【このすば】魔王の正体とは!?能力や過去、娘の存在についてもまとめていきます。 - VOD Introduction

【このすば】魔王の正体とは!?能力や過去、娘の存在についてもまとめていきます。

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「このすば」の略称で親しまれているライトノベル作品「この素晴らしい世界に祝福を!」は、原作小説が17巻ですでに完結していますが未だに根強い人気の作品です。

主人公のカズマをメインとした構成の王道ストーリーですが、作品の人気の秘密はやはり個性溢れるキャラクター達にあるといえるのではないでしょうか?

今回は「このすば」のラスボスキャラクター・魔王について、ネタバレも合わせて解説します!

お知らせ

「ダンまち魔王」についての内容はネタバレを含みます。ネタバレを好まない方はこちらで閉じてください。

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魔王の正体

魔王の正体は「八坂恭一」という人物です。

カズマが「日本人なのか?」と質問した時に「ニホンのことは知らない」と答えていたため、どう見ても日本人の名前のようですがそうではないようです。

なぜ日本人のような名前になったのかは不明です。

すでに全盛期を過ぎた老人ですが、8人の幹部と魔族やモンスターを従えているれっきとした魔族であり、チート能力が使える実力者でもあります。

スピンオフ作品では、「現在の魔王は元チート持ちの孤独なソロプレイヤーで元の魔王を討伐した結果魔王になった」話が描かれているため、このソロプレイヤーが魔王であると紐づけられています。

幹部のうちのひとりであり、彼自身より強いという魔王の娘が存在していますが、ストーリーラストまで登場する事は無く作品は完結してしまいました。

魔王と魔王の娘に関するストーリーが見られることはありませんでしたが、カズマが《窃盗(スティール)》のスキルで魔王から盗んだ宝物の名前は「娘の手作りのハンカチ」だったことから、意外と親バカだったのかもしれません。

魔王の能力

魔王の能力は魔族を強化するサポートタイプのチート能力を2つ持っています

1つ目の能力は、「魔王の傍にいるモンスターや魔族が強化される」能力です。
あまり強くない下級のモンスター(ゴブリンなど)でも中堅クラスの冒険者と渡り合えるほどに強くなるかなり厄介なスキルです。

2つ目の能力は、「部下に対して加護を与えられる」能力です。
部下のステータスや弱点を能力で補助、強化することができます。作中で魔王幹部のベルディアは加護を受けて、神聖魔法に強い抵抗力を持つことができました。

スピンオフ作品に登場していた元チート持ちの孤独なソロプレイヤーの話と持っている能力に食いちがいがあるので、本作とスピンオフは別物の可能性もありますね。

魔王 vs カズマ

『タイマンを望む冒険者との戦いから逃げられない』というルールに縛られている魔王は、アクアの女神の封印によって弱体化させられた後に、カズマにテレポートで世界一深いダンジョンの最深部に飛ばされた結果、タイマン勝負を挑まれます。

逃げ回りながら爆裂ポーションを投げたり、マナタイトを使用した魔法を使ったりと、姑息に戦うカズマ。

魔王は彼独特の戦い方に翻弄されつつ、弱体化している状態にありながらカズマを徐々に負傷させて追い込んでいきました。

戦闘中に自分の「ヒール」だけでは助からないと悟ったカズマは、魔王に引き分けを交渉しようと油断させた後に、人類最強の攻撃魔法「爆裂魔法(エクスプロージョン)」を放ちます。

めぐみんが繰り返し使っていたため唯一覚えていた上級魔法を土壇場で習得したカズマは無事に魔王を倒しますが、ダンジョン最深部で爆発魔法を使った彼自身も相打ちとなり、魔王とともに倒れてしまいます。

最終局面の攻防戦でカズマを追い込み負けを悟るとカズマを部下に引き入れようとした魔王でしたが、アクアに弱体化させられているにも関わらずラスボスとして機能しているいい立ち回りでしたね。

魔王の現在

魔王は現在、魔族を従わせていますが全盛期の状態よりも弱体化している様子。

サポートスキルとしてかなりのチート性能を誇る能力を持っていますが、発揮できる範囲は魔王の近くにいる魔族にのみ。

魔王の娘に力の大部分を引き継いでしまったから弱体化してしまったらしく、自分自身が前線に出て戦わずに部下を強化するスタイルで戦闘しています。

また魔王の娘はストーリーに登場していませんが、魔王の能力が受け継がれているため魔王と同じチートスキルが使えるものと考えられます。

魔王の過去

魔王は老いて弱体化した状態でカズマの前に登場しましたが、全盛期の頃の魔王のストーリーは明かされていません。

名前はどう見ても日本人のようですが、本人は「ニホンを知らない」と作中で話しているため、本当に日本人か魔族なのかどうかもわかりません。

作者の暁先生が書いたあとがきからすれば、なぜ魔王軍は人類を滅ぼそうとしたのか理由があるそうですが、こちらも詳細のストーリーについては不明です。

元々はカズマと同じ日本人の冒険者である可能性も高そうですが、れっきとした魔族と名乗っている以上は真偽は不明となっています。

魔王の娘の存在

作中では、魔王の娘の存在がほのめかされていますが、姿を現すことなく作品が完結してしまいました。

登場こそありませんでしたが、紅魔の里で魔王の娘の部屋がのぞける展望台があることで初めて存在が知られるキャラクターです。

「魔王の能力を受け継いでいる、魔王よりも強いキャラクター」ですが、王女アイリスと戦っている描写はなく、戦闘シーンは描かれていません。

小説11巻では、紅魔族の里へ攻め込み里を焼き払うも、紅魔族によって撃退されたことが分かりますが、本作でカズマたちのパーティーと直接顔を合わせることはありませんでした。

作者の暁先生のあとがきによれば、「武闘派王女にボロボロにされた挙げ句、城に帰れば爆裂魔法で散々に追い散らされた魔王の娘が、その後どのような苦難の人生を歩むのか」「(カズマの)義理の妹の方がもっと凄い功績を挙げていた」などと書かれているので、もしストーリーがあったとすれば魔王と同じく冒険者に苦戦しているのかもしれません。

また魔王の娘は後日談のためのキャラクターだと先生自身がコメントしているため、本編に登場させる予定がなかったことがわかります。

現在、作品完結から2年ほど経ちますが「このすば」のアフターストーリーがあれば、いつか登場してくれるかもしれませんね。

まとめ

最終巻で明かされた魔王の正体は、「八坂恭一」という名前でした。

日本人のような名前でありながられっきとした魔族であり、スピンオフ作品に描かれている「元チート持ちなソロプレイヤー」と一致する人物かもしれない、気になる設定が満載のキャラクターです。

カズマ戦でようやく登場した魔王ですが、詳細の設定やストーリーが気になった読者も多いのではないでしょうか。

最終巻で少しずつ明かされていった魔王の正体ですが、完結後も解明されていない謎は多くあります。

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