マンガワンにて連載されていた人気漫画『ケンガンアシュラ』
ド迫力のバトルシーンと先の読めない展開で読者を楽しませてきました。
作中で世界最強を決める拳願絶命トーナメントが開催され、優勝者も決まりました。
しかし、組み合わせの妙もあり実力が発揮しきれないキャラもおり、本当の強さランキングでは読者によって意見が分かれています。
今回は個人的な意見も交えつつ、最強ランキングTOP10を紹介していきます。
ケンガンアシュラ最強ランキング
ケンガンアシュラ最強10位:今井コスモ
ケンガンアシュラ最強ランキング第10位は今井コスモです。
拳願絶命トーナメントでアダム・ダットリー、阿古谷清秋に勝利、十鬼蛇王馬に敗北しベスト8入りしました。
171㎝と圧倒的に小柄ながら必殺の「締め技」を持っており、決まればどんな相手でも倒してしまえるほどの威力を持っています。
また「ゾーン」「先読み」といった締め技を決める確率を上げる能力も持っています。
小柄でパワー不足のため打撃戦で苦戦しダメージを負いやすいですが、「万全の状態であればどの相手にも勝つ可能性がある」という期待値込みで10位にランクインしました。
ケンガンアシュラ最強9位:御雷 零
ケンガンアシュラ最強ランキング第9位は御雷 零です。
拳願絶命トーナメントでは根津マサミ、鎧塚サーパインに勝利、黒木玄斎に敗北しベスト8入りしました。
暗殺拳「雷心流」の使い手で、スピードは他の追随を許しません。
並の闘技者であれば目に見えない一撃で決着がついてしまいます。
ただ一撃の威力はそこまで重くないので耐久力のある闘技者だと、耐えられてしまうのが難点です。また御雷の耐久力が弱いので「肉を切られて骨を断つ戦法」ができる相手だと分が悪くなってしまいます。
そのため、鎧塚サーパイン戦も苦戦してしまいました。
競技者は上位ほど体格がよく耐久力も高いため、どんどん分が悪くなります。そのため9位ランクインとなりました。
ケンガンアシュラ最強8位:ガオラン・ウォンサワット
ケンガンアシュラ最強ランキング第8位はガオラン・ウォンサワットです。
拳願絶命トーナメントでは金田末吉に勝利、加納アギトに敗北しベスト16入りとなりました。
ボクシングの世界王者かつムエタイの達人でもあり、2つの格闘技を合わせた戦法はあと一歩で加納アギトを倒せるほどでした。
作中での戦闘シーンが多くなく、ほかの強敵との戦闘シーンも少ないことから、ランクイン入りが非常に悩ましいキャラでした。
しかし、あの加納アギトに「過去の誰よりも強敵だった」と言わしめた実力者をランクイン入りさせないわけにいきません。そのため8位ランクインとなりました。
ケンガンアシュラ最強7位:桐生刹那
ケンガンアシュラ最強ランキング第7位は桐生刹那です。
拳願絶命トーナメントでは二階堂蓮に勝利、黒木玄斎に敗北しベスト16入りとなりました。
孤影流という流派の技がベースにあり「瞬(またたき)」という、消えたように錯覚する移動法、「羅刹掌」という、当たると身体が螺旋状に変形する技を主に使用します。
これだけでも相当強いのですが、十鬼蛇王馬の流派である二虎流の技も使えます。
一撃必殺の威力を持つ技を持ちつつ、様々な相手に対応できる技の多彩さが桐生刹那の強さになっています。
トーナメント外で十鬼蛇王馬に敗北してしまっていることから、二虎流の完成度は本家には及ばないことが想像できますので、7位ランクインとなりました。
ケンガンアシュラ最強6位:若槻武士
ケンガンアシュラ最強ランキング第6位は若槻武士です。
拳願絶命トーナメントでは室淵剛三、ユリウス・ラインホルト、ムテバ・ギセンガに勝利、十鬼蛇王馬に敗北しベスト4入りとなりました。
拳願試合において歴代最多勝利闘技者として、すべての闘技者から一目置かれています。
筋肉密度が常人の約50倍以上という超人体質で普通の殴る、蹴るが必殺の威力になっています。
「爆芯」という力を溜め一気に放出する技はまともに当たると、並の闘技者では耐えられません。
一発の威力は闘技者の中でもトップクラスです。
しかし、剛に偏りすぎている面もあり十鬼蛇王馬戦では敗北を喫してしまいましたので6位ランクインとなりました。
ケンガンアシュラ最強5位:十鬼蛇王馬
ケンガンアシュラ最強ランキング第5位は十鬼蛇王馬です。
拳願絶命トーナメントでは因幡良、呉雷庵、今井コスモ、若槻武士に勝利、黒木玄斎に敗北し準優勝となりました。
二虎流という多彩な技を持つ流派を得意としています。これだけでも並の闘技者は敵わないのですが、最終奥義「前借り」で自らの命を削ることで爆発的に身体能力が上がります。
この「前借り」を使うことで多くの強敵を倒してきました。
準優勝なのにランキング5位?と疑問に思う方もいるかもしれません。理由は2つあります。
上位4人が戦い、勝つことだけに執着すれば十鬼蛇王馬よりも強いと思われること。
「前借り」で命を削らなければ、トーナメントで勝ち上がれなかったことです。
上位4人についてはこれから紹介します。
「前借り」に関してはリスクが強大で、ケンガンアシュラでは決勝戦の後に命を落としてしまいます。再現性のない強さと捉えられるので、トーナメントの結果を加味して5位ランクインとなりました。
ケンガンアシュラ最強4位:呉 雷庵
ケンガンアシュラ最強ランキング第4位は呉 雷庵です。
拳願絶命トーナメントでは茂吉・ロビンソンに勝利、十鬼蛇王馬に敗北しベスト16入りとなりました。
暗殺業を生業とした一族である呉一族の一員であり、その中でもトップと思われる戦闘力を持っています。
「外し」と呼ばれる脳のリミッターを解除し爆発的な力を得る、いわゆる火事場の場馬鹿力を意図的に使用することができます。
解放率が%で表せるのですが、呉 雷庵は100%。50%超えれば優秀とされているので呉 雷庵の解放率は異常であると言えます。
トーナメントでは十鬼蛇王馬に敗北しますが、技をわざと使わずに力押ししたうえでの敗北。
蹂躙を楽しもうとせず、最初から勝負を決めにいけば間違いなく勝利していたと思われます。
そのため十鬼蛇王馬より高い4位でのランクインとなりました。
ケンガンアシュラ最強3位:ムテバ・ギセンガ
ケンガンアシュラ最強ランキング第3位はムテバ・ギセンガです。
拳願絶命トーナメントでは目黒正樹、関林ジュンに勝利、若槻武士に敗北しベスト8入りとなりました。
プロの傭兵でトーナメントも金で雇われて参加しています。
そのため、若槻武士戦ではまだ戦える状態だったにもかかわらず、本業である傭兵の仕事に影響が出るリスクを鑑みて棄権しています。
ムテバ・ギセンガの強みは相手の急所を容赦なくつき、その結果として命を奪うことにも躊躇いはありません。
視力が全くない全盲ですが、その分聴覚や嗅覚等が異常に発達しており目で視ている以上に視えていると語っています。
戦い方も力任せではなく軍隊格闘術や中国拳法を用いており、穴がない闘技者です。
若槻武士戦もリスクを鑑みなければ勝利していたと考えます。
働きに見合った報酬さえもらえれば何でもやり遂げることから戦いを純粋に楽しむ闘技者とは一線を画しています。その点を大きく考慮して3位でのランキングとなりました。
ケンガンアシュラ最強2位:加納アギト
ケンガンアシュラ最強ランキング第2位は加納アギトです。
拳願絶命トーナメントでは大久保直也、ガオラン・ウォンサワット、初見泉に勝利、黒木玄斎に敗北しベスト4入りとなりました。
トーナメントの主催者である片原滅同の護衛者で最強が名乗ることができる「滅堂の牙」五代目として拳願仕合最強の戦士として君臨しています。
このトーナメントで黒木玄斎に敗北するまでは無敗でした。打撃、寝技等すべてにおいてトップクラスの技量を持つオールラウンダーです。
敵のどんな攻撃にも適応し、試合中に対応しきってしまう強さがあります。
ただ、加納アギトの対戦相手は全員が強敵で毎試合加納アギトは一時的に追い詰められてしまいます。
そして試合中に自らのスタイルを変え窮地を打破してきました。
「無形」という相手に合わせる従来のスタイルではなく、無数の選択肢から様々な状況に対応できるスタイルも持っています。
また、「先の先」という敵の気の起こりを読み動く前に打つ技術持っています。
この技術は原作内で「究極の技術」と評されており、この技術を持っているのは黒木玄斎と加納アギトの2人のみです。
準決勝の黒木玄斎戦は事実上の決勝戦との声も多く、トーナメントのベストバウトと言えるでしょう。これらの理由から2位でのランクインとなりました。
ケンガンアシュラ最強1位:黒木玄斎
ケンガンアシュラ最強ランキング第1位は黒木玄斎です。
拳願絶命トーナメントでは理人、桐生刹那、御雷零、加納アギト、十鬼蛇王馬に勝利し堂々の優勝となりました。
一言でいうと最強、誰も叶いません、どうやって倒すのか見当もつきません。
修行の回想シーンでは拳銃で撃たれるシーンがありましたが、持っていた砂の入った大壺で弾丸を防いでいました。
並みいる闘技者が武器を持っても倒せるかどうか分からないレベル、それが黒木玄斎です。
トーナメントの最中にもほかの闘技者から「次元が違う」と言わしめていました。
あらゆる動きが達人であり、「先の先」も習得、必殺技である「魔槍」という貫手も強力です。
バトルマンガにおいて主人公を倒してし、結果的に命を奪うキャラがいたでしょうか。
あらゆる面で「次元が違う」黒木玄斎がケンガンアシュラ最強ランキング1位となります。
まとめ
今回はケンガンアシュラ最強ランキングについてまとめていきました。
下記に簡単にまとめます。
ケンガンアシュラ最強は「黒木玄斎」それだけは揺るぎようのないランキングでそのほかは読者によって変動があるかと思います。
ケンガンアシュラは完結しましたが、続編である『ケンガンオメガ』がマンガワンにて連載されております。
これまでに登場したキャラはもちろん、続編で新しく出てくるキャラクターも強く、魅力的です。
また、ケンガンアシュラは読み進めていくと分かりますが回収されていない伏線が多数あります。
それはすべて『ケンガンオメガ』における重要な要素であり、物語の中核を担っていきます。
ケンガンアシュラを読んだうえで続きが気になる、好きなキャラの続編での姿が見たいという方はケンガンオメガを読破することもお勧めします。
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