原作の物語が完結した現在でも人気がありアニメの方ではまだ完結していません。
そんなアニメ「進撃の巨人 The Final Season」PART2が2022年1月に放送されました。
そしてPART3は2023年に放送予定です。
物語は最終局面を迎えており、続きを楽しみにしている方も多いのではないでしょうか。
そんな本作には巨人が存在しその力を巡って様々な争いが起きてきました。
その中でも重要人物の1人である「ジーク・イェーガー」について紹介していきます。
「ジーク・イェーガー」についての内容は進撃の巨人最終巻までの内容を含みます。ネタバレを好まない方はこちらで閉じてください
また「ジーク・イェーガー」についての内容は進撃の巨人の画像を引用させていただいております。問題がありましたら、問い合わせページからご連絡いただければ速やかに消させていただきます。(講談社/諫山創様)
ジークイェーガーとは
ジーク・イェーガーとは、名前から分かる通りエレンの父「グリシャ・イェーガー」と前妻「ダイナ・フリッツ」の間に生まれた子供でありエレンの異母の兄にあたります。
「九つの巨人」の1つである「獣の巨人」の後継者。
のちにジークの母であるダイナ・フリッツは王家の末裔であることが分かっておりその子であるジークも王家の血を引いていることが判明しました。
そんなジークは、「マーレの戦士」のリーダーであり、「ライナー、アニ、ベルトルト」の直接的な上官だということが分かっています。
ジークが受け継いだ「獣の巨人」は九つの巨人の1つで他の巨人に比べ手が長いことと体が大きいことが特徴でその戦闘は、岩や馬車などを投げることで攻撃をしていました。
そのため遠距離攻撃がメインで広範囲に攻撃が出来ることから文明の発達していない調査兵団からすれば対処方法がないほど圧倒的でした。
さらにジークが継承すると歴代継承者には見られなかった「脊髄を取り込んだエルディア人を叫ぶことで巨人化」させる能力が発見されました。
また脊髄液により巨人化した巨人たちはある程度コントロールが出来るとされておりかなり強力な力だということが分かります。
ジーク・イェーガーは死亡した?
結論から申し上げますとジーク・イェーガーは死亡しました
ジークは、始祖の巨人の力を手に入れたエレンと接触することに成功しエレンと共に始祖ユミルに接触することになります。
そこで初めてジークの真の目的「安楽死計画」が判明します。
しかしエレンは始祖ユミルの意思を尊重することを決めジークとは完全に決別することになりました。
安楽死計画が完全に失敗に終わったためジークは絶望しました。
しかしそこに地ならしを止めるべく駆け付けたアルミンによりジークはまた生まれてきてもいいかもしれないと前向きな気持ちを少し取り戻します。
その後元の世界に戻ったジークは些細な幸せに気づきもっと早く気づければよかったと後悔したところで「リヴァイにより首を切られ」死亡しました。
ジーク・イェーガーの過去
ジークの両親である「グリシャ・イェーガー」と「ダイナ・フリッツ」はエルディアを勝利に導くことを目的とした「エルディア復権派」のリーダー格であったためジークは幼少の頃から希望だと言われ英才教育を受けてきました。
そんなジークは両親を拒絶しマーレの兵士に密告することで自身と祖母の安全を確保しました。
その後密告されたエルディア復権派は「楽園送り」となり密告したジークは周りからマーレへの忠誠心を証明したことで「名誉マーレ人」として「獣の巨人」を継承しました。
しかしのちにジークの発言から両親に対する恨みで密告したのではなくジークはしっかりとエルディア復権派の意思を継いでいたことが分かりました。
ジークは両親らエルディア復権派の活動がバレてしまっていたことを知りエルディア復権派の意思を遂行するために実の両親らを犠牲にすることでそのチャンスを伺っていたことが判明します。
またその後施設で当時の「獣の巨人」であった「トム・クサヴァー」により「始祖の巨人」の事や過去について教えてもらいエルディア人の解放を誓うこととなります。
なぜジークだけがエルディア人の巨人化を出来るのか
これはジークに流れる王家に血「始祖ユミル」の力が関係しています。
始祖の巨人は脊髄がなくとも巨人のコントロールが可能ですがジークは獣の巨人のためその簡易版だとされています。
これは巨人の力ということではなく「始祖ユミル」の血を引く王家の末裔が使うことが出来る力のため仮にジークの次に獣の巨人の後継者が現れた場合は、その巨人をコントロールする力は失われると思われます。
またジークは軍に対して自分が王家の末裔だということを話していないため周りからは「脅威の子」と呼ばれています。
ジーク・イェーガーの目的
ジーク・イェーガーの目的とは、「エルディア人の安楽死」だということが判明しました。
ジークは研究者であった「トム・クサヴァー」によって始祖の巨人の力はエルディア人の人体構造まで作り変えられることを知り、エルディア人に子孫が生まれなくすることで苦しむエルディア人がいなくなると考えました。
エルディア人がいる限り巨人の力は継承され続けるためその力を巡った戦争が終わることはありません。
そのため負の連鎖を断ち切りすべての人を救おうと考えるジークなりの答えが「安楽死計画」だったのです。
ジークとエレンの関係性
ジーク・イェーガーは、両親であるグリシャ・イェーガーとダイナ・フリッツを楽園送りにし両親はすでに死んだと思われていましたがグリシャだけは生きていたことが判明します。
マーレから追放されたグリシャは壁の中にたどり着き、カルラと結婚することになります。
その間にできた子供がエレン・イェーガーになります。
そのためエレンとジークは異母兄弟になります。
エレンはその後「始祖の巨人」を手に入れますが王家の末裔でないエレンには始祖の巨人の力を使うことが出来ずジークと手を組みます。
エレンとジークは協力関係にあるように思えて全く目的が違いました。
エレンは、島の人達を守るべくその他すべてを犠牲にすることを選びました。
しかしジークは、エルディア人を安楽死させることで苦悩から解放させようと考えたのです。
そのため似ているようで全く違う目的を持って行動していたことが判明します。
まとめ
今回は進撃の巨人の物語の中でも最重要人物である「ジーク・イェーガー」についてまとめていきました。
下記に簡単にまとめます。
ジークは登場したころからどこか謎の多い人物でした。
しかしジークはジークなりの正義のために動いていたことが分かり好きになった方も多いのではないでしょうか。
最後は死亡してしまいましたがジークにとっては最後の最後で救われたのかもしれません。
アニメでは現在このシーンは放送されていませんがPART3では放送されると思われますので楽しみですね。
また漫画を読み直してみると登場人物のさりげない行動が伏線になっているなど新しい発見があるためこの機会に是非読み返してみてください。
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