今回はジャンプ+で大人気の漫画作品である「スパイファミリー」の面白さや逆につまらないところを包み隠さずまとめていこうと思います。
春からアニメ化も決定しているので、「どういうアニメ?」という方にはぜひ見てほしいですね!
ではやっていきます!!
スパイファミリーの面白いところ
面白い理由1:設定が面白い
様々な裏稼業の人が登場しスリルのあるストーリー展開に加えホームコメディが混合したストーリーとなっています。
夫が「スパイ」、妻は「殺し屋」、子供は「超能力者」という3人の家族がお互いの本性を知らずにストーリーが進んでいきます。
本作の主人公である夫は「黄昏」の名で知られており裏稼業では知らない人はいない伝説のスパイとして君臨していました。
新しい任務には家族が必要だと言われ養子として女の子の「アーニャ」を引き取ることにしたのですが彼女には超能力があり、相手の心を読むことが出来たのです。
しかしそのことで気味悪がられていたことから黄昏には隠しています。
その後お互いの条件が一致したことから妻の「ヨル」と結婚することにしました。
彼女にも秘密があり、昼はOLとして働きながらも夜は殺し屋として働いていたのです。
しかしそのことも黄昏は知りません。
そんな家族がお互いの事を思いやりながら問題を解決するところにほっこりとしてしまいます。
スパイ漫画はシリアスなものが多い中でコメディ要素の強いことは面白さの最大の理由でもあり多くの読者を魅了している部分だと思われます。
面白い理由2:アーニャはすべてを知っている
先ほどそれぞれの設定について大まかに説明しましたが超能力を使えるアーニャだけは心を読めるのですべて知っています。
そのため人一倍周りを見ていてその展開を読んでいるだけで自然と明るい気分にさせてくれます。
またアーニャは、父と母のことをとても好んでおりスパイと殺し屋だということも気に入っているようです。
しかし捨てられないためにアーニャはそのことを周り含め誰にも言っていません。
すぐにもばれそうな関係性をばれずにうまくいっているのもアーニャの力によるものが大きくあります。
心が読めるため表情の少ない黄昏などの心の声が分かることでより見やすくなっています。
心の声を読めるアーニャの駆け引きも面白い理由の1つです。
面白い理由3:癒し要素が高い
常にストーリーが進んでいるわけではなく日常的な場面が多いのもこの作品がシリアスにならずコメディ要素の高い作品になっている理由の1つです。
その中で夫婦の間での胸がときめくような展開や絶妙に頭の悪いアーニャの行動が見ている読者を癒していきます。
そのほのぼのとした要素が多いことで最近の漫画には少ない適度なアットホーム感が魅力となっています。
また最近のジャンプは激しいアクションの多いものや驚かされるような展開のものが多くこんなにほのぼのしているものも珍しい気がします。
そういう面でも新しいジャンルの作品が出てきただけでも見てみる価値はあるように思えます。
面白い理由4:他にはないおしゃれな作画
表紙の色合いなどが他の漫画に比べおしゃれな雰囲気があります。
また作中でもその画風から可愛らしい描写も多く登場する子供もどれも特徴的ではあるもののそれぞれ違った可愛さがあるのも魅力の1つです。
また内容を知らずとも表紙を見ただけで気になって読んでみる方も多いと思います。
作画だけで内容がないのではと思われるかもしれませんがそれ以上の魅力がストーリーには詰まっています。
面白い理由5:伏線はきちんとある
日常的なホームコメディ要素の多い本作ですがきちんと本筋のストーリーがあり何気ない日常や会話から様々な伏線らしきものが隠されています。
これは最近のジャンプらしい部分ですよね。
いくつか紹介しようと思います。
アーニャの年齢
アーニャは過去に3回ほど養子として引き取られましたが心を読まれることから気持ち悪がられ転々とされています。
そこで黄昏に引き取られる際は年齢を偽っているのではないかと思われます。
黄昏は小学校に通わせられる6歳の子供を探しておりその心を読み6歳といったのではないかとされております。
黄昏は出会った当初4~5歳くらいだと見た目から推測しておりアーニャは嘘をついて養子になったと考えられています。
その理由となるのが小学校での日常会話です。
他の生徒に比べ明らかに会話が幼稚な印象があります。
また勉強にもかなり苦戦していることからも年齢を偽っていたのではないかと思います。
しかしながらその設定があることで不自然なくらい馬鹿っぽくても可愛い印象があります。
またこの出来事はいずれ本編でも触れていきそうです。
アーニャの超能力
アーニャは生まれ持って超能力を持っていたわけではなく謎の組織によって作りだされた伏線があります。
本編でも「被験者007」と記述されていることから他にも被験者となっている子供がいるのではないかとも言われています。
またこの組織ついても全く触れられておらず謎の組織という記述しかありません。
しかしのちに飼うこととなるペットの犬もそこで実験されたのではないかと思われる描写が度々出てきました。
しかしそのペットは未来を見る能力を持っておりそのことから見ても超能力はそれぞれ別の能力なのではないかとも考えらえます。
この伏線についてはスパイとして国を守る黄昏にとっては見過ごせない案件だと思われることから展開が楽しみです。
個人的には世界観が崩壊するほどの超能力が出てこなければいいなと思います。
アーニャの母
アーニャの過去やその生い立ちについては3回養子に出されるも気持ち悪がられ転々としていたことしかわかっていません。
本作に登場する情報屋フランキーが調査するも年齢や両親の情報など過去の記録が一切分かりませんでした。
そのことから大きな謎の1つとされています。
また研究所の被験者だということが分かっていることからも親が捨てたのかそれとも奪われてしまったのか分かっていません。
しかし間違いなく情報を隠しているのは研究所側だと思われることからもかなり闇の深い組織だということが分かります。
なんの手がかりもないように思いますが実はアーニャには母の記憶があるのではないかと言われています。
その理由というのが小学校入学試験の面接の際「本当のママと前のママどっちが高得点だ?」という質問に対して涙していました。
そのことから記憶はあるのではないかと予想されています。
このことから分かるようにアーニャにはかなり過酷な過去があるのではないかと思います。
そう思うとより暖かい目で本編を見ることが出来ます。
少し伏線や謎について紹介しましたがかなり内容は作り込まれております。
1話からきちんと大切になるだろう部分の伏線があり、それがより読者を楽しませていると思います。
スパイファミリーをつまらない・面白くないという声
今までスパイファミリーの面白さについて紹介していきました。
しかしどんな作品にも面白いと感じる人もいればつまらないと感じる人もいます。
自分は面白いと思えるかどうかを判断するためにもスパイファミリーを面白くないと思う理由について考えていきます。
つまらない理由1:日常的なストーリーが苦手
本作はスパイや殺し屋など裏稼業の人達が多く出てきます。
しかし展開はとても穏やかでどんな場面でもクスッと笑える部分があります。
そのため軽い気持ちで見ることが出来るのがこの作品の最大の魅力だと思います。
そのためド派手な展開や毎回新しい発見のあるような作品ではないため刺激が欲しい方には少し物足りないかもしれません。
つまらない理由2:深読みした人には向いていない
先ほども説明しましたがこの作品はアットホームな世界観が魅力の1つです。
伏線などはあるもののギャグ要素が高いため深くまで考え展開を予想しようとする方は飽きてしまうかもしれません。
なぜならこの作品は日常的な場面が多く、本筋であるストーリーの進みがとても遅いからです。
しかしきちんと考えさせられる内容もあることから一気に読むと面白いかもしれません。
つまらない理由3:期待以上ではなかった
スパイファミリーはアニメ化が決定されるなど多くの人気があります。
そのため読んでみて期待以上には面白くなかったと思われることも多いようです。
また評価も高いことからより期待してしすぎてしまうことも多いようです。
しかしサスペンスとコメディの融合した本作は安心感のあるゆったりとした展開が人気の理由のためやはりリラックスして見たい人向けのような気がします。
最近のジャンプでは伏線や読者を飽きさせないスピードの速い展開などが好まれていますがそれとはまったくの違う作品だと思います。
そのため最近のジャンプにはない良さが出ています。
まとめ
今回はスパイファミリーの面白い、つまらないところをまとめました。
スパイファミリーの面白くないと思う理由についても考えていきましたが上記の事で分かるようにほのぼのとした日常系が好きな人には絶対に刺さる作品だと思います。
アニメ化制作会社もWIT STUDIOということですので、作画崩壊することはなさそうですね(笑)
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この記事を見てスパイファミリーに少しでも興味が出てくれたら何よりです!
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