
・エレン・イェーガー
→グリシャにより幼少期に継承されました。
超大型巨人
全長60センチもある巨体でパラディ島の壁を破壊しました。
また熱波放出という体内の肉を消耗しながら熱風を放つ能力があります。
その圧倒的な迫力からマーレ国内では「破壊の神」と呼ばれるほどでした。
『超大型巨人の継承者』
・ベルトルト・フーバー
→調査兵団104期生であり名誉マーレ人でもあります。スパイとしてパラディ島に上陸し壁に穴をあけた張本人です。
・アルミン・アルトルト
→調査兵団104期生であり、エレンの幼少期の頃からの幼馴染です。瀕死だったアルミンを助けるため注射器を打たれベルトルトを捕食し巨人の力を継承しました。
鎧の巨人
圧倒的な強度を誇り、立体起動の刃では傷をつけることは出来ません。
また砲弾などでも防ぐことができ、自在に硬質化を変更できます。
しかし関節部は硬質化が出来ないためそこが弱点となっております。
後半になると雷槍によって硬質を砕かれるなど無敵ではありません。
『鎧の巨人の後継者』
ライナー・ブラウン
→調査兵団104期生であり名誉マーレ人となりスパイとしてパラディ島に上陸しました。しかし潜伏しているうちに兵士と戦士の間に悩みそのストレスから二重人格者になってしまいます。銃口を口の中に入れ自殺を図るなどかなり精神的に追い込まれていたことが分かります。
女型の巨人
機動力に優れ、素早い身のこなしで攻撃を繰り出します。
それに加え、幼いころから格闘技を習っていたことで様々な攻撃のバリエーションがあります。
また硬質化することでより強力な攻撃を繰り出すことも可能です。
その他に叫ぶことで無垢の巨人を呼び寄せ自身を狙わせることが出来ます。
調査兵団に捕まりそうになった際、叫ぶことで無垢の巨人を呼び寄せ逃げきったこともありました。
『女型の巨人の継承者』
アニ・レオンハート
→調査兵団104期生であり名誉マーレ人です。そのためスパイとしてパラディ島に上陸しました。素手での戦闘を得意としており幼少の頃から格闘技を習っていた経歴があります。
獣の巨人
腕が長いことが特徴で石や巨人、馬などを投げることで広範囲に渡って遠距離攻撃を放ちます。
また脊髄液を取り込んだエルディア人を叫びによって巨人化させることができます。
そのため脊髄液を注射しておいてタイミングに合わせて叫ぶことで突如巨人を発生させることが出来ます。
『獣の巨人の継承者』
・トム・クサヴァー
→名誉マーレ人であり巨人研究の学者でした。
・ジーク・イェーガー(エレンの義理の兄)
→グリシャとダイナの間の子であり、エレンの義理の兄にあたります。「驚異の子」と呼ばれ、今までの後継者よりもより強力な力を発揮していた。
顎の巨人
他の巨人に比べ体長が小さく約5mです。
そのため他の巨人よりも身軽に動くことができ建物によじ登ったりすることが出来ます。
また頑丈な顎を持っており硬質化した物質さえも砕いてしまうほどの力があります。
それに加え鋭い爪を持っており、硬質化された状態の敵も破壊します。
『顎の巨人の後継者』
・マルセル・ガリアード
→名誉マーレ人となり、ベルトルトやライナーらと共にスパイとしてパラディ島に上陸しましたが無垢の巨人状態だったユミルに食べられました。
・ユミル
→ユミルを崇拝するエルディア人に拾われユミル様として称えらえていましたが信仰者らに裏切られ無垢の巨人となってしまいました。そしてマルセルを捕食したことで人の姿へと戻ることが出来ました。
・ポルコ・ガリアード
→ライナーとベルトルトがマーレへと連れ帰ったユミルを捕食したことで巨人の力を継承しました。
車力の巨人
四足歩行で移動し、荷物を運ぶことをメインとして使われていました。
背中に大砲を乗せることで戦車のように戦っていました。
『車力の巨人の継承者』
・ピーク・フィンガー
→名誉マーレ人としてマーレ軍で戦っていました。巨人化の時は四足歩行なことから日常生活でも四足歩行の癖になってしまっている。
戦鎚の巨人
硬質化した物体を作り出すことができます。
そのためハンマーなどの巨大な武器を作り出し戦います。
また本体と巨人が接続されていれば遠隔で巨人を動かすことができる他にはない特殊な能力を持ちます。
『戦鎚の巨人の後継者』
・ラーラ・タイバー
→ヴィリー・タイバーの妹です。メイド姿の恰好をしています。
・エレン・イェーガー
→本体を覆った硬質化した殻を顎の巨人で噛み砕いて飲む込み継承しました。
まとめ
今回は九つの巨人についてまとめていきました。
それぞれが唯一無二の力を持ち、圧倒的な力を見せつけます。
しかしその圧倒的な力に対して知恵を絞り抵抗していく様は圧巻です。
見れば見るほど発見のある「進撃の巨人」という作品はしっかりと考えられたストーリーだと言えます。
そのため知れば知るほど「進撃の巨人」という作品は楽しめます。
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