佐野万次郎の黒い衝動の制御者の一人「真一郎」を殺した「羽宮一虎」
そして実質もう一人の制御者である「場地圭介」を殺したのも「羽宮一虎」と言っても過言ではないでしょう。
佐野万次郎が闇落ちしたのは羽宮一虎が原因の一人であるのは間違いありませんね。
そんな東京リベンジャーズの物語で非常にやらかしてる「羽宮一虎」についてまとめていきたいと思います。
主に羽宮一虎の未来、過去、死亡などについて記載していきます。
羽宮一虎ついては漫画の内容も含まれます。ネタバレを好まない方はこちらで閉じてください
羽宮一虎とは

東京卍リベンジャーズ© 和久井健・週刊少年マガジン
生年月日 | 1990年9月16日 |
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身長 | 174cm |
体重 | 60kg |
年齢 | 15歳(中3)/27歳(現代) |
所属 | 東京卍會⇒芭流覇羅 |
特技 | 人の爪をはがすこと |
尊敬する人 | 佐野万次郎 |
夢 | 佐野万次郎を殺すこと |
羽宮一虎は元々東京卍會創設メンバーの一人です。
元々羽宮一虎が大きな暴走族である「黒龍」と一人でやりあっていることを聞いた場地圭介は「やるからには大義名分が欲しい」と放ち、そこから東京卍會という暴走族が創設されます。
東京卍會を作ったのは場地圭介ですが、きっかけは羽宮一虎でした。
2003年8月13日の夜。
当時13歳だった場地圭介と羽宮一虎はマイキーの誕生日にバイクをプレゼントしようとします。
しかしバイクなど持っていなかった一虎はバイク屋を見つけその中のハブを盗もうとします。
間違った行動ですが、その理由は「マイキーの喜ぶ顔が見たいから」でした。
盗みを決行すると、店主に感付かれたことで動揺して一虎は背後からチェーンカッターを振りかぶり店主を殺してしまいます。
そしてその店主がマイキーの兄「真一郎」であり、マイキーの誕生日に一虎たちが盗もうとしたバブを上げようとしていたことが後々明かされます。
一虎は「全部マイキーのせいだ。だから、マイキーを殺さないと」とここから精神状態がおかしくなります。
この一件から一虎は2年間捕まっており、出所した15歳の時にはマイキーを殺そうと芭流覇羅のNo.3となっております。
羽宮一虎の過去
羽宮一虎死亡ルート

東京卍リベンジャーズ© 和久井健・週刊少年マガジン
武道がタイムリープする前の世界線では一虎は死亡しています。
10月31日の東京卍會と芭流覇羅の抗争通称「血のハロウィン」
血のハロウィンで一虎が場地を殺したことで、真一郎に加えて場地も殺されマイキーの怒りが露になります。
そこからマイキーは一虎を殴り殺してしまいます。
全ては稀咲の計画通りでした。
場地圭介を一虎が殺し、怒ったマイキーが一虎を殺す。
そして捕まったマイキーを稀咲が身代わりを用意したことで出所。
ここから稀咲がマイキーというカリスマを裏から操り東京卍會を仕切っていました。
芭流覇羅が「首のない天使」と呼ばれていた理由は総長を見たことが無いからです。
この芭流覇羅の総長を「佐野万次郎」にしようとしていたことが後々明かされます。
一虎の死亡が東京卍會を犯罪組織に変えた1つ目の原因であったんですね。
羽宮一虎生存ルート

東京卍リベンジャーズ© 和久井健・週刊少年マガジン
武道が過去にタイムリープした際の世界線では一虎は生存しています。
同じように一虎が場地を刺してしまい、マイキーに殴られるところまでは同じ光景でした。
しかし場地が大量出血する中、マイキーに「オレの為に・・・怒ってくれて・・・ありがとな」と自分の腹をナイフで刺して自決します。
「一虎に負い目を感じてほしくなかったから」「マイキー君に一虎君を許してほしかったから」「みんなが大好きだから」
全ては一虎と東京卍會の皆を思っての行動でした。
武道は泣きながらマイキーが一虎を殺すのを阻止しようとすると集会の時、神社で拾ったお守りを落とします。
武道が落としたお守りは東京卍會の結成日に買ったものでした。
「誰かが傷ついたらみんなで守る一人一人がみんなを守るチームにしたい。そうやってできたチームだったな」
と思いだし殴るのを辞めました。
そのまま血のハロウィンは終わり、一虎はケジメをつけるため死亡した場地と残り、捕まります。
その2週間後に武道とドラケンが東京少年鑑別所を訪れ、一虎にマイキーからの遺言を伝えに来ます。
「これからも一虎は、東卍の一員だ オマエを許す」
今回は真一郎の事件よりも重く10年は覚悟しろと言われており、一虎も自殺をすることが詫びと思っていました。
しかしこの言葉に加えてドラケンの「死ぬなよ。一虎」から生きて更生しようと決断します。
羽宮一虎の未来
羽宮一虎の未来①血のハロウィン後

東京卍リベンジャーズ© 和久井健・週刊少年マガジン
一虎が死亡せず、武道が東京卍會壱番隊隊長に就任した未来。
しかし稀咲や半間は未だ東京卍會にいる為、情報を探りに現代に戻ります。
その現代では稀咲が東京卍會の総長代理、武道は東京卍會の最高幹部となっておりました。
稀咲を東京卍會から追い出そうとしていた千冬の企みもバレてしまい、裏切り者として殺されてしまいます。
一緒に捕まっていた武道も殺される所でブレーカーが落ち、ある人物に助けられます。
それは羽宮一虎でした。
武道のタイムリープは12年前の過去と未来であるため、既に出所をしていました。
この現代では武道も腐っていたため千冬は一虎と一緒に東京卍會を変えようとしていました。
「オレ達の東卍を取り戻すぞ」
一虎と武道は共に東京卍會を変えることを決意します。
羽宮一虎の未来②聖夜決戦後

東京卍リベンジャーズ© 和久井健・週刊少年マガジン
稀咲を東京卍會から除名することに成功した聖夜決戦後の未来。
羽宮一虎は既に死亡していることが明らかとなります。
羽宮一虎だけでなく東京卍會の主要メンバーが全員殺されており、元凶であった稀咲も殺されていました。
その容疑者が「佐野万次郎」です。
すでにこの頃の佐野万次郎は黒い衝動が発動していたため人を殺すことに躊躇いはありません。
羽宮一虎の未来③関東事変後

東京卍リベンジャーズ© 和久井健・週刊少年マガジン
元凶である稀咲が死亡して東京卍會が解散した関東事変後の未来。
この時は東京卍會の主要メンバーが全員生きており、目的だった橘日向も生きていました。
しかし12年間もの間、皆を守っていたマイキーは犯罪組織「梵天」の首領でありました。
すでに黒い衝動の制御者である「場地、真一郎、エマ」が死亡したことでいつ聖夜決戦後の未来のように人をためらいなく殺すことを恐れマイキーは皆を守るため決別します。
この時の一虎は出所して東京卍會が無く、マイキーがいないのにみんなが笑っていることに動揺していました。
「マイキーは人に弱ぇトコ見せれる人間じゃねぇし、全部一人で抱え込む。今のマイキーの生き方は自分の選んだ道じゃねぇ!力を貸すぞ!花垣武道」
とマイキーを助けることに協力する関係となりました。
まとめ
今回は羽宮一虎の簡単なプロフィール、羽宮一虎の過去、羽宮一虎の未来についてまとめました。
過去では結構ひどい奴で殺されても仕方ないと思っていました。
正直マイキーはよく許せたなと思ってしまう程です。
しかし羽宮一虎が出所した未来ではちゃんと更生しており、敵だったはずの人物が仲間となって行動を共にしているのが良いですよね。
そして武道と同じようにマイキーの事を救いたいと思っていることも。
もしかしたら羽宮一虎がマイキーを救う際のトリガーとなるのかもしれませんね。
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