【黙示録の四騎士】アーサーはラスボス!?能力や死亡などまとめていきます。

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「七つの大罪」に「黙示録の四騎士」などに登場し、ラスボス感を漂わせる存在となったアーサー。

しかし本人は至っては温故知新で眉目秀麗に博識多彩と、まさに人々を導く王に相応しいとする人物であり、また人格者でもある主人公的な存在でもあります。

実際には英雄視され、「七つの大罪」に匹敵する実力と魔力を持った最強の人物。

世界を人間だけの世界にすると野心を抱き、狂いだした王となった彼について、今回はまとめていきたいと思います。

お知らせ

本内容は黙示録の四騎士の漫画の内容を含みます。ネタバレを好まない方はこちらで閉じてください!また黙示録の四騎士の画像を「引用」させております。「引用の範囲ではなく」問題がございましたら問い合わせページから連絡頂きますと即刻消させていただきます。(集英社/尾田栄一郎様)

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アーサーとは


まずアーサーについてまとめていきます。

元々はリオネス王国で暮らしていたごく平凡な少年でした・・・

ある日を境にして彼は里子として聖騎士の家系に引きとられてしまいます。

聖騎士になるべくして毎日を鍛錬していましたが、意地の悪い義兄に疎まれた為に死にかけてしまいますが、リオネス国王であるバルトラによって一命を救われる事になります・・・

バルトラはアーサーが王になると予言し、未来を予知する魔力「千里眼(ビジョン)」によってアーサーの王への道は開かれていきます。

そして聖剣・エクスカリバーを抜き、彼は「キャメロットの国王」となりました。

アーサーは「ブリタニア大陸に住まう人類を導く存在になる未来」を託されていくのです。

作中においての彼の存在感は、言うなれば王道の騎士とも言える程にまっすぐな性格をしています。

本来ならば敵対すべき七つの大罪を英雄視し、尊敬してもおり、メリオダスにして尊崇する程の敬意を持って接する程です。

快活かつ礼儀を忘れずに、また尊敬すべき人に対して無邪気になれる子どもの様な存在感。

それがアーサーでした・・・

しかし彼もまた、相当の実力者でもあり、七つの大罪に負け時劣らない強大な魔力の持ち主でもあるのです。

でもアーサーは自分の魔力の性質を知らずにいました。

膨大な魔力を持っているにも関わらず、彼はそれを扱う事も満足に出来ずにいました。

英雄となり、人々の為に戦いたいとする純真な想いをただ抱きながらに、彼は凄まじい程の修行に明け暮れていきます。

剣術においては強くはなるも、魔力を使う事の出来ない彼は、しばしばと劣勢に強いられてしまい、事あるごとにメリオダスに救われてしまう事になります。

死に物狂いの鍛錬よって魔神族とも対等に渡り合える剣士としての実力は持つも、それは実力では無く、聖剣によってもたらされた与えられた勝利と感じてしまいます。

そして十戒の1人であるキューザックによってアーサーは打ち倒されてしまいます。

七つの大罪が魔人族の王である魔人王を倒し、アーサーは従者であるマーリンによって死の淵から復活を果たします。

大量の魔力が蓄えられた泉の力を使い、聖剣の力を加えて蘇ったアーサー。

当初は暴走をしてしまいキャスの不意打ちによって右腕を失ってしまいます。

しかしマリーンの尽力と共に、戦いの中で王として役目に、人類を安息出来る王国を創る事が自らの成すべき役割だと悟ります。

自我を取り戻した彼はキャスを自らに取り込み、アーサーは「混沌の王」として新たなる再生を果たしたのです。

世界そのものを生み出した存在である混沌。

それは魔神王や最高神を生み出した存在で、アーサーは混沌としてブリタニアに新たなる時代と人類を次なる世界へと導く決意を固めていきます。

そしてそれは後の時代における新たなる火種ともなっていきました・・・

アーサーの能力


作中においてアーサーは主に自分が抜いた聖剣である「エクスカリバー」を武器にして戦っていました。

これはアーサー王の代名詞とも言える武器もとい聖剣であり、歴代様々な高名な騎士達と共に戦いの中に活躍し、また混沌の力を宿した伝説の剣として恐れられていました。

圧倒的な破壊力を持ち、幾度無くとアーサーの危機を救ってくれた聖剣。

それが唯一のアーサーの能力でもあったのです。

作中においてアーサーの魔力は全ての根源となる魔力「混沌(カオス)」であり、これはこの世の全てを生み出したとされる混沌の力の根源とも言えます。

ただしこの力においては謎が多くあり、この力はアーサーをどの様に導いていくのかが不明ともされています。

混沌の王としての魔力とされてはいるも、その詳細に関しては詳しい説明はなされてはいません。

ただ解っている事は、

混沌とは世界を創り出す事が可能な力であり、その後に魔神王と最高神や神樹を生み落としたとされています。

魔神王は魔界と魔神族を従えていき、最高神は天界と女神族を生み出していきます。

神樹は妖精界と妖精族を創り上げていき、後に混沌は巨人族を生み出し、最後に人間を造ったとされています・・・

アーサーを乗っ取ったキャスも生み出したとされる混沌。

ここまで書けばまさに根源とも言える存在です。

つまり混沌とは一つの実体のない生命の生きる上での「力の意志」となり、これは魔神族すら畏れ、闇と女神族すら崇める力の源とも言える存在なのです。

アーサーはこの力を手にした事で、最強の能力を得た事になるのですが、それは大きな責任を伴い、また代償を支払う事にもなっていきます・・・

次作となった「黙示録の四騎士」では「カルンウェナン」と呼ばれる剣を装備しており、これは幾度となくに刃が欠けても再生してしまう剣でもあります。

そして例え折れようとしても再生してしまう混沌の神具。

混沌の王となったアーサーにとって「カルンウェナン」は、何をもたらしていくのでしょうか?

アーサーはラスボス!?

アーサーラスボス

黙示録の四騎士23話引用©鈴木央/週刊少年マガジン

「黙示録の四騎士」の中に登場するアーサーは、狂王と呼ばれる程にかつての面影を失った野心家もとい支配者に成り果ててしまった、いわゆるなれの果てとも言える存在です。

そしてアーサーは、パーシバルの人生を狂わせてもしまいます。

パーシバルの祖父を殺し、父親を暴走させ、多くの人々を狂わせていくアーサーは、かつての王としての責務ではなく、野心を持って人間以外の種族を根絶やしにしようと動きます。

人類の全ての王としてアーサーは、自分のその野心を阻止しようとする存在でもある「黙示録の四騎士」を亡き者にし、配下である混沌の騎士を動かしてしまいます。

パーシバルは家族を失い、また平和な時代を狂わせてしまう行動を行ってしまったアーサーは、かつての好青年ではなくなっていました・・・

己の野心を満たす為に悪逆非道を行う王として覚醒してしまったと、この彼の暴挙とも言える行動は、多くのファンを驚かせる行動とも言えます。

彼がラスボスとして「黙示録の四騎士」で活躍しているのかと、その行動に関しては謎の部分が多くあり、現在のところでは確信を持って、こうであるとは言えません。

ただ現在の多くの考察の中で語られている事は、アーサーは別人では無いのかとの意見もあるのです。

彼は魔人族との戦いににて、多くの国民を失い、領土や国をも失ったとも言えます。

自分の力の無さや、また王としての責任や責務を果たせなかった事に対しての罪悪感など、彼は自分の行いに苦しむ事になってしまいます・・・

メリオダスの様な英雄になる事も出来ず、彼に追いつく事の出来ない、ただの憧れに酔いしれているだけの子どもと、「七つの大罪」に対する憧れは凶器として変化していきます。

現実と理想と限界と事実。

この全てにおいてアーサーは自分が王に相応しくない人間と、アーサーの心の内にある光と闇が交差していく状況ともなっていきます。

アーサーが使っていた聖剣であるエクスカリバーは、そんなアーサーの心境を語るかのように、黒と白の羽根を生やしてもいました・・・

これは作者いわくに、アーサーの心情を表現している現状でもありと、大きな心理的な葛藤があり、彼は自分が力の無い理想主義者である事を痛感していた証拠とも言えます。

現実と理想を追い求めていき、限界を思い知らされ、その事実を突きつけ得られてしまったアーサーにとって、自分は王に相応しくない人間だと思い知らされます。

しかしそんな時に手に入れてしまった力こそが、「混沌」でした・・・

全ての根源であり、また全ての始まりでもあり、終わりでもあるとされる、混沌の力。

コレを手にした時にアーサーは暴走をし、またキャスにも狙われてしまいと、さらなる追い打ちの中で、彼は全ての原因は争いもとい聖戦にあると悟ります。

自分を信じてくれた国民が失われてしまったのは聖戦であり、また国が滅んだのも聖戦であり、自分を信じて希望を託す国民を救う為に世界を新たに創造する決意。

死すらも克服し、そして弱き人間を見下し排除する存在である多種族の根絶。

それがアーサーが王として覚醒し、彼が求めた答えともなったのです・・・

混沌の力を得て、白と黒の心が交差した結果に混じり合い、導き出された答えは、全ての人類を救い、そして人類が二度と窮地に立つ事の無い世界の創造。

アーサーは混沌を持つ王として君臨する事を決意し、その果てに狂い出した王となったと考察されています・・・

少なくとも現在のアーサーを見る限りでは、人類の為に行動していますが、何か大きな失敗をしてしまうのではとの懸念もあります。

アーサーは死亡したの!?

結論から申し上げますと当然アーサーは死亡しておりません。

作中におけるアーサーの変貌は、まさに「理想が歪んでしまった王のなれの果て」とも言えます。

人間以外の種族を殲滅しようとしているアーサーは、理想郷であるキャメロットを再興させて、自身の野望を阻むであろう「七つの大罪」「地獄の黙示録」を倒そうとしています。

さてここで疑問となるのがマーリンの存在ともなります。

アーサーの暴走とも言えるこの無謀な行動は、マーリンならば止めようともします。

まして今回の彼の行動は、もはや暴挙とも言える行動でしか無く、下手をすれば人類が全ての種族に敵対しされてしまう可能性もあります。

こんな暴挙に出るアーサーを止めようとはしないのかと、マーリンの思惑は何処にあるのかと考えてしまいます。

作中や多くの考察の中では、決別したとされており、偽物を傍に置いているなど、謎の行動を見せています。

アーサーはマーリンの事を、どう思っているのか?

彼女の不在の中で彼が感じる想いは、その先にある大きな謎も浮上してきます。

ただ解る事は、アーサーは以前の様な存在ではなくなってしまっている事です。

これは混沌の力を手に入れた結果に、暴走してしまったと考えられてはいますが、その背景に至っては不明な部分が多くあり、簡単な答えを導き出す事は出来ません。

多くの人々の死や、理想の現実に、自分に託されている国民の想いなどと、アーサーを圧迫していく環境は実に複雑化した問題とも言えるでしょう。

現在の彼等は名君とも言える様な存在ではなく、多種族に対して敵対心を向けており、それは「七つの大罪」のメリオダスへの敵対心も強くなっている事です。

かつての憧れていた彼に対して、憎しみを抱いているのか、それとももっと別の感情を抱いているのかと、その動向に関しては謎の部分が多く、彼の真意は謎のままです。

ただ解っている事は、アーサーは混沌の力を得ており、かつての魔法が使えないアーサーでは無くなっている事が謎を解く鍵なのかも知れません。

アーサーは何処へと向かおうとしているのか?

それが「黙示録の四騎士」におけるアーサーの破滅となるのか、それとも彼の再生となるのかが見どころともなるかも知れません。

アーサーとメリオダスは再開するの!?

ここで気になるのが、アーサーとメリオダスとの再会となります。

少なくとも良い再会とはならないでしょう。

現にアーサーはもう引き戻せない状況に至ってしまいと、もう引き戻せない状況までに来ています。

メリオダスは現在は多種族の上に立つ立場でもあり、今回の戦争に関して王として動かなければいけない立場にいます。

もし合えば間違いなく戦争となってしまうでしょう。

しかしアーサーは本当に、あのアーサーなのでしょうか?

彼がまるで別人の様になってしまったと思えてしまうのには、やはり大きな背景があります。

それは理想ゆえに自分の意思を失い、混沌によって本来の意識が歪められているのではと、考えられます。

仮説なのですが、アーサーは理想の王になるべくと、自分の人格を変えたのではと、思えます。

今のアーサーが本当にアーサーなのであるのか?

その結論が語られる日を見たいですね。

まとめ

今回は黙示録の四騎士に登場するアーサーについてまとめました。

最強の力を持った王。良い方向に行けばよいですが、力がある分、最悪自分に抗うものを簡単に滅ぼすことも可能ですよね。

アーサーなりに混沌の王になったことで多くの苦悩があったのでしょう。

昔のピュアなアーサーに戻って欲しいですね。

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