東京卍リベンジャーズでは主人公「花垣武道」が幾度となく過去を変えても一人の人物だけは絶対に幸せになれないんです。
その人物が「佐野万次郎」
一番最新の未来では目的だった「ヒナ」が生きており、マイキーを除いた存命の東京卍會メンバーが武道とヒナの結婚式に来るという最高の未来が待っていました。
しかし佐野万次郎こと「マイキー」だけは幸せにはなっていなかったんです。
今回はマイキーの闇落ちの原因である黒い衝動についてまとめていきます。
- 黒い衝動とは
- 黒い衝動が発動した場面
佐野万次郎の黒い衝動については漫画の内容も含まれます。アニメ派の人でネタバレを好まない方はここで閉じてください
黒い衝動とは
ヒナ殺害の元凶である稀咲を東卍から追放出来たことで良い未来が待っていると思っていましたが、その未来は今までで一番最悪の未来でした。
ヒナが死亡しており、ドラケン、三ツ谷、千冬、八戒、一虎、パーちんなどがマイキーによって殺害されていたんです。
武道がマイキーからの手紙を見つけ、フィリピンでマイキーと武道が再会。
その時は「でも抑えられなかった。オレがオレでなくなる事を」という発言だけしておりその未来ではマイキーをナオトが射殺したことで謎が残ったままでした。
しかしその「オレがオレでなくなる事」というのが9回目の未来へのタイムリープの際、マイキーが12年後の武道へ送ったビデオテープで判明。
それが「黒い衝動」
「黒い衝動」とは簡単言うとマイキーの中には制御出来ないもう一人の俺が存在する。
それを制御していたのが場地、マイキーの兄「真一郎」、エマの3名であり、その3名が全員死亡したため危険だと思ったマイキーは東京卍會メンバーを守るために決別。
武道が過去に戻って自分を助けようとすることは危険だからという理由から「近づくな」と発言しています。
マイキーが自分を犠牲にして、12年間ヒナや東京卍會メンバーを守っていたんですね。
そして最新の未来ではマイキーは日本最大の犯罪組織『梵天』のトップとなっておりました。
ここからはマイキーの「黒い衝動」が発動した場面をまとめていきます。
黒い衝動の発動
8.3抗争後の現代
龍宮寺堅の死亡を救った未来でもマイキーは闇落ちをしたままでした。
この未来は稀咲が東京卍會の総長代理となっており、マイキー含め東卍の奴らはみんな稀咲の言いなりになっていた。
龍宮寺堅も死亡することは避けれたが、死刑囚となっており、稀咲の目的は「マイキーの大事なモン全てを奪うこと」と発言。
直人から「現・東京卍會の最重要人物の一人にして”総長代理”」と「彼が姉を”殺し続けている”張本人」と言う2つの大事な情報を武道に伝え、武道は過去へ戻る。
場地を殺した一虎に対して
武道が変えていない過去の場合、マイキーは血のハロウィンで殺した場地、そして兄の真一郎を殺した一虎を殴り殺しています。
この時は黒い衝動と語られてはいなかったが、後になってこれが黒い衝動であったとは判明します。
マイキーが一虎を殴っているときの表情はまさに無に等しい感じでした。
マイキーが足ではなく殴って攻撃している所も普段とは違う姿でしたよね。
流石に兄も殺され、場地も殺されたので、怒り狂うのは仕方ないことだと思います。
この結果、稀咲が身代わりを用意したことでマイキーは捕まらず東卍は芭流覇羅に乗っ取られ、総長マイキー、総長代理が稀咲となっており、マイキーは稀咲の操り人形のようになっていました。
血のハロウィン後の現代
場地が自身の命を犠牲にして、マイキーが一虎を殺さずに済んだ未来。
武道は東京卍會最高幹部となっていた。
この時に稀咲は今までとは違い温厚な感じが漂っていましたが、「現・東京卍會最重要人物の一人にして総長代理」となっており、千冬と武道を睡眠薬を飲ませ拘束。
裏切り者の千冬を殺します。
この時のマイキーも変わり果てていました。
稀咲に裏切り者として武道と千冬が捕まってる間にパーちんとぺーやんが殺され、三ツ矢も数か月前から行方不明。
それを指示したのがマイキーであった。
出所した一虎が武道を救ってくれた際「アイツはもう不良なんかじゃねぇ。マイキーは巨悪だ!!」発言しています。
マイキーの左腕である強請り、脅し、殺人、金の為ならなんでもアリの連中「元黒龍組」と「稀咲」がマイキーを狂わしていました。
この時のマイキーに過去の東卍の面影はありません。
聖夜決戦後の現代
聖夜決戦後で東京卍會から元凶である稀咲を追い出した未来。
誰もが元凶が抜けてハッピーエンドの世界になると思っていたが、実際は真逆で一番最悪の未来となっていた。
マイキーの黒い衝動で一番印象深いのは聖夜決戦後の黒髪の時だと思います。
結果的に天竺に稀咲が入っており、マイキーの黒い衝動を制御していたエマが殺されたこと、そして制御する4人目になっていた武道が辞めてしまったため黒い衝動が発動していた。
それにより東京卍會だった「ドラケン、三ツ矢、千冬、八戒」と主要メンバーが全員佐野万次郎に殺された。
「オレの人生は苦しみでしかなかった」そう放ち駆け付けた直人に殺されます。
関東事変後の現代
天竺の総長である「黒川イザナ」と元凶「稀咲」が死亡した関東事変後の未来。
武道からしたら今まで一番良い未来で東京卍會の主要メンバーと橘日向の全員が生き残っており、結婚式に参加するという最高の未来であった。
しかしマイキーだけは何処にもおらず、上述で記載した内容になりますが世界最大の犯罪組織「梵天」となっていた。
白髪でうなじには黒川イザナがしていたピアスの絵柄が入っていた。
ここで初めて「黒い衝動」と「制御していた人物」が明かされます。
ここから物語は「橘日向」を救う物語から「佐野万次郎」に救う物語となる。
三天抗争
三天抗争で、マイキーの黒い衝動が本格的に発動しました。
このマイキーの主は黒い衝動で元々のマイキーが侵食されている様でした。
それが分かるようにマイキーの視野がだんだん黒い靄によって狭まっています。
マイキーの黒い衝動が第二段階へと行ってしまったのはドラケンの死亡が原因です。
本当に空っぽとなった佐野万次郎の心の中はどんどん黒い衝動によって闇落ちしていきます。
昔の優しい面影は一切ありません
まとめ
佐野万次郎(マイキー)は今までの未来のタイムリープで一度も幸せの未来を味わっておらず、全て闇落ちをしています。
マイキーは東京卍會を誰よりも思っているのに、もう一人の制御できないマイキーのせいで殺したりと一番過酷な人生を歩んでいます。
武道と日向の結婚式にマイキーが来て、東京卍會のメンバー全員がハッピーエンドで終わる未来が来ることを望んでいます。
そろそろマイキーには幸せになってほしい。
コメント
おもちゃを壊され黒い衝動はwwww